38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

寒風、伊方差し止め仮処分。

2017年12月13日 | 農と暮らしの日記
石鎚山の7合目、成就社へ。
すっかり冬景色。

下はヒートテックにジーンズ。
上はヒートテックに綿のTシャツ、ネルのボタンダウン、フリース2枚の上に軽めのブルゾンぽいの着て、仕上げに畑で来ている防風雨ジャケット。
まあそんなに着込むほどの寒さではなく、0℃ちょっと下回るくらいだけど、なにせ僕の場合、体の内側のほうに防寒具がほとんどついていないので。

雪の石鎚、いいですね。
冬のあいだにまた行きたい。



月・火・水の3日間の記録をまとめて。
強い冬型で北日本や日本海側は吹雪の大荒れ。

月曜は曇り時々日差し、一時みぞれ。石鎚は粉雪舞う。
荷造り、市内配達、わけあって石鎚へ。戻って机仕事など。

火曜も曇り時々日差し。きょうも寒風。
収穫、出荷、机仕事など。夕方からは石油ストーブをつけた。

水曜も曇り時々日差し。風は弱まったけど冷たい一日。
ほぼ終日、机仕事やら家まわりであれこれ。



伊方原発3号機の運転差し止め仮処分の決定が広島高裁から出た。
地震やテロについては電力会社の対策を合理的と認める一方で、阿蘇山の噴火による影響について従来の司法判断よりも重視し、伊方原発の立地そのものを不適当とする判断をしたもの。

検討の材料にしたのは9万年前といわれる過去最大の噴火だそうだ。
そこまで考えていては人間は何もできないといわれればそれもそうだなと思う。だけれど、計画されている放射性廃棄物の地中処分には10万年の管理が求められるとされているわけだから、そういう時間軸で物事を考えなければならないのだろう。

伊方原発をとめる会は、こちら
これまで原発に関連して書いたことは、こちら


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池の草刈り、ごみ拾い。

2017年12月10日 | 農と暮らしの日記
日曜の朝、毎年12月上旬恒例で、地域の農業用水池の土手の草刈り。
この何年かは稲作をもうしていないから普段は用水のことを意識することが少ないのだけど、こういうときは水の大切さをあらためて思うという、ささやかなきっかけになる行事。
8時開始、9時半頃に解散。



3日分をまとめて。

金曜は未明からの雨が午前中は本降り。午後は曇り時々晴れ。
野菜の荷造り、午後配達、など。

土曜は晴れのち曇り。
ほぼ終日、机仕事や家のまわりの作業あれこれ。

日曜は朝のうちは快晴。
上記の草刈り、続いて健全育成協議会でスポ少の地域ごみ拾いの手伝い、これも恒例。
明日出荷分の収穫、午後は予報どおりの雨が降り始め、買い物、机仕事など。



直接は関係ないけど、西条市議会の12月定例会はあすから質疑と一般質問(月・火・水)。
ネットで中継もあり。予定される質問の内容はこちら
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小麦播種、エルサレム。

2017年12月07日 | 農と暮らしの日記
きょう12/7、ようやく小麦を播いた
一般的には11月のできれば早いうちに播くのがよいとされ、昨年は11/17播種だったから、今年は3週間遅れ。
それでも明日の雨予報を前に、12月「上旬」には済ませることができたから、とりあえずはひと安心。

ただ、例年より早い冷え込みもあり、今後の初期生育が心配ではある。
昨年は播種後1週間でもうかなり発芽が進んでいる。さらにその1週間後には最初の中耕をしていて、それが12/4だったから、日数だけでいえば、今年はちょうどクリスマスあたりに最初の中耕か。この寒さの中で、そんなに順調に進むだろうか。

そうだ、サンタさんに手紙を書いておこう。
「こむぎの めを だしてください。まだはやいようなら おしょうがつごろでも かまいません」



播種が遅れた原因を簡単に整理しておくと。

畑の面積そのものは余裕あり。
去年小麦を播いた畑が急遽使わせていただくことになったところでその後の作付け計画がなく、収穫後の夏場に少し草をはやしてしまった。

そこへ秋の長雨。
9月、10月と例の長雨となり、すべての畑で秋作の準備が遅れに遅れ、物理的に作業時間が足りなくなった。

小麦の優先順位が低い。
雨の合間に、使える畑を少しずつ整えては秋冬野菜を播いたり植えたりしてきたが、小麦は播種適期の幅がやや広いから後回しになり、もしもどうしても使える畑が間に合わなければ、1年休んでもいいかな、という思い。藤田家族の主軸は常にお客さんが待ってくださっている野菜セットであるのに対し、小麦はいわば「営業」で売っていくプラスαの品物なので。



師走に入り、さつま芋の取り込みや秋冬の作付けが束の間の一段落。
週に1、2日の雨はあるものの晴天日が多く、畑がどうにか乾いてくれた。やや草の多い畑を先週土曜に耕耘し、きのう再耕耘してきょう畝立て、播種。ちょっと荒っぽい作付で草がすぐに出てきそうだけど(写真のような土の状態)、播くならこのタイミングしかないということで。
早めの中耕・除草を!



火・水・木の3日間の記録をまとめて。

ほぼ晴天で、ただし気温がかなり低め。
水曜はこのあたりでも朝の最低気温が2度前後。松山では初雪を観測したそうだ。

火曜、野菜セット新居浜方面の配達。午後は市内で用事あれこれ。
水曜、机仕事、上記の小麦用の畑その他を耕耘など。
木曜、野菜セット荷造り・出荷、小麦の畝立て・播種、午後用事、夕方また小麦播種、明日出荷分の収穫。



米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と宣言。
あす、日本軍の真珠湾攻撃から76年。
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真冬並みの寒さ、厳重警戒を。

2017年12月04日 | 農と暮らしの日記
数日前の夜の食卓。
薫が忘年会で、僕と真だけの晩ごはんだと、こんなことに……。
まあ、薫がいてもこんなことになる場合もあるけど。

奥の魚の頭は先日も書いた鰆(さわら)のあら。
右の白いのはこの日にスーパーで買った真いか(西条産)の刺身。4杯でトロ箱400円+税とまあまあ安かったので。

そこに、想定外の蟹。
ワタリガニに見えるけど、近縁種かもということで、それはともかくありがたく我が家に来てくれたので、一躍メインディッシュに。副菜(?)はキャベツ(うちのはまだないので購入)と豚の酒蒸し。
海の幸はいずれも豊かな瀬戸内産。

蟹は小さいながら爪の先まで身がしっかりと入っていて美味。
大きさそのものは味に関係ないか、あるいは小さいほうが美味しいかもしれない。小さいと殻が柔らかいから、爪が面倒くさければワリワリ噛み砕いてもいいし(僕だけかも)。

これだけ海産物を食べていると、野菜の生産者であることを忘れる。
(忘れるなって!)



日曜ときょう月曜の日記をまとめて。

日曜はやや薄雲から晴れ時々曇り。
午前は育苗の播種また少し、畑の畦の大きな草(木!)の片付け、空豆最後の1行定植など。
午後はずっと片付けができてなかった3列分ほどを片付け。マルチ除去に手間取った。その跡をトラクタ耕耘など。

月曜は曇りで時々かすかな小雨。
午前は野菜セットの荷造り、市内配達など。
午後は明日分の収穫、荷造り。家まわりのあれこれ。



明日から少なくとも1週間ほど、真冬並みの冷え込み予報。
連日、最低気温が2~3℃、最高気温も10℃以下といった具合で、強風も予想され、平野部でも雪が降るかもしれないそうだ。

健康も交通安全も、その他いろいろ、急激な冷え込みなので、皆様くれぐれもお気をつけください。
自分も最大限に気をつけよう。
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師走始まり、畑の片付け。

2017年12月02日 | 農と暮らしの日記
9/11に播き、発芽が見事に揃った人参。
しかも、奇跡的に水やりまったくなしで。

を、きょう、トラクタでつぶした。
その後の雨続きで(ここは天気のことだけ書いておく)草とりも間引きがまったくできず。

え? まだ今からでもなんとかなるのでは?
と僕もまだ、この期に及んできょうも思った。

でも、なんともならないんですね。
いま、人参の部分は直径2~3mm、長さ2~3cm。もう下には伸びず、太ったとしても横に太るだけ。

振り返れば。
この約20m×4条×4列をまびきするくらいの時間、なんとかならなかったのか。

でも、なんともならなかった。
いかに天気がひどかったとはいえ、今回のはかなりもったいない。
なので、写真に残し、記憶にも残すことにした。



2日間の記録をまとめて。

金曜、師走の始まりは晴れのち午後は曇り。
午前、家の中に取り込んださつま芋の段ボール箱の整理、防寒。野菜セットの荷造り、市内配達。
午後、庭先で育苗の播種あれこれ。

土曜、終日の晴れ。
午前中に小さい畑2枚、午後に上記の人参畑を含む2枚をトラクタで耕耘。
人参を除く3枚は秋作のために空けてあった畑で、夏の間にいったんきれいになっていたのだけど、9月から10月の雨続きでその後の世話が遅れ遅れになり、気がつけば12月。
いや、12月になる前に気がついてはいたのだけど。



ようやく、この秋初めて、作付と収穫以外の畑仕事ができた。
この耕耘も作付の準備ではあるのだけど、ここまで遅れると、もう秋作の一環とはいえない。
まあ、だけど、畑が少しだけきれいになり、少しだけ安堵。



皇室会議が開かれ、天皇陛下の退位が2019年4月30日に決まった。
平成が始まったあの頃とは、国民の意識も変わってきたと言われている。SNSなど情報環境も大きく変わった。
淡々と、粛々と事が進んでほしい。
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