この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

NHKの受信料なんて払いたくない。なんて思ったことは一度もない。

2021-03-17 23:35:03 | テレビ
 NHKの受信料を払いたくない、という人が世の中には多くいるようです(こちら)。
 NHKなんて普段ほとんど見ない、だから受信料は払いたくない、というのならわかります(逆にNHKはよく見るけど、でも受信料は払いたくないという人は論外だと思います)。

 自分はNHKの受信料を払いたくないと思ったことは一度もありません。
 なぜか?
 理由は単純、NHKをよく見るからです。
 といっても別にニュースやドキュメンタリーを見ているわけではないですよ。
 毎週日曜日の将棋(NHK杯テレビ将棋トーナメント)を欠かさず見ているのです。
 たぶん将棋好きな人でNHKの受信料を払いたくないっていう人はいないんじゃないかなぁ。

 ちょっと真面目な話をさせてもらうと、NHKの受信料を払いたくないという人は、テレビ局は民放だけで充分だ、って考えているってことですよね?
 そう考えるのもわからないではないけれど、やっぱりそれって危険だと思うな。
 だって民放のテレビ局ってスポンサーに忖度しないといけないからね。
 極端な話をすれば民放のテレビ局って大企業には逆らえないんだよ。
 テレビ局の報道部が大手の自動車メーカーの不正の証拠を掴んだとしても、その自動車メーカーがスポンサーだったら、その不正をスクープ出来ない可能性すらある。
 だから、企業の顔色をうかがう必要のない国営のテレビ局は必要だ、というのが自分の考えです。
 といっても公正でなければならない新聞社も企業からの広告費で成り立っているようなところはあるけどね。笑。

 小難しいことはさておき、あと一つ、受信料を払ってもよいと思う理由があって、それはNHKのドラマは面白いから、というのがあります。
 NHKのドラマがすべて面白いかどうかはわかりかねますが、でも平均的なクォリティでいえば、間違いなく業界でトップなんじゃないかな。
 ちょうど一年前に見た内野聖陽主演のスペシャルドラマ『スローな武士にしてくれ』はめちゃめちゃ面白かったですしね。
 自分はそこそこ邦画も観る方だけど、この一年間に観た邦画で『スローな~』を越える作品って一本か、二本あるぐらいですよ。

 最近作で言えば『六畳間のピアノマン』もよかったなぁ。
 身元不明の男を雇う会社はないだろうとか、プロの歌手を夢見ているにしては歌が下手ではないかとか、そもそも村沢はなぜ派遣社員として働いていたのかとか、いくつか疑問はありますが、それを差し引いたとしても素晴らしいドラマだったと思います。
 特に第一話でパワハラ上司を、第三話で心優しき記憶喪失男を演じていたネプチューンの原田泰造はよかったですね。
 今クールでは『天国と地獄』の綾瀬はるかと高橋一生の入れ替わり演技が話題になっていますが、それを上回る豹変演技でした。

 そしてつい先日最終回を迎えたばかりの『ここは今から倫理です。』もよかったですよ。
 どこら辺がよかったかというと、、、長くなったので今日はここまで。
 続きは後日。
コメント (2)
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