この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

【折り紙建築士養成講座 in 九州】に参加してきました。

2017-10-16 22:05:45 | 折り紙・ペーパークラフト
 土曜日は【折り紙建築士養成講座 in 九州】に参加してきました。

 正直、今回の折り紙建築士養成講座はあまり乗り気ではありませんでした。
 なぜかというと折り紙建築に興味が湧かなくて、、、と書くとまるで折り紙建築だけに興味がないかのように思われるかもしれませんが、そうではなく、折り紙建築を含め、最近はペーパークラフト自体に情熱が持てなくなっているのです。
 
 理由も何となくわかっています。
 それは、これまでこのブログや講習会の場などで、オリジナルの折り紙作品を発表し続けてきたのですが、それらが世間で評価されたことが一度もないからです。
 なぜだろう、『スピカ』とか絶対的な自信があるんだけどなぁ。不切正方形一枚折りの立体の星でこれ以上の作品はないと思うのだけれど。
 これでダメだというのであれば、この先何を作ればいいのか、まったくわからない…。

 なので、仮に自分が折り紙建築を極めることが出来たとしても(簡単に折り紙建築が極められるとは思っているわけではありません)、それで世間に認められることはないだろうなと思うのです。
 こんなモチベーションじゃ到底創作なんて出来ない。。。

 それでもこの講座に参加しようと思ったのは、講師である有座さんにお世話になっているのと(といってもこの一年ブログを通じての交流はありませんが)、あと、仕事以外で誰かと話すということがまったくなく、人に飢えていたというのがあります。
 う~~~む、我ながら病んでるな。笑。

 会場は早良市民センター。早良区に来るのも久しぶり。こんなところがあったんだなぁ。
 センター三階の会場に着いてビックリ。
 参加者多っ。正確な人数はわかりかねるけれど、24、5人はいました。確か欠席者もいたはずなので、全参加者となると30名はいるってことかぁ。自分のコンベンションでの講習の参加者よりはるかに多い。
 有座さんの人望のなせる業なのだなぁと感心しました。

 ビックリはしなかったけど、「え?」と思ったのが、会費とは別にテキスト代1600円を徴収されたこと。
 渡されたテキストはきちんと製本されたもので、それが1600円で高いとは思わないけれど、高くないものなのだから事前にテキスト代は別途必要であることは知らせなくてもよいとは思わないので、そのことは事前にちゃんと教えて欲しかったです(確認したけど、解説ページには載ってなかったです)。

 第一回ということもあって、講習内容はごく簡単なものでした。
 これが講習で作ったもの。


   

 直線だけでどれだけ円を描けるか、やってみたかったのです。

 先ほど、折り紙建築には興味が湧かない、と書きました。
 興味が湧かないというのと矛盾しているようですが、ぶっちゃけ不満はいくつかあります。
 有座さんは講習の中でこう言われました。
 自由に作ってください、冒険してください、と。
 その言葉を信じて創作すると、後からダメ出しされるのです。
 切り込みを入れた部分が枠から飛び出さない方がいいとかそういったことです。
 確かに折り紙建築が飛び出すカードに端を発しているのであれば、枠から飛び出さない方が見映えがいいというのはわかりますが、冒険した結果枠から飛び出したのであれば、それはそれでいいんじゃないかなぁと自分は思います。

 家に帰って作った作品。


   

 作品名《波》
 紙が小さいので上手く表現出来なかったけど、もっと大きければ、引き波と押し波が交差するのが表現出来たと思います。
 ちなみにこの作品は折り紙建築ではありません。
 折り紙建築の大前提である「折り畳む」ことが出来ませんからね。
 それでも自分は満足しています。

 よい生徒にはなれそうにありません。笑。
コメント
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