秘境童仙房「高麗寺」de 鮮やか丹青(ダンチョン)②「三聖閣」「慰霊塔」

2021-08-30 12:26:13 | 南山城村へ行ったよ
広い高麗寺の境内の中で出会った方は、
「童仙房のこんな奥に寺があることを知ってもらい、
広い敷地をなんとか(観光)資源として生かしたい、
星空が綺麗に見えるんですよ、これから『桜の木』も植えたい、
やりたいことは山ほどある、水も電気も大丈夫。
この自然を生かして、観光の役に立てないかと考えている」と。

「夢は限りなく続く、夢の話でなく実現するために動いている」と語っておられました。
好奇心で訪れたワタシですがお話を聞けて良かったです、
おこがましいですが、「夢を叶えるために努力する」ことは
年齢に関係なく大事なことだと思います。
確かに、夜ここで空を見上げたら「満天の星」が見えるでしょうねぇ、
実際にこんな風景 「高麗寺の星空」を twitter で見つけました…

広い敷地を見渡すと、右奥には「白く高い塔」、
左奥の山の上に「オレンジの土台の建物」、高麗寺のランドマークのような建物が見えます。

この山の上に立つと「大和高原が見える」という情報なので、好奇心が背中を押す…
   六体の仏様の前を通って坂道へ
酷暑ではあるけれど高原を吹く風はちょっとした清涼剤、
木々の陰に入ると汗がさっと引く爽やかな風です。
頂上から境内を一望、そして
  とんぼ入りました、いい子だわぁ
海抜500mの童仙房の中でも高台のココから大和高原がグルっと見渡せる、絶景かな。
そして、ここでも「切妻屋根及びダンチョン様式」の「三聖閣
 

一段と高いところから見守る仏様
  ここにいらっしゃいます…
真っ青な空の飛行機雲と共に。

大雄殿・鐘楼堂の裏を通って白く高い塔に向かいます、
日韓友好平和の塔(慰霊塔)
    

 祈念の言葉
≪韓国は日本に最も近い隣国として、古來より文化、政治、経済に深いつながりを持って おります。
過去幾度か両国間において悲運な時代がありました。
特に第二次世界大戦中 日本に於て尊い犠牲となられた韓民族の方々の御霊を慰め
冥福を祈念するとともに世界の恒久平和と日韓両国の永遠の親善のために、
「日韓友好平和の塔」を建立し、友好の誓いとします。
1984年7月吉日 日韓佛教親善協会副会長  ≫

最後に、慰霊塔から「大雄殿」の壁画
  (またとんぼが入りました)
この鮮やかな壁画も「丹青(ダンチョン)様式」らしく、
これは単に美しさを求めるだけでなく、
防風・防腐し、劣化を防ぎ永く保存するための技法」でもあるそうです。

「異文化」に触れる旅もここで終わりとします、
 
最後に再び観音様とムクゲに見送られ帰ります。

ではまた
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秘境童仙房「高麗寺」de 鮮やか丹青(ダンチョン)①「龍王堂」「大雄殿」「鐘楼堂」

2021-08-29 12:42:19 | 南山城村へ行ったよ
前置き、
南山城村体験観光推進協議会HPで知った「高麗寺」
ここのHPは優れものです、行ってみたくなるように紹介されており、
初訪問でも大丈夫な書き方で、しかも観光客目線が嬉しい
なので、京都府唯一の『村』である「南山城村へ行きたいな」と思ったら、是非ご参考に

前回は、お盆の前8/8に初訪問、
秘境の地・童仙房の一番奥にこんな豪華絢爛な建物があることを知り、
またそれがまだ序の口だったということ。
「高麗寺」(童仙房簀子橋(スノコバシ))序章」』として投稿。
それからいろいろWeb情報を調べていると、
韓民族の伝統的建築様式(切妻屋根式)で建てられていること、
寺院を彩る色彩表現を「丹青(ダンチョン)」ということなど、知りました。(※ダンチョン

ここでは、日本の仏教建築類とは違う魅力を感じることができます。
童仙房の「高麗寺」は、
≪日本に住む韓国人、または在日二世の方々の心のよりどころとして開かれたところ。≫
ドラマやドキュメンタリーの類でしか見たことがない「朝鮮王朝」を
肌で感じることが出来る色彩やしつらえ、絵画など堪能できます、
異空間にいるような不思議な感覚です。
HPによると
≪様々な歴史を経て、好悪の感情が入り乱れて現在に至っているが、
高麗寺は一貫して、日韓友好と世界平和を主張している≫とのこと、
素直に、ぜひどうぞ、とおススメしたくなる場所です。

では、「白衣観音」様からもう一度…
  
白い「八重咲きムクゲ」ときりッとした立ち姿の「観音様」に出迎えられます。
お盆のころから続いていた長雨の影響があるかもしれず、川の傍には行かず、
龍王堂」へ直接行きました。
   「切妻様式」の屋根

傍には「龍乃池
 
芝生整備をされている方に聞いたことですが、
「池に鯉を入れたら、全部サギに食べられてしまった、
残念だったので、網を張り、テグスを曳いて自主防衛した」とのこと。
獣害用「傾向と対策」を怠ってはいけないと…

さて、白衣観音像の前から右奥に道は続いており、すぐに広い駐車場があります。
  

 天上には何があるのかと…

  
大雄殿」と「扁額」
まさに「威風堂々」。

「大雄殿」前で草刈りをしている方が正面を開けてくださいましたが、
気恥ずかしさもあって正面からではなく、横から…


   左・正面・右
ご本尊は「釈迦牟尼仏」、脇には「文殊菩薩」「普賢菩薩」、「不動明王」…う~ん?
天井の「龍」さんに目が行ってしまって…


本堂から外に出ると、大きな鐘が見える「鐘楼堂」。

おそらく、生まれて初めて見る大きさの鐘、HPによると
≪大きな鐘は9.3トン
世界は人類の歴史始まって以来、古今東西縷々として戦争が続いてきました。
今もなお、地球のどこかで戦争が行われています。
戦争のない世界人類の永遠なる平和と幸福を祈願して鐘を打つ≫
 
内心打ちたかったのですが、一人なので勇気がなく(意外と弱い…)。

この「鐘楼堂」を見ていると、山の上の方から下りてくる人がおられ、
ワタシ以外の見学者かと思いましたが、お話を伺っていると
「高麗寺」の代表世話人?の方らしく、「夢」を語ってくださいました…

まだまだ奥は深いというか広いので、次回につづきます。
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163号線押原から「野殿道」上る、再び「弁天池」。

2021-08-28 15:39:41 | 南山城村へ行ったよ
前回「野殿の弁天池&コウホネ」の続編です。
そうです、また行ったのです。
今回は国道163号線押原から「野殿道」(大河原多羅尾線)を上ります。
前回は下り…夕方ということもあって一台の車にも会わず。
今回は平日の午前中、前から(上から=野殿方面から)バキュームカー2台+軽自動車に出会う。
おっ、多勢に無勢これは単独のワタシが譲らないと…反対側の待避所に突っ込む(笑)。
山道では「上り優先」という暗黙のルールがあるようですが、
ここは生活道路だし臨機応変の譲り合いが大事。
上る車はワタシ一人、下りてくる車には数台出会いました、さすが平日!

ともかくひたすらグングン上る、クネクネ曲がる、
助手席に人が乗っていたら絶対酔うな

とんでもない前置きになってしまいましたが、本来の目的は「高麗寺/第2章」。
しかし、この「野殿道」を上りきったら風景が開け、左側に「弁天池」。
今日(8/27)は青空だし、きっときれいな池と花が撮れるかも、と寄ることにします。

  「無格社市杵島神社」石碑とちょっと朽ちた「祠」
橋があるとは知らなかった前回、今度こそこの石橋を渡って祠にお参りしようと。
渡ったはいいのですが、降り続いた雨と池の中の浮島みたいなところなので、
苔深く、水が靴に浸み込むほど、よく言えばふかふかで気持ちいい
ここから見る風景は綺麗で…空と池と森と空気、ささやかな絶景かな。
  「碑」と「弁天池」

 池に映る野殿の「空」

ぼちぼち終わりに近づいたか「コウホネ(河骨)」の花、数輪残る。
≪黄色の花びらのように見えるのはガク。
花弁、雄しべ、雌しべは退化していて、花の内側に収まっている≫のだそうです。
    
そして、鯉もいた(笑)。

では、「弁天池」を後にして、
 ここを右折すれば「三国越林道」経由で島ケ原へ

 真ん中にそびえるは「福常寺のヒノキ

ずっと道なりに
 ここまで真っ直ぐ進みます…

ではまた、「高麗寺」も続編になります。


ちょっと余談になりますが、
昨日、我がノートパソコンが熱暴走とやらを起こして、ストライキでした。
この酷暑のなか、もう少し労われ!と言われたような
涼しい環境にしてあげないと、と思いつつ人間ばかりが扇風機に当たる(笑)。
そして、毎年必ず動かなくなるのです。
充電を止め、放電待つこと2時間半、、、電源on、働いてくれるようになりました
なので、💻のために「冷却台(ファン付き)」を注文しました、
本当は、人間だってほしいのにね(笑)。
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野殿の弁天池、「コウホネ」と「水の神 市杵島姫命(イチキシマヒメ)」に守られる

2021-08-15 14:08:24 | 南山城村へ行ったよ
童仙房「高麗寺」を後にし、「通称・野殿道」を下ります。(訪問日:2021/8/8)
予習していたらこんな池がありますよ~~と教えられており、
読むだけでなく、やっぱりワタシは「現地主義」(笑)。

弁天池】という小さな池があるらしい、
通り道なので寄ることにします。
 周りは田んぼ、
農道に囲まれた小さな「池」ですが、なんか素朴なワクワク感…
それは、この暑い夏の池に「小さな黄色い花」が池一面に見えたから、

ふつう、こういう水辺に咲く花は「睡蓮」かなと思いますが、
一輪があまりにも小さく可愛い、
しかも「黄色」って、初めて見ます。

 この池の奥には「祠」。

 ここに見える「石橋」を渡れば、
「祠」の傍まで行けるのですが、「花」に気をとられて渡らなかった、(今思えば)残念

さて、この黄色い花、
帰宅して調べたら、やはり珍しい水生植物で「コウホネというそう。
近づけそうで近づけない「花」の撮影ですが
   
黄色くて丸いポチポチ、見えますか?
南山城村観光HPによりますと、
≪「5月~8月」にかけて楽しめる≫そうですよ、まだ間に合います(笑)。

また、この池の「祠の石碑」には『市杵島姫命(イチキシマヒメ)』と記されており、
市杵嶋姫命は、日本神話に登場する女神で、宗像三女神の一柱であり、水の神です。
天照大神(アマテラス)が須佐之男命(スサノオ)の剣をかんで吹き出した霧から生まれた神です。
その後、市杵島姫神は仏教の弁才天と習合したことから、通称で弁才天と呼ばれています。
≪この池のおかげで野殿には水不足がなく、まさに、弁天様は地元の守り神≫とのこと。

弁天様に見守られる野殿です。
その弁天池の「黄色の花・コウホネ」、
花言葉は、「秘められた愛情」「崇高」「その恋は危険」とか、 記憶に残りました(笑)。

では、「村道大河原多羅尾線」(野殿道)を下って帰ります🚙

ではまた、雨の止み間を狙い撃ちの散歩は続けています(笑)…
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「高麗寺」(童仙房簀子橋(スノコバシ))序章

2021-08-14 18:09:39 | 南山城村へ行ったよ
いささか消化不良の報告になってしまうことを先ずお断り。
本当は全てをちゃんと見てから報告したかったのですが、
最初に訪れてから、再訪問しようと思ったら「お盆の長雨」で、行けず
(ほんと長いですよね、こんなはずじゃなかった長雨で
お盆も泣いているようでまるで(私的に思う)「涙盆」です。)

実際「三国越林道」では、「崖崩れ予兆箇所」を数カ所見てきているので、
とても怖くて通れません です。

なので結局、初訪問報告になります、だから「序章」です。
晴天が続いたらきっと再訪問しますね…

こんな山奥にこんな綺麗な建物があるのか!?という不思議体験をした気分です。

宗教法人 曹渓宗総本山・高麗寺
場所は、ココ☟(童仙房の奥の奥ってかんじです、野殿からは約3㎞、7・8分で着きます)
  (再掲)
この道中、
 山道には「ウツギ」が群生、
山深く、緑深い場所で「白い花」を見るとホッとします

南山城村観光HPより
≪高麗寺は、日本に住む韓国人、または在日二世の心のよりどころとして開かれ、
本堂は1978(昭和53)年に建てられました。≫ また、
≪さまざまな歴史を経て、好悪の感情が入り乱れて現在に至っていますが、
高麗寺は一貫して、日韓友好と世界平和を主張しています。≫とのこと。

※『なぜ童仙房だったのか?』という謎は、このHPをお読みください。

山裾の道を縫うように走り、この案内が見えたら左折です。
(島ケ原中矢の道標案内板から約12.5㎞、やっとです(笑)。
平地なら大したことのない距離ですが…)

この先どんな山道を行くのかと思ったら、進むにつれ明るくなっていく感じです。

高麗ハイツという建物が正面に見えたら、そこはもう入口です。
 狛犬さんもお出迎えしてくれます
なかなか男前の吽形狛犬ですよ(笑)。

小さな橋を渡ると、道は細いですが車も通れます(本来の駐車場はもっと奥にあるらしいですが)。
目の前に白い観音さまがおられます、後ろには十三重石塔。
 「白衣観音像」
≪韓民族は、自分たちを「白衣民族」と呼ぶそうです。
白衣は、民族の歴史であり、誇りであり、伝統なのでしょう。
白衣観音像は、白衣民族の精神と思想を表しているとされます。
高さ10メートルの大きな観音様です。「ごくらくばし」を渡ってお会いします。≫(HPより)

白衣観音像の右向こうに何やら赤い橋と川の流れが見えたので、
引き寄せられるように行くと、なんと川へ下りる砂道もあり階段もあります、
その川向こうに極彩色の建物竜王堂」です。
    
間近で見て「Oh!素晴らしい」、この山奥の秘境の地にこの極彩色の建物、
ただ感動するのみ
そして、何やら渓流の傍には「龍神・・・案内板」ですが、

下の方が草に覆われて読めませんが…
ざっとこんなかんじでしょうか?
「龍神発見の経緯  令和三年 高麗寺 代表 ……潤
自由自在に水に潜り空中を飛翔するという龍神、龍王堂横のから池で
数十年無為に過ごす龍を哀れに思い、〇年かけて山からの清浄な水を引き込みたたえた。
それから龍神川左岸に密生していた熊笹を刈り取り、堆積していた土砂を削り取りした。
くりぬいた岩穴に鎮座する不動明王さまが、
長年お参りする方とてなく見捨て置かれ、汚れに任せておられた。
「少し待ってください、お身拭いさせていただきますから」と呟きながら、
橋を渡り山道に上がりふと振り返ると、これまで熊笹や土砂に隠れて見えなかったのか、
龍神川の一枚岩のなめ滝が、私の目に龍〇左目、鼻、大きく開けた口、
なんと右手で玉をつかもうとする龍神がありありと見え、現れた。」

竜は、水の神様、そして渓流の大きな岩穴に「不動明王」さま
   

「水を大切にし、水に感謝をささげる『龍王堂』」ここに建つ。
ここに来て良かったし、いいものを見せてもらえたし、
白衣観音様の後姿も有難く、空も一層清く見え…

この先の「本堂」などは、次の「章」までお預けです。


さて、野殿へ戻ります。
ではまた
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シガミエキョウト3府県境「三国越林道」楽し…

2021-08-13 17:42:53 | 南山城村へ行ったよ
野殿で、まだ少し見学したいところがあって、
施餓鬼の終わったその後、走りました🚙。
「西蓮寺」(伊賀市長田)から「やぶっちゃ♨」(伊賀市島ヶ原)を通り過ぎ、
「三国越林道」へ。
  ここを右折
島ケ原中矢地区に起点があるこの林道、
桜の名所であり、景色も良い、そしてサイクリング愛好家さんによく出会う道ですが、
ワタシには真似が出来そうにないので、いつも🚙。

南山城村野殿まで約10㎞。

「村道多羅尾線」までなら6.7㎞。
 このまま真っ直ぐ行くと「野殿」

 ここを右折すれば「多羅尾・信楽方面」へ行けます。

この道は、
山腹を伝うように上り、尾根道を走るので左側に景色が見え隠れします。
視界が開けたその途中には、
 「三国塚見晴台登山口」ここは、スルー(笑)

国道163号線を走っていると、山肌を縫うような道が見えるかもしれません、
それがこの林道です。
林道からももちろん国道は見えます…そして「東屋」、みなさん必ずここで休憩。
 ここからの風景はサイコー

   
島ケ原辺り、大和高原~室生火山帯、南山城村側の工事現場
全体が良く見えるので、通るたび現場の規模が大きくなっていくのがわかります、
一体何ができるのでしょうか?
(163号線ではダンプなどは通っていますが工事の様子は見えない現場です

もう少し進むと京都側に入って「三国峠展望台」があります、(南山城村観光HPより)
ここは下に車を止めて、山道を少し上りますが大した距離ではないので、
おススメです、遠景が素晴らしいところです。

『お斎峠』~『村道多羅尾線』~『三国越林道』のご紹介

突然話は変わりますが、
雨のお盆なのでとても大変な思いをされている方は多いかとお察しいたします、
我が家は、両家の墓掃除は家人、父の施餓鬼はワタシ、棚経はハハ担当(仏壇があるので)と
摩訶不思議な分担しておりますので、現在は大した用事もなく、 で散歩もできず、
もっぱら体力温存のため大人しくしております、
こんなんでいいのか!? と心配になります…

さて、
極道一本道なので迷うこともなく再び(連日の)「野殿」に着きました!
幾度来てもココは伊賀に比べ、やや涼しい~~
「林道」に入る時、ここにこの標識があるの?と、とても気になる「高麗寺」へ行きますが、
そこの住所は「童仙房」です、あしからず

ではまた
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村道「大河原多羅尾線」(「東海自然歩道」)、「大和高原」が見える道

2021-08-11 15:00:31 | 南山城村へ行ったよ
野殿の「六所神社」及び「福常寺」を後にして、
 時は17時20分過ぎ、まだ夕焼けではない。
看板の表示通り、163号線を目指します。

この道は、南山城村観光HPによりますと、
村道大河原多羅尾線(通称・野殿道)≫と呼ぶらしく、距離約6km。
この道を降りる前に google で地図を再確認、夕刻迫るのでとりあえず大河原まで降りること!
別に『ここは「野殿」』の案内看板を疑ったわけではないのです、
  (再掲)
本当に突き進んでいいのかどうかを確認したかっただけです
そしたらね、確認するまでもなく「前から🚗」(赤い車がね)が来ました!
「あぁ大丈夫だ、これは、行ける!!」と確信。

初めて走り下りる道ですが、まさかこんなに景色が良いとは…
もうビックリです、では
 視界が開けたところで
下に「木津川」、高原の上にゴルフ場か?
もう少し下ります…
  左右広角に見える場所です
アップで見ると、やっぱりゴルフ場ですね、目線が一緒、
国道163号線を挟んで向こうもやっぱり高原だぁ(笑)。
 「東海自然歩道」道標
(この道、歩いて上るのはしんどそう
まだまだ急降下します…当然ですがヘアピンカーブ多し
  スッキリと広がって見えます

  大和高原讃頌
奥の方には「室生火山群」の山々でしょうか

極めつけカーブ これは鋭角カーブですね、
奥に突っ込まないと曲がれません
その突っ込んだところに「山の清流」水飲み場です。
  
飲まなかったけど手は洗いました、
とっても冷たくて気持ち良かったです、ついでにタオルも洗って💦ふきふきです(笑)。

 奥から進む道を見ます…
こんなに広くなかった時は、切り返しで曲がっていたんでしょうか、怖ぁ。

「童仙房」側の道を上った時より、下りのせいもありますが
時間的には早かったような気がします、次回は「上り挑戦」ですね。


でもここに住む子どもたち、学校も統合されて、毎日「童仙房コース」の山道をスクールバスで通ってるんですね…(しかもマイクロバス🚌だし、運転手さんも大変だぁ)
≪毎日の登下校も大変ですが、子どもたちは元気に学校生活をしている≫そうです(今は夏休みだけどね)

少し話はそれましたが、実はまだまだ見どころはいっぱいなのです、
ではまた。
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南山城村野殿(ノドノ)の「六所神社」(京都府登録有形文化財)へ その2(福常寺と共に)

2021-08-10 12:38:04 | 南山城村へ行ったよ
 (再掲)
ここは、「野殿」。
南山城村の全体図を復習すると
 野殿の周りを童仙房が囲い込んでるような所ですね、
野殿を抜ければ、再び童仙房、その謎は…

道標の多い「三差路」、目的をもって進みたい所、
あっちこっち、(ワタシは)どっちに行きたいの?
  
3枚目の「不動の滝」の案内のある三差路を左に行くとすぐに、
消防団詰所・野殿区公民館、その隣に
 
【真言宗智山派「千宝山・福常寺」】
南山城村観光HPから
≪南山城村は柳生氏と深いつながりがあります。とくに野殿はそうです。
野殿氏は、柳生藩の家老職を務める重臣で、野殿村を領地として与えられ、
柳生藩江戸詰家老も務めるほど信頼が厚かったのです。≫
≪境内の宝篋印塔(ホウキョウイントウ)に永禄2(1559)年の銘があるので、
遅くとも室町時代には存在したことになる≫とのこと。
この高原地帯の野殿では、室町時代には「寺」があった、ということです。

本堂の裏手に回ると巨木が見え傍に石碑、
  「京都の自然200ヒノキ
1枚には収まらず分割です 。野殿の歴史を見てきた大木ですね。

このお寺の向いには
 「六所神社」はこっち

やっとのことで目的地に着きそうな予感
🚙は公民館敷地内の邪魔にならないところに停め、歩いて行くことに。
というのも、🚙で突っ込んでもいいものかどうかわからない時は、まず「下見」。
この「下見」が初めての場所ではとても大切。
万が一突っ込んでしまって、にっちもさっちも行かなくなる!ことだけは避けたいので…

歩いて正解!でした。
こんな子たちに会えましたから~~

番犬には見事吠えられ続けましたが 、この子たちは寄ってきてくれたので
獣害対策柵に人間が囲まれている雰囲気の狭い農道を歩くこと2・3分、

 まさに「鎮守の杜」。

六所神社(野殿)

   急に厳かな気分
森林セラピー感満載 、勧請縄も健在、
綺麗に管理された杉の林、真っ直ぐな参道を進みます
 第二の鳥居が見え、
ここからでも「茅葺の拝殿」、その後ろに「本殿覆屋(オオイヤ)」でしょうか…
  

 手水舎の水は清らかなる水、とても冷たし

   拝殿の茅葺
なるほど、茅葺ってこんな風に層になって造られているんだ…
身近で、しかも下から見て、これが代々受け継がれている「茅葺拝殿」。
   
「本殿」を覆っている屋根も「茅葺」です。
 「摂社」並ぶ覆屋

「六所神社」の祭神さま

この神社は何と言っても
茅葺き屋根の社が特徴です。現在では稀になった景観です。
建立は江戸時代の1752(宝暦2)年で、
1983(昭和58)年に京都府登録有形文化財に指定されています。≫(南山城村観光HPより)

『茅葺の社』、昔ながらのいい建物を見ることができて、ここに来て良かったなと…
受け継いでいくことは並大抵ではないと思いますが、心から応援させていただきたいなと…
そのためには、私的にですがお伝えすることも大事かな、と…

参道を戻る時のこの木々の霊気、私的に静かなるパワースポットです。
  
この神社の杜も「京都の自然200選」。

鳥居横には「御神木」
  
倒れた御神木横には、後継御神木もちゃんと控えておりました、(安心)。
※南山城村観光案内のHPでは、2本の御神木が健在な時の写真が掲載されています、
この御神木が倒れたのは、そう遠くない時期に台風か何かで命尽きたのかな??

 見送られて車に戻ります

帰り道は、先の「東海自然歩道案内板」の地図にあった「赤い道」。
「国道163号線」まで林道を下ります。
これがなかなか地図通り(当たり前ですが)の極道
でも、景色はサイコー

つづきます~
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目指すは、南山城村野殿(ノドノ)の「六所神社」(京都府登録有形文化財)へ その1(前段)

2021-08-09 12:47:47 | 南山城村へ行ったよ
ちょっと古い話、2020年12月の「広報いが」の記事がずっと心の奥に残っていました。

~『春日の社』を巡る旅~

山添村・国指定重要文化財『天神社本殿』

笠置町・京都府登録有形文化財『国津神社』

その第3弾!やっと叶いそう…
大和高原の中でもなかなかミステリアスなところです。
「大河原」~「童仙房」にかけての林道ドライブから始まりますが、
少し昔?「童仙房」で地域おこし風のイベントが催された時に、
一度伺ったきり、行くチャンスがなかったのです。
この伊賀市の広報紙のおかげで再び行ってみたいなと…
あの時も思った、スゴい山道を上って行くんだなぁ~~と

急坂を上りきってやれやれで、「高原」というイメージはまだ湧きませんが、
というか、高原の真っただ中にいると「ここは平地?」って勘違いしてしまいます。
でも吸い込む空気や体に受ける風は爽やかで、工事もしていたのでおっかなびっくりの道中でしたが、
伊賀盆地とはやっぱり違うなぁ、清涼剤のようなところだなぁと…

向日葵畑で癒されたら、もう上ってきた道の事などスッカリ忘れてます…
 (再掲)

道標などの案内は新旧織り交ぜてとても親切 です。

先ず、下見のつもりで目指すは『山のテーブル』という廃校を使ったレストラン。
 旧野殿童仙房小学校跡地の
「童仙房生涯学習センター」、小川沿いの駐車場で一旦休憩。
(『山のテーブル』は多分ここの裏手辺り:保育園跡だと理解(笑))、また改めて来ましょう。

駐車場で「💛型の葉っぱの木」を見つけ、以前何かで学習した「桂」の木であると直感。
  影が重なって可愛い

傍には、記念村樹「童仙房」という名の「もみじ?」もあります、「村の木」なんですね。
 
(「童仙房」という品種の紅葉が在来種としてこの地域にあるそうです(「童仙房山荘」HPより))

「木」ばかり見てないで先に進まないと、陽が暮れてきます(この時点で16時20分なので

案内通りに進みますが、この先には「ブルーベリー狩り」のできるところ、韓国系寺院「高麗寺」とか…
体験施設や見どころ多き所のようです、ここは何回も来たい所リスト入りですね(笑)。
そのまま真っ直ぐ進むと、突き当りで
 ここは「野殿
(163号線大河原に降りるも林道、「三国越」峠を通って島ケ原へ行くのも林道、
和束方面へ行くも林道、どこへ行くのも来るのも極道ばかり…でもスキ。)

やっと、「六所神社」近くまで辿り着きました、
この近くには「福常寺」というお寺もあります。
この時点でこの2ヶ所、行きたいのですワタシ(笑)。
では、 「前段」終了。
googleなどで振り返りつつ書いていますが、ストリートビューの通り道?ではないので、
撮った写真と撮影時間が頼り、ここがミステリアスなところ

☟ ご参考までに、ココは歴史的には明治以降の新しい村だけど
開拓地であったというしんどい歴史も辿っています…
『南山城村:童仙房の歴史
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高原童仙房(ドウセンボウ)の向日葵

2021-08-08 22:42:54 | 南山城村へ行ったよ
木津川右岸の標高約500mの高原にあります、
ここは伊賀盆地より涼しかろう~~と、
大河原辺りから林道を上ります、上りきったら
  お出迎えです
やっぱり高原、
少し遅れて満開の向日葵です。

童仙房~野殿にかけてお邪魔しました、
 京都府南山城村、
伊賀のほんにお隣りさんです。
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