今年の「上野天神祭」の行方、そして平田宿(大山田)の祇園祭のお囃子いかが?

2022-07-31 14:53:10 | 祭り
「上野美術保存会」の総会が昨日(7/30)あり、
概ねこんな感じの報告が「保存会のFB」に書かれていました。
要するに「保存会」としての思いの要約です。

令和4年の上野天神祭は「通常巡行」を目指す、中村会長が表明
7月30日、上野文化美術保存会の総会が上野西部地区市民センターにて開催。
総会の議事の審議が無事終了した後、令和4年の上野天神祭りの鬼・だんじり行列について
中村晶宜会長から「本会は文化財の継承が第一の目的」である。
よって今年の上野天神祭における鬼・だんじり行列は通常巡行を目指すとの表明がありました。
ただ諸事情にも柔軟に対応していきたいとの条件付き表明でした。
背景には全国各地の都市祭礼と同様、これ以上中止や縮小が続けば祭りの継承に
いろんな面で問題が出てくるとの強い危機感があり上野天神祭も同様とのこと。』

「伝承」することは「継続性」がないと廃れていくんですよね、
どんな形であれ、続いていってほしいと願うばかり

場面は転換して、知人(大山田・平田)が帰省しており、「今、丁度『祇園祭』時期」とのこと。
でも、高齢化やら少子化やらで「祭りの存続」は危ぶまれているそう…
それでも、「祭り提灯」は掲げられ、光が灯り、お囃子は響くのです・・・

  

知人から優雅かつ元気に響く「祭囃子」が送られてきました、
なんだかホロホロすると同時に「上野」もがんばろう!
って気になりましたわ
お囃子は「稽古」で覚えるもの、楽譜があるわけではないので、
ほぼ大人から子どもへの「口伝」、あとはせいぜい「文字譜」かと思われます。
やっぱり練習は裏切らない!というのが「伝統の継承」だと思います。


2022/7/30大山田平田宿「祇園さんのお囃子」(上(東)町)


ではまた
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亀山『鉄道おもちゃフェア』in 名阪関ドライブイン

2022-07-29 00:50:03 | つれづれ思うまま
夏休み中のお子様にぜひ、、、
たまたまね、こんなチラシを見たので


 
車の中と、イベント会場は涼しいだろう…と、
いそいそ出かけたわけです(笑)、元々動くおもちゃなど好きだし、
高齢者(違和感はあるけど仕方がない)が童心に帰るのもいいかも…と。

ただひたすら楽しんでました







 

  

7月31日(までです、my鉄道おもちゃの持込もできそうですよ、
詳しくはこちらをどうぞ☞『名阪関ドライブインHP』。

ではまた
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「龍谷山 広禅寺」厄除風鈴賑やかに響き、風ぐるま舞う。

2022-07-28 10:01:35 | 神社仏閣など
 
廣禅寺本堂前の風鈴と境内の大銀杏

 



遠くで雷が鳴っていたので、雨が来る前にと訪問しました。
風が強くただならぬ雰囲気で鳴り響いていました
(下の動画ですが)音量が大きいと「蝉の声」かと間違えそうです💦
もう少し穏やかな日にもう一度(何度でも)、聞きに来ようと思います…

 
厄除風鈴祭りは、7/25~9月末まで
≪その昔、中国のお寺で厄除けの意味で取り付けられたものが
仏教徒とともに日本に伝わり、一般にも広まり、また
風鈴の音が鳴り響く範囲は聖域とされ、災いから守ってくれる≫とか、
ぜひ、お参りください。

そばを通るだけでも聞こえてきますし、
音色に呼ばれて山門をくぐると、とても心落ち着きます。

20227/27廣禅寺厄除風鈴、賑やかに響く




寺務所前には「風ぐるま」。


ではまた
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「賢徳は蟹の精」「小飛出は狐」「泥眼に女の性をみる」。

2022-07-26 12:44:33 | 祭り
三つの面を説明するのに何かいいモノガタリはないかと探していました。
「上野天神祭」では、たとえ小鬼(コオニ=子どもが演ずる)とはいえコワ~い「鬼」として出演します。
が、それは「能や狂言」で活躍する『面』でもあるのです。


賢徳(ケントク)

キョロリとし た眼があさっての方向を向き、小鼻をふくらませた表情が、笑いを誘う。
植物ならキノコ、動物ならカニや犬などの精霊の役に用いられる面だそうです。

【狂言:蟹山伏(カニヤマブシ)】(動画あり)

山伏が供を連れて沢に差し掛かると蟹の精が現れる。
供のものが取り伏せようとするが逆に耳を挟まれる。
助けようとした山伏も捕まってしまう。
その「蟹の精」が「賢徳。 

楽しい動画を見つけました、
【失敗ばかりのスーパーマン】狂言キャラクター紹介シリーズ#3 〈山伏編〉
〜狂言「蟹山伏」映像提供:横浜能楽堂〜



小飛出(コトビデ)】能/小鍛冶など

狐などの畜類に用いる面です。
 この小飛出よりも目や鼻、口が大きい金色の面を「大飛出(オオトビデ)」といい、
 荒々しい神の役に用います。≫

使用する演目:『小鍛冶(コカジ)』『殺生石(セッショウセキ)』『鵺(ヌエ)』『合浦(カッポ)』など

この能の「小鍛冶」、伊賀上野城下町福居町の「清水谷の小鍛冶伝説」とそっくり…

能「小鍛冶」 能舞台の原点へ―照明による野外能舞台の再現―


「小飛出」の面が大活躍です。



泥眼(デイガン)】能/葵上

≪嫉妬を抑えようとする表情を目と歯に金泥(キンデイ)を入れて表しています。
 後れ毛(オクレゲ)が少し乱れているように書かれているのが特徴です。
 嫉妬に苦しむ女性や龍女などに用います。≫

400年以上経っていますので、いささか細かいところは見にくいですが、
ジッと見ていると、、、コワ~~い「面」なのです。

使用する演目:『葵上(アオイノウエ)』『海人(アマ)』『砧(キヌタ)』など

「女面」の変遷(福岡市博物館HPより)
≪若い女性(小面)から凄みを湛えた面、嫉妬にさいなまされる女性の怒りと哀しみの極限(般若)を形にあらわしたものまで
 なかなかおどろおどろしい世界が見えてきます。≫

「能の5分間」第7:『葵上』


 女面の変りゆく姿…

「葵上」の分かりやすいあらすじはここで。


「藤堂高虎の眼病平癒の祈祷のお礼として、能面を賜った」という歴史と共に、
これからもずっと伝えていくことの難しさ…祭り町町民(マツリマチチョウミン)はいつも考えています。
今年こそ「上野天神祭」が行われますように

本日12時、室温33度、暑うございます
家にいても干からびそうなので、最後は少し怖いお話で締めてみました。
ではまた
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2022/7/24伊賀の上野の花火だよ

2022-07-24 23:20:03 | つれづれ思うまま
見どころ、1分過ぎから、圧巻打上!


ラスト1:45~ ナイスフレーミング
たまたま、その場所で、見てたらしい、それがなかなかバッチリ(笑)。
思わず拍手でしたね。
(撮影者:ムスコ)この撮影が終わって貝塚まで帰る、とさ。
お礼のお土産は、缶ビール…

追記「情報Youより
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鬼行列の大切なもの、本日「虫干し日和」。

2022-07-24 00:50:35 | 祭り
本当は先週(7/16)の予定でした、1週間延ばして正解の「虫干し」。

我が家では、暑さでグダグダのニャンがいて
 
どうにでも撮ってくれ…みたいな恰好で伸びてます、
あぁ、ワタシもできることならアンタと同じ格好で寝てみたい。

そんなクロスケに見送られて家人は朝から町の集議所へ、
 
どんな様子かと覗きに行きましたら、空は晴れ晴れ、入道雲も出る勢い。
でも、雷雨にはならなさそう、、、
  風通る部屋で衣装を干し、
北からの風が爽やかに入る部屋で衣装は干されておりこれぞ「虫干し!」ですね。
そして、久々に「鬼面」と対面。(過去2年、供奉はできていませんので…)
  
1枚目手前の面は「小面(コオモテ)」、2枚目手前は「賢徳(ケントク)」、
3枚目はほぼ勢揃いの「三之西町所有の鬼面」。(但し、ここで虫干しされているのは『疑似面(ギジメン)』です)
「小面」や「賢徳」はどちらも中学年くらいの子ども(体格にもよる)が被る面です。
本面(江戸時代初期から伝わる古い面)は、「三重県指定文化財(彫刻)」となっており、
大切な宝物なので、虫干しといえども、目に触れるところには出せません、あしからず。
見るからにコワいでしょ、人が被ってこそ生きてくるので、
「面」だけ見ているとさすがに慣れたワタシでもゾクゾクっとします

では、伊賀市の文化財冊子より
 「三之西町編」
≪上野天神祭供奉面(ウエノテンジンマツリ グブメン)
 時代 桃山~江戸
 指定年月日 昭和38年9月12日
 員数(指定鬼面数)  6面
 所在地 上野三之西町
 毎年10月25日(現在では25日までの直近の日曜日が「本祭」に変更)に行われる
 上野天神祭の供奉行列に9基の楼車とともに渡御する鬼行列で使われる面に、
 桃山~江戸初期にかけて作られた優品があります。
 鬼行列は町々の悪役退散と五穀豊穣を祈念して練り歩きますが、
 元は藤堂高虎の眼病平癒の祈祷のお礼として、能面を賜ったことが始まりといわれています。
 上野三之西町が所蔵 する面は、
 小面(コオモテ)、泥眼 (デイガン)、 小飛出 (コトビデ)、 賢徳(ケントク)の能面4面、
 四天王の行道面(ギョウドウメン)1面、義玄(ギゲン =悪尉アクノジョウ) 1面です。≫

もちろん、一つの町だけで「鬼行列」は成立しません、
相生町・紺屋町と揃ってこその『役行者列(エンノギョウジャレツ)』となります。
上野文化美術保存会HP」より。

本年度、行列供奉ができるのかどうか、まだまだ悩み中のようです
「面を被る」ということの難しさ、さてどうする、、、

ではまた


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伊賀上野城下町、まちなかのひまわり…

2022-07-23 11:17:42 | 花や風景など
ウクライナから帰国されてる方が市内に住んでおられ、
「ひまわりの花咲かせよう」(他にもイロイロあるんだけれど)と活動されているおかげで、
まちなかを歩いているとよく見かけるようになりました。
プランターであったり鉢植えであったり、数本でも咲き出していると元気になる気がします。
たまたま万町(ヨロズマチ)付近を歩いていて見つけました、
背の低い方は、まさに今咲き出し、
背の高い方は、きっとこれから楽しませてくれるんだと思います。
二段階ひまわり開花戦法!

  背の低い方です

 

涼しい時にお散歩して見つけました、
昼日中(ヒルヒナカ)に歩くのは危険です、夕涼みがてらに歩きましょう~~
ではまた
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「川上ダム、2年半の記録」の予告編を見て…行ってみた。

2022-07-21 01:14:51 | ダム(おもに川上ダム)
【予告】 #川上ダム #約2年半の記録』(川上ダムtwitterより)

ずっと気になっていて、行きたいと思っていたのですが
「観眺台(みてちょうだい)」が解体されてから、随分ご無沙汰しちゃったな
突然ですが、「ダム」見たくなりました…

 そうか、ここまで溜まっていたのね…

 

 

丁度、1年前の2021/7/20の様子
 こんなんでした…

ここら辺りは、高尾方面へ行くダム路です、
 
「猫また大橋」(前深瀬川)を渡って、種生に出て、
再び川上ダム工事現場への周回道路を走りました。
「桐ヶ丘」が右側にあります、その途中で…
 

2022/7/20現在、おおよそ2割溜まりました(正しくは17.1%らしい)。
まだまだ、どんどん溜まりますが、、、
私的に思いを馳せると、
50年前の高校生時代、この地区から通っていた仲間がいます、
卒業後、多分「村ごと移村」しているはず…
同窓会をするにあたって、ちょっと考えてしまいました…
歴史的な大工事なんじゃないかと思っています、ずっと気になっています。
来年2023年完成予定です。

ずっと見学に通ってました、振り返ろうと思います☟
カテゴリー「ダム(おもに川上ダム)


2022/7/28追記、you tubeにアップされました(川上ダムTwitterより)
川上ダムの軌跡~堤体打設完了までの2年間~
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夏の日に咲く「セリの花」。

2022-07-19 22:37:47 | 花や風景など
春の七草、、、
「セリ ナズナ ♪ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ ♪
スズナ スズシロ ♪ 春の七草 」 リズムに乗ると覚えやすいと以前書いた気がします(笑)。
そのトップに名を出す「セリ」ですが、暑い夏の盛りに『白い花』が咲くんですよ~~
知ってました??
 水路の傍で見つけた

というのもね、先週の木曜日だったかたまたま夕暮れ時に涼しい時があり、
歩きに行こうという気になったんですね。
木興の田園でほんとに気持ちのいい風に吹かれて歩いていたら…
見つけました、葉っぱは確かに「セリ」、香りも「セリ」、
ほんとに小っちゃな白い花、可愛いんです。
  ムラサキツメクサと共に

では、見てみてくださいな、ものさしの傍に置いてこの大きさ
  

一つの花を撮ろうと思いましたが、無理…小さすぎて
「雄しべ」は見えるんです、「雌しべ」の様子を見たかったんですけど、ダメでした(笑)。

 「雑草の花図鑑/セリ

こんなお話が見つかりました・・・
セリと聖徳太子」のお話など

まだ1週間経っていませんが、コップの中ではもう「根っこ」出てきました、早っ!
 水耕栽培の気分ですね(笑)


つかの間の小さな癒し

ではまた
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伊賀線全線開通100周年イベント、事後報告…

2022-07-18 17:53:38 | つれづれ思うまま
この行列の先は、
 
普段はなかなかここまで行けない「伊賀鉄道の車庫前」、
「電車の洗車はここで」です(笑)。
くノ一電車と記念撮影、いろんな電車のプレートがあったり、
地場産品の販売があったり、私的には「鮮魚列車」のプレートが気になったり…
  

2022/7/17、『伊賀線全線開通100周年記念』イベントでした
 
「ノンストップ電車」には憧れを感じますけど、
例えば「伊賀上野→上野市駅→伊賀神戸」だったら何分で行けるんでしょう??
ローカル線・平日・通勤通学時間帯に1本あったら…どうでしょう?

駅前ビル「ハイトピア伊賀」の5階から

ここでは、関連イベント開催中、だった。
 
巨大「ジオラマ」があって、電車も動いていた(らしい)。
教えられて参上したのが15時回ってた
ので、後片付け真っ最中でした、もう少し早く行っていれば「走る電車」見られた、のにね。

そのほか、大正・昭和初期の珍しいモノ展示されていました、
例えば、
 「大正時代(近畿)鉄道俯瞰図」

 「日本遊覧旅行地図」
これはほんの一部らしい、全部広げると『「樺太」~「台湾」』まで書かれているのだとか、
広げれば、数メートルに及ぶ地図だそうです

昭和初期、まだ「上野城」はなかった時代の「いがうへの地図」

後片付け中に慌てて撮ったので不鮮明でごめん

ちなみに、
『復興天守閣は、当地選出の代議士、川崎克が多くの支援者の協力を得ながら
私財を投じて藤堂氏の天守台に建てたものです。
昭和7年(1932)に着工し、昭和10年(1935)10月18日に竣工しました。』(伊賀上野城HPより
なので、昭和初期の観光案内図には「上野城」の絵は描かれていません。

ではまた
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