
ここは、「野殿」。
南山城村の全体図を復習すると

野殿を抜ければ、再び童仙房、その謎は…
道標の多い「三差路」、目的をもって進みたい所、
あっちこっち、(ワタシは)どっちに行きたいの?



3枚目の「不動の滝」の案内のある三差路を左に行くとすぐに、
消防団詰所・野殿区公民館、その隣に


【真言宗智山派「千宝山・福常寺」】
南山城村観光HPから
≪南山城村は柳生氏と深いつながりがあります。とくに野殿はそうです。
野殿氏は、柳生藩の家老職を務める重臣で、野殿村を領地として与えられ、
柳生藩江戸詰家老も務めるほど信頼が厚かったのです。≫
≪境内の宝篋印塔(ホウキョウイントウ)に永禄2(1559)年の銘があるので、
遅くとも室町時代には存在したことになる≫とのこと。
この高原地帯の野殿では、室町時代には「寺」があった、ということです。
本堂の裏手に回ると巨木が見え傍に石碑、


1枚には収まらず分割です

このお寺の向いには

やっとのことで目的地に着きそうな予感

🚙は公民館敷地内の邪魔にならないところに停め、歩いて行くことに。
というのも、🚙で突っ込んでもいいものかどうかわからない時は、まず「下見」。
この「下見」が初めての場所ではとても大切。
万が一突っ込んでしまって、にっちもさっちも行かなくなる!ことだけは避けたいので…
歩いて正解!でした。
こんな子たちに会えましたから~~

番犬には見事吠えられ続けましたが


獣害対策柵に人間が囲まれている雰囲気の狭い農道を歩くこと2・3分、

【六所神社(野殿)】



森林セラピー感満載

綺麗に管理された杉の林、真っ直ぐな参道を進みます

ここからでも「茅葺の拝殿」、その後ろに「本殿覆屋(オオイヤ)」でしょうか…






なるほど、茅葺ってこんな風に層になって造られているんだ…
身近で、しかも下から見て、これが代々受け継がれている「茅葺拝殿」。



「本殿」を覆っている屋根も「茅葺」です。

「六所神社」の祭神さま

この神社は何と言っても
≪茅葺き屋根の社が特徴です。現在では稀になった景観です。
建立は江戸時代の1752(宝暦2)年で、
1983(昭和58)年に京都府登録有形文化財に指定されています。≫(南山城村観光HPより)
『茅葺の社』、昔ながらのいい建物を見ることができて、ここに来て良かったなと…
受け継いでいくことは並大抵ではないと思いますが、心から応援させていただきたいなと…
そのためには、私的にですがお伝えすることも大事かな、と…
参道を戻る時のこの木々の霊気、私的に静かなるパワースポットです。



この神社の杜も「京都の自然200選」。
鳥居横には「御神木」



倒れた御神木横には、後継御神木もちゃんと控えておりました、(安心)。
※南山城村観光案内のHPでは、2本の御神木が健在な時の写真が掲載されています、
この御神木が倒れたのは、そう遠くない時期に台風か何かで命尽きたのかな??


帰り道は、先の「東海自然歩道案内板」の地図にあった「赤い道」。
「国道163号線」まで林道を下ります。
これがなかなか地図通り(当たり前ですが)の極道

でも、景色はサイコー

つづきます~
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