やっと出会った「彼岸花(曼殊沙華)」、傍には「萩」。

2024-09-19 00:51:39 | 花や風景など
ずっと探してて、きっとココなら咲いているかも…と、訪れたとある場所。

曲がり角を曲がって赤いそのコを見つけた時は、ドキッとしました(笑)。
季節にはその旬の花に会いたいなと思ってて、気候変動だとかなんだとか言っても、
やっぱり日に日に昼間は短くなってるんだし、夜明けも遅いし…ね?
日の入り日の出はそれこそ暦通り、きちっと守られているわけで、
いつまでも暑い暑いと嘆いていてもやっぱり秋の足音は、虫の音と共にちゃんと聞こえて……ますよね?

伊賀上野城下町二之町筋の西の端っこ、福居町に変電所があって、その近く…
  

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここで、ちょっと気が早いですが…
彼岸花、冬の葉っぱ
≪ヒガンバナは花と葉が別々の時期に出るので、「葉見ず花見ず」などともよばれます。
多くの植物は春先に芽を出し、夏の暑い時期に葉を繁らせ、秋に枯れます。
ところがヒガンバナの葉は全く逆に、寒い時期に色濃く繁り春先に枯れてしまいます。
緑の少ない時期なので、冬にヒガンバナの葉はかなり目立ちます
9月に花が真っ赤に咲いていたあたりを、冬に歩くとすぐ見つかります。
日本のヒガンバナは花が終わっても実は結びません。
つまり、種ができないのですが鱗茎が分かれて増えていきます。
川土手などに大群集をつくるのはそのためです。≫ (再掲/ヒガンバナの葉を見たことがありますか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一年ぶりなので心配だったけど、ちゃんと鱗茎は生きていたということですね

さて、ニュースのコメントでは
「花もビックリの暑さで、彼岸花は気温に左右されることが多いんです。
大体最低気温が20℃を下回るようになって、涼しいなと感じるようになると芽が出てくる」とか。
まだまだ20℃なんていつの話??みたいな状況ですが、あわてんぼうさんはどこにでもいるようで(笑)。

そして、そこの彼岸花の傍にはいつも秋の七草のこの花、
  

  

 ヤブランも一緒に添えて


ここも、いつも気になるところ、
福居町で彼岸花を見つけたのでついでに行ってみた…
 💦💦
畦道の草刈りとのタイミングがイマイチ合わなかったのか、
これから刈られてしまうのか、ワタシにはわかりませんが、
願わくば、こんな風に見られるといいなぁ~~(2021/9/27撮影)

険道42号線のその先に、戻らないと💦💦
ではまた
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ちょっと道草…要注意なこの花が咲き出したので(荒地盗人萩…)、気を付けて

2024-09-17 11:41:20 | 花や風景など
2022/9/21の過去ログでも書いたのですが、
今朝裏庭で見つけました、「アレチヌスビトハギ」が可愛く咲き出したので…
ついにこのコの季節がやって来たな!と。
 
自分自身への啓発?のために今一度、採ってきました、庭から。
 
まだ、タネにはなっていません、がぁ~

可愛い花には「小さな小さな棘」があります、
その花がタネになると・・・触ればネバネバした感じ、
コレの正体って実は「トゲトゲ」だとか
だから、草むらに足を踏み入れようもんなら、こうなります…「ひっつき虫」参上!見本。
 ね💦💦

気が付いたら「抜き去った」ほうがいいのですが、それがなかなか量産ものなのでタイヘン💦

そこで、いったんひっついてしまったこのコを取るにはどうするか?
  2024/9/18に出会ったコ(実/タネ)

ということで「不織布マスク」の出番ですよ~
と、草刈りに追われる知人にお知らせしておきました(笑)。

*お散歩の時にタネには近づかないように、気をつけようっと。
この術を知ってから
*マスクは口にするものではなく、ポケットにしまっておくもの。
になっちゃいました(笑)。

ぼちぼちの「秋」です。

より道終了、ではまた✋
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伊賀→津市の三重県険道42号線を越えたら…

2024-09-15 00:59:14 | つれづれ思うまま
どこに行くのでしょうか?
地図ではね、よく見てたんですけど、はてさて?
「安濃ダム」を目指すそれまでに、何処へ出るのか…

そんな走るだけなら1時間弱のドライブですが、それがなかなかどっこい、
途中寄るところ多々あって、書くには長くなりそうなので「その1」にしようかな…と。

「大山田歴史資料館」へ寄って「大山田の古墳」の展示物を見て、
さぁ初挑戦の冒険道を行ってみましょうか🚙

その道中「平松宿」辺りで「女郎花」が満開、
出後の水車横の花壇の綺麗な花に見惚れ、一路「猿蓑塚」へ。
  

どんな道なのかは知人に聞いたことがあって、軽自動車で必死になって走ったとか、
峠を越えたら「安濃ダム」に出たけれど・・・という話でした。
昔、地図を眺めていて「落合」とか「河内」という地名にビビッときた記憶あって、
いよいよその「ビビッと」感じたその場所に行けるかもという期待感半分、
険しいとは聞いた不安感半分、ともかく進もう!

峠道には違いないし、杉林続くその縁辺りには「マツカゼソウ」。
しばらくマツカゼソウ道は続きます、白い花はまだ咲きかけの頃でした。

1車線の道、片側にはガードレールあったりなかったりの林道、
写真を撮る余裕はなく、ここが「市境」という証拠だけ撮った!
 
でもね、比較的森深くという感じではなく、間伐も適宜行われている風で、
明るい林道!という印象、雨の日に走る道ではないけれど、
お天気さえ良くて、対向車が無ければgoodです(笑)。

通称「津芸濃大山田線」という県道(険道で良いと思う💦)

まぁ、今日はここまで、
ドライブ日は2024/8/24のこと。
 こんなルートで…

ではまた
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「芭蕉さん、最後の伊賀」を訪ねるウォーク、11月に

2024-09-12 00:13:08 | 「伊賀上野語り部の会」で勉強中
伊賀の地で生まれた芭蕉さんの里帰り。
伊賀上野で過ごした生涯最後になる里帰りの約50日間の足跡を訪ねます。
城下町に残る句碑を巡ってその想いを肌で感じてみませんか?
きっと今感じる新しい発見があるかもしれません。
今回のウォーク(11月に3回)だからこそ訪ねる場所もあります。
語り部と一緒に歩いてみませんか?

 チラシ表面

 コース案内

情報YOU紙面より


~開催日いずれも令和6年11月~
2時間コース 11/4(月・祝)
同じく2時間 11/13(水)
健脚3時間コース 11/17()

~参加要項~
参 加 費:中学生以上700円小学生無料
(入館料2ヶ所・資料代・伊賀の和菓子・保険代)
参加対象者:小学生4年生以上の方
集合場所:上野市駅(愛称:忍者市駅/伊賀鉄道)
集合時間:午前9時00分から受付開始
出  発:午前9時30分
解  散:11時30分~12時30分(上野市駅 伊賀鉄道)
そ の 他 :歩ける服装、運動靴でお越しください。飲み物はご持参ください

~お申し込み方法はチラシをご参考に~

芭蕉さんがこの地で生まれ育って江戸へ行ったこと、
亡くなる最後の穏やかな時を過ごしたのもここ「古里伊賀上野」、
そんな芭蕉さんが歩いた城下町を歩き、芭蕉句碑、史跡巡りを通じて
伊賀上野を広く知っていただきたいと企画しています。
主催:いがうえの語り部の会。

いかがでしょうか?
芭蕉翁生誕380年記念行事です。
※ご参考に「伊賀市HPより」(チラシPDF


ではまた
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令和6年度「上野天神祭」、だんじり巡行順を決める「籤取り式」。一番は福居町…

2024-09-09 18:19:12 | 祭り
本日9月9日は「くじ」、9が二つ並ぶからかな、一般的には重陽の節句ですが、
伊賀上野城下町では「籤取り式」(リンクは過去ログ)が行われる日です。

上野天神祭 籤取り式 令和6年度は上野福居町『三明』が壱番
令和6年9月9日(土) 上野天神祭 祭礼事始めの籤取り式が菅原神社(上野東町)にて開催されました。
祭町13町の理事・幹事、上野西部地区の代表者、来賓が見守る中、厳かな神事の後、
だんじり町9町の祭礼役員が予備籤の順に神妙な表情で半紙に包まれた籤札を引きました。
楼車会会長の合図で一斉に開き、上野福居町(三明)が、見事に壱番を引き当てました。

 

その儀式の後、14時50分ごろ天神さんへ行きました。

ではまた、楽しみな秋祭りですが、少しは秋の気配であることを

その一週間前にはこちら、
山畑「勝手神社の神事踊り」です。


ではまた

追記、2024/9/9 23:00
上野文化美術保存会FBより

神妙な面持ちで、籤取り式を終え巡行順が決まった瞬間。

今年のだんじり巡行は
①上野福居町(三明/さんめい)
②上野鍛冶町(二東/にとう)
③上野西町(花冠/かかん)
④上野新町(薙刀鉾/なぎなたぼこ)
⑤上野向島町(鉄英剣鉾/てつえいけんぼこ)
⑥上野東町(桐本/きりもと)
⑦中町(其神山葵鉾/きしんざんあおいぼこ)
⑧上野小玉町(小蓑山/こみのやま)
⑨上野魚町(紫鱗/しりん) 以上。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
詳しくはこちら…
神輿行列
役行者列
鎮西八郎為朝列
だんじり行列】(だんじりのリンクは昨年のもの)
と、続きます。
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恋路橋から和束茶源郷、海住山寺、史跡恭仁京跡など。後編

2024-09-06 15:58:37 | 神社仏閣など
恭仁京跡へ行きたいなと書いたのは、2024/7/10のこと。
しかもコスモスの頃がいいかも、なんて勝手に書いてましたが、
和束迄来た勢いで、帰り道に寄ることにし、少しだけ西方面へ。


163号線に出て、ここら辺りを通るたびに大きな案内版が目につきます。
海住山寺」(カイジュウセンジ)と。
しかも、知人のFBを見ていたら傾斜が半端ないらしく、激急坂に挑む感じなんだろうか。
その勾配のキツさを実感して参りました💦
助手席に乗っていても思わず手を握りしめる感じ、
助手席のワタシはわぁ~素晴らしい眺めだとかなんとか言ってますが、
きっと運転手は必死だったかと(ゴメン、一人騒いで💦)、
こんなところへ行きたいとかなんとか言ってゴメン(口だけだったらなんぼでも言えるわなぁ)…

まぁそんなこんなの激坂の前に、ちょっと気になる看板を見つけたので、そちらを
 
ふるさとの用水路大井手(オオイデ)」説明版です。
鎌倉時代中期に灌漑用として造られた水路のようです。
いつぞやの「美旗新田水路」よりなお古い。
古のころから大きな泉川(現木津川)が流れているにもかかわらず、
農業水利に恵まれていなかったこの瓶原(ミカノハラ)郷の生命線となっている水路です。
総延長6,755mとか。
広々と見えるこの田園地帯は、「大井手用水路」のおかげさまだったんですね。

 

さて、そこからほんの少し先に「海住山寺」の案内がありました。
では挑みます!(道中あまりの厳しさに写真など撮っておりません、あしからず)
「大井手用水路」説明版から約8分、境内横の駐車場に着きました。

補陀落山 海住山寺

補陀落山とありますね、そういえばこんな記事を思い出しました。↓
『補陀落』って、過去記事より「南海浄土へ帰らぬ船出」(日経新聞より)
時間も遅かったので今回は下見っぽく、境内のお散歩って感じで…
 

境内に輝くように建つ「五重塔」。

なんだかこればかり見ていたような、相輪から雲が出てるように見えたり、
不思議な面持ちで、また紅葉も素晴らしく似合うんだろうなぁと。
まだ青もみじですが、これもなかなか素晴らしい景色です。
  

 

 
本堂と山門(雲が…)
山門から額縁のように。
 

※ご参考に「海住山寺に五色椿とヤマモモ」。

では山を下りますが、道中少しだけ写真が撮れました、
前後に車が来なかったおかげです。
   
向こうの景色には加茂駅とその近くのマンションであったり、
奈良側の景色がこんな感じで見渡せます。
なかなかの景色でしょ、でも道はヘアピンカーブ付き急勾配でした💦💦

本日(訪問日は2024/8/18)、最後の訪問地。
ここは【国史跡 恭仁京跡】(クニキョウアト/山城国分寺跡舊恭仁京跡とも)
  

  

場所を変えると「史跡 山城国分寺跡」の碑と共に「恭仁京大極殿跡」。
 

広い敷地の中、未完でありながらも大極殿などが建っていたのかと思うと、
またまた歴史ロマンを感じます。
≪平城京の大極殿が解体されて移築されたとされており、
都が去ってからは、国分寺の金堂として二次利用された≫とかで、
なかなかややこしい経緯を辿っている恭仁京跡のようです。

またどうしてもここを訪れたかったもう一つの思い、
それは仲間内で教えてもらった「みかの原」という地名
仲間内の新聞に投稿してもらったその一部をここで借りることにします。

『伊賀が源流』が嬉しい!
 真宗大谷派の官長だった俳人の大谷句仏(もちろん俳号)の「落ち合うて 川の名変はる 紅葉かな」。
これは伊賀を源流とする木津川が、京都で宇治川、桂川と合流して淀川で落ち合うた際、紅葉同士
お互いに 「お前、どこから来たんや」 「俺、木津川や」 などと話しているような擬人化の名句

 百人一首27番「みかの原 わきて流るる泉川 いつみきとけか 恋しかるらむ」。
この泉川が今の木津川みかの原は聖武天皇の都があった恭仁京(現京都府木津川市)のこと
そしてこの作者は中納言兼輔こと藤原兼輔で今年の大河ドラマの主役紫式部のひい爺さん。」

へぇ~そうなんだ、こんなことを教えていただき何がなんでもこの地を訪れたかった。
そんなワタシの思いが叶った記念の日、でもあるわけです。
深緑色の木津川の流れを見るたびにきっと思い出す「みかの原と恭仁京」哉。


京都府立山城郷土資料館では、
京都府ミュージアムフォーラム合同展覧会連携展として
<聖武天皇即位1300年にあたる今年、50年にわたる発掘調査で
聖武天皇の恭仁宮跡がどこまでわかったのかのパネル展示>があるそうです。
但し9/8(日)まで。
ここは、閉館時間(~16:30)が迫っていたので残念ながら訪問せず💦

※ご参考に『未完の都/奈良時代最大のミステリー

※同じく「時空を感じる恭仁京跡

※ご参考「小倉百人一首』あらかるた/【151】みかの原はどこにある
※同じく『小倉百人一首』あらかるた【61】心は闇にあらねども」【(長岡京/小倉山荘より)

最後に「恭仁京跡」の草むらで

見えるんですよね、こんな小さなセセリチョウが・・・

(完)。
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恋路橋から和束茶源郷、海住山寺、史跡恭仁京跡など。前編

2024-09-04 18:16:32 | 花や風景など
お盆過ぎ(2024/8/18)、まだ台風も目を出していなかったころ…
国道163号線(別名、京都いづみチャーミングロードともいう)を通って、大河原・笠置・和束・念願の恭仁京跡(クニキョウアト)辺りへ。
ちょっとね、歴史ロマンを感じに、なんちゃって(笑)。
でもねめっちゃ暑かったんですよ💦
ほぼ車に乗ってたから良かったけど

あの頃は台風が来るなんて想像だにしていなかったけど、
やっぱりここを素通りするわけには行かず、立ち寄る。
右) 恋路橋、左) 大河原駅とやまなみホールを望む、
穏やかな木津川、水もやや少なく釣り人多し。
 

笠置のキャンプ場、さすが夏休み真っ最中、
遠目からでもいっぱい!


笠置通過11時50分、「和束カフェ」には12時半着か。
お茶製品など見て回って、茶源郷Mapなどいただき、しばし涼み、
ここから近場の「石山の茶畑」へ行くことに。
  (※2020/6/4撮影)
流石に酷暑の中を歩いて茶畑散策をする勇気はなくて、スタッフさんに聞くと、
自動車でも大丈夫ですよ、広い駐車場もありますよ、とのこと。

※実は、2020年6月4日にワタシは一人で茶源郷を訪れたことがあります。
一時滞っていたblogを再開しようかどうしようかと悩んでいたころ…
そして、コロナ禍一回目の緊急事態宣言が終わった頃?だったか、
結局blogにはアップせずに終わっているので、その折の写真も少し交えつつになります。

茶畑の中の生活道路をゆっくり走り、記憶にあるこの景色、
そうそう、色違いの緑のタイルを敷き詰めたような茶畑、
地面の畝りそのまんまの丸みを帯びた茶畑、遠目にビロードのような…
どう表現しても上手く書けないので、これは見ていただくしかないか。
   

  「石寺の茶畑」

 (※2020/6/4撮影)

※ご参考に『いいとこ和束 茶源郷
※「日本茶800年歴史散歩ストーリー/日本遺産
※「和束観光スポット

他にも車で走りつつ茶畑景観をいろいろ…
  

MAPを見ていて気になった「八坂神社の大杉」を見たくなって、
和束カフェで教えてもらった、和束町B&G海洋センターに車を止め、
まさかの、「なんだ坂こんな急坂」を上ることに💦
途中親切な「写真付き案内版」を見つけたので楽勝!と思いきや、
 
少し詳しくご案内すると・・・
    
中学校前の急坂を下りて、お地蔵さんの前を通り過ぎ、
道が橋になっているところを右へ折れ・・・ちょっと悩みましたがなんとか💦
いかんせん、流石「茶畑がすぐそこ!」という土地柄。
なかなか厳しい起伏の激しい道のり、約15分ほど、坂の上の鳥居、やっと見つけました。
  
坂の下からでも十分にデッカイ
  
迫力を感じると共に、長い年月人々に守られつつ、ここまで長生きしてくれた巨木。
圧倒されましたが神々しさも感じさせていただきました。
7月には「祇園祭」があったそうです。鎮守の大杉さん、ですね。

駐車場に戻る時、大きな記念碑?を見つけました。
よく見てみると『南山城水害水難者慰霊碑』(いわゆる二八災害とよばれるもの)でした。
そっか、ここも伊賀と同じ日、同じ時間、犠牲者がたくさんおられたのですね。
お祈りしてこの場を後にしました。
 

では、163号線へ戻る道中も

景色を楽しみつつ、車の中でホッと一息、次なる目的地へ…

では、後編へ
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迷走台風もボチボチ終焉か…あわてんぼうモミジ。

2024-09-01 17:23:09 | 花や風景など
雨の止み間にちょっとゆめが丘南公園まで行ってみました。
陽射しのきつい時は陰が少ないのでなかなか歩けませんが、
曇り空の時はちょうどいい気持ちで歩けます。
降ったり止んだりの雨でも川の水は普段よりは多く、
覗くと濃いピンク色のこの花、
  
緑の葉っぱ類が多い中で主張してるのは「ミソハギ」です。
(真ん中のミソハギはgoogleさんによる修正画像、色はこっちの方が実物に近いかな)
ハギ「萩」という名がつくからそういえば「秋」の花なんだろうか…
と思って調べたら「盆花を代表する『ミソハギ」なんだそうです。
家人も「昔は、田んぼの畔などによく咲いてて、仏さんにおます(※)から採ってきて」と
祖母からとく言われたそうで、「仏さん」=「ミソハギ」だったとか。
今のように「仏花」なんて売っていない時代の話で、
この花も最近は見なくなったなぁ、と思っていたら、
ワタシが採ってきた、わけですわ(笑)。

まったく種々雑多なものを採ってきてはあきれられているのです。

ココで※「おます」とは?
文脈から読み取ってお判りの方はいると思うのですが、
嫁に来ていきなり「おます」って言われた時には???だったワタシ。
まぁ、「仏さんにおます」のですから「お供えする」という意味だなと理解しましたが、
ところ変われば言葉もこんなに違うものかと、当時(かれこれ40数年前)は ました💦

さて、ドングリがたくさん実りそうな林を抜け、

ここは「モミジ道」

ふと見るとね、ちょっとあわてんぼうなモミジなのか、
こういう種類なのか、いやイロハモミジだとは思うのですが、
七つの手の一片だけとか、多くの中の一枚だけとか、
 
どにでもあわてんぼうさんはいるもので(笑)と思うことにしました…

ちょっと場所を変えて(べつに服部川の様子を見に行ったわけではなく)、大山田方面へ。
ココは真泥紫陽花ロード(2024/6/21)、今は紫陽花は枯れ、夏水仙がいっぱい(2023/9/17)かと思ったけどまだ数輪。
しかも雨に打たれてしょんぼり見えましたが、
 
なんと「アゲハ蝶」、鮮やかな色彩に思わずスマホを構えました、花より蝶です。
稲は元気に育っており、十念寺をバックにいつもの光景、風車は見えず。
 
夏水仙を見るにはワタシの方があわてんぼうでした💦💦

結局のところ、伊賀に大きな被害がなかったのは…
布引の山々、信楽の山並み、笠置の岩山、室生火山群等々に囲まれていたおかげか、
やっぱり「秘蔵の国」だったか、有難いことと感謝すべきか…
あと一晩寝てみないとわかりませんが、何事もないよう願っています。

天候不規則で各種私的イベントがほぼ延期になりました。
火曜日の会合は多分大丈夫でしょう、その準備も万端整い、
気持ち少し穏やかに過ごせています、そんな9月の始まりの日。

ではまた

追記、「伊賀ことば」という本が我が家に残っています。
  

 

「おます」とは、名張と青山で使われていた言葉のようです。

家人は花垣、昔、花垣・古山は「名賀」に属していたそうです。
明治百年を記念して作られた冊子で、歴史を感じます・・・
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サギソウに「距」を見た…少し秋の気配も。

2024-08-30 09:27:59 | 上野森林公園
いきなり「距」(キョ)ってなんや?って言われそうですが💦
今まで夏になるといつ咲くんかなぁと何年も追っかけていたのに、
初めて気がついた!というサギソウの「距」のお話。
8/22の当blogでも載せた「サギソウ」写真再掲載。


スミレにもある「距」なので、言葉は知っていたし、蜜溜まりというのも理解。
例えばね、過去に撮ったスミレたちの写真、ちょっと見て…
   

それがね「サギソウにも『距』があった」、とは気づいていなかったのです。
調べていたらちゃんと「上野森林公園さんのblog/サギソウの・・・」にて紹介されておりました。
(これを書きながら見つけた💦)しかも、長~~いのです。

ほか以下、ご参考に
※「重井薬用植物園/サギソウ」。

※「絵」付きで解説「長野周辺の山歩き/草花メモ/サギソウ」。

観察するってすごいな、ルーペ持って行かないと、ね。

「サギソウ」も、8/27現在のお散歩でもまだまだいっぱい咲いてました。
台風が来る前に、いかがでしょ。

そして、同じ湿地帯で見つけた「秋」、
「キセルアザミ」一輪、「ノリウツギとそこに集う虫たち」。
  

同じく湿地帯で「サワヒヨドリ」まだまだ蕾ですけど、もうすぐ花開くと思います。
このコをみると、「フジバカマ」を思い出し、必然的にアサギマダラ」を連想
 

サブコテージ「サルスベリの丘」では三色。
   

近くで見上げた「ネムノキ」にはタネ、まだまだ出来立ての「豆」なので緑色。

見えるかなぁ??

こちら「マルバハギ」と思われますが、花がまだない💦


これは「コブシの実」、ずい分色付いてきましたね…
 

こちら「ビジターコテージ前の蝋梅」、あれっ?ない!
 

ここでちょっと珍しい(かどうかは個人差の問題なのですが)ものを見つけました。
  
握りこぶしより少し小さいかな、「アケビ(木通)の実」、見えるかな??

最後に「菩薩池」、歩いたのは久々の午前中だったので「睡蓮まだまだバッチリ」の様子。
(睡蓮や蓮は午前中がいいです、午後になると閉じてしまうので)
  

夏から秋へ、移るのか留まるのか、いまひとつ不明ですし、
台風も一体どこへ行きたいの?と迷走中ですし、
週末の予定、ひとつキャンセルになりましたし、
まぁともかく、自分の身は自分で守りましょう
最後に「サギソウ」記事
 2024/8/28中日さん

伊賀では、迷走台風の影響は降ったり止んだり、時々晴れ。
川の水若干多し、再び蒸し暑い日を過ごすことになりそう…
台風さん、どこへ行って何をしたいのか、
お願いだから鎮まってソッと立ち去ってほしい

ではまた
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道の駅「宇陀路室生」で火の鳥、室生大野寺の摩崖仏、そして「長谷寺と奥の院瀧蔵神社」へ。その2

2024-08-28 00:40:28 | 神社仏閣など
 
境内地図と「仁王門」(国宝/長谷寺の総門/楼門/文化遺産オンラインより

時系列は前後しますが、
ぐるり周った後、長谷寺(真言宗豊山派総本山)で御朱印をいただいた時に教えられました。
8/25放送の「光る君へ」紀行で「長谷寺」が放送されますと…
まったく知らなかったのですが、今回訪れたのは全く偶然とはいえ、
何かしらご縁を感じて嬉しかったです。
いただいたのは「切絵の御朱印/二本杉と玉鬘」。
  
各種イベントは目白押しの様子…
手元にある長谷寺拝観料同時配布のパンフレットの「境内地図」より

(帰宅後、記入したものですが右上の方に「瀧蔵神社」、今回はココも行きます。)

過去に一度訪れたことがあるとはいえ、ほぼ記憶になく、階段がいっぱい!あった程度。
恥ずかしいことですが、今回お参りさせてもらったことで今回は予習、
次回からはもう少しあちこち見て回れるかなぁと思った次第です。
「花のお寺」と言われるように四季折々楽しみなところだし、
昭和に造られた五重塔は、奇しくもワタシと同い年(笑)。これもまたご縁かも。
前段はこれくらいにして、階段【登廊(ノボリロウ)】(重要文化財)参りましょうか~~
  
撮影スポットでは≪蓮鉢≫が並ぶ、もう少し時期が早かったら…
≪天狗杉≫も見上げましたがスマホには収納しきれません。
同じ場所で、だぁれもいないタイミングで、下を見てみる…
さぁあともう一息…
 
ご覧の通り、ゆるやかな坂道のような感じ、蹴上が低くてとても上りやすい。
所々に「花の見処」があったり「天狗杉」があったり、
時々、これから上る廊を見上げてり、下の廊を見下ろしたり、飽きることのない399段。

さぁ上り切りました、振り返ればよく上って来たなと。

そして、ココは【本堂】(重要なタカラモノは撮影禁止なので気を使わねばなりません)。
   
山の斜面に建つ建物で懸造付き、いわゆる清水の舞台と同じ。
(詳しくはコチラwonder国宝より「長谷寺/本堂
本堂の中には『御本尊十一面観(世)音菩薩』さまがおられます。
座っておられるようにみえましたが、実は10m超の身長の日本で一番大きい「木造の仏様」だそう。
春と秋には特別公開で「全身の立ち姿」が拝観できるとか。(特別料金要)
※拝観券とともに頂いたパンフレットから「御本尊」。


本堂の懸造り舞台から遠目に「五重塔」が見えました。
 

目指すは「五重塔」が建つ別の敷地へ
  
昔の「三重塔址」、そしてワタシと同い年の「五重塔」、親しみを感じます

『登廊』を使わず、「奥の院」経由の遊歩道的な道を進むと、
先に登廊から見た「蓮鉢」の並ぶ景色を、ココからは上から見ることが出来ます。
丁度「名残りの一輪」咲きかけで、これも何か素敵な気持ちになれますね。
 

最後に池の前を通って、何気なく覗いたら「目」が合う小動物が居て、
誰?と呼びかけたら、一斉に寄ってきてくれました…(と、思いたい(笑)。)
 

現地予習?はなかなか充実しいていましたが、暑さにはちょっと参りましたが、
酷暑の中、「大和國長谷寺」をお参りさせてもらったこと、
これはこれでとても印象に残ります。

「花の御寺」と呼ばれるところ、
※パンフレットの「花譜」から

またいつか訪れたいものです。

長谷寺を出て、同行の知人に「長谷寺だけでお参りが終わったらご利益は半分、
『奥の院』とよばれる「瀧蔵神社」経由で帰りましょう」と申し出。(過去ログ/瀧蔵神社)
やはり知らなかったらしく、興味深々で行くことに。
但し、道中の道はかなり険しいこと、覚悟してください、と伝えました。

その道中記になります。
google地図で「まほろば湖」=初瀬ダム経由で目指します。
ワタシも逆コース(長谷寺から瀧蔵へは初めて)なので景色がまるで違います。
途中で案内版も見えたので、ココを曲がりましょう~~
と、言ったものの、行けども行けども狭い狭い林道、
薄暗く、途中狸に出会うし、大丈夫かいなと思いつつ走りましたがなんとか見たことのある駐車場付近に到着。
見覚えのある「権現桜」とその案内版。
   

桜の木の下を進むこと2・3分。
これまた見たことのある両部鳥居、その奥に「瀧蔵神社ご本殿」。
 

神社のある社叢は奈良県の天然記念物の森。
鬱蒼としていますが昔から変わらぬ景色のよう。
世帯数はさほど多くない「瀧倉地区」ですが、神社といい森といい、
みなさんで守られているのが良くわかります。
この山奥に荘厳なる社があることに神秘を感じます。

狭い生活道路を少し歩くと、またワタシを見る視線が…
 
連れだって出てきた三匹のネコちゃんの六つの「目」でした(笑)。

帰り道は、標準案内される道を行きます。
やっぱり、遠回りに感じても普通にこの道を通れば良かったかなと、反省。
でも、どうみても「対向困難道」であることに間違いはないです💦💦

 
以前には気がつかなかった「小夫の勧請縄」が見えました。
やはりここも「結界」?「地域の境目」なのかもしれません。

走ること少し【泊瀬斎宮旧跡伝承地碑】、山すそに【小夫天神社】。
    

ココからは順調に「針インター」へ、帰路に着きました。
名張で寄り道、道の駅経由、室生大野寺の摩崖仏、そして長谷寺、最後にここを外せない「瀧蔵神社」。
車に乗っている時間が長かったので、それなりに「避暑」だったわけですが、
充実した一日だったと感謝。

ではまた
コメント (4)
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