今日はいいコンサートになったと思います。
あらためて、災害の恐ろしさ、原発存在の犯罪性、それらに対応する政府の無責任さに怒りを持ち、「福島・東北を忘れるな」を心に刻みました。
能登半島地震には、被災者救済のために力の限りを尽くすべきだとも、参加者の一致した思いになったと思います。
最後に、会場の皆さんと心一つにして「群青」を歌いました。
帰りの車の中で、東北大震災で子どもや両親や孫を失った家族が思いを語る報道を聞きながら帰宅しましたが、我が故郷の皆さんの声を、涙なくして聞くことができませんでした。
能登の今と重なる光景ですが、これは3・11の石巻の写真です。
海に面した門脇町で、ほとんどの家が全部流された地域です。この地域一帯は全部住宅だったのです。
門脇小の子たちは、山に逃げるしなかったから助かった。
反対に大川小学校は、川の方向にある小高い丘に逃げたために、ほとんどの子が犠牲になってしまったのです。切ないことです。
福島・東北は表向きはきれいになった。しかし、生業で苦しんでいる人も多数、また放射能のために故郷に帰れない人も8万人以上もいるのです。
政府は福島・東北を見捨てないと同時に、能登の住民にもっと寄り添って親身に支援をすべきだ。
日本中で災害が起きている。これからも、どこで起きるか分からない。
防災と人災を防ぐ手立てを徹底してやるべき、原発は真っ先に廃炉しかない。
共産党の支援センターのニュースを藤野やすふみさんのラインでみて、力強く思っています。