中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

あらたな変異株が・・・。

2021年11月30日 21時24分41秒 | 活動日誌
ピアノの調律をしていただきました。
 
 
毎年、調律師のAさんから連絡をいただくので忘れずにできます。
 
 
このピアノは、買ってからもう35年以上になります。
 
 
お孫ちゃんが帰ってきて弾いたら、「バァバ、音の歯切れがよくなってる!」と。
 
 
調律を終えると、音がピーンと音がクリアになるのです。
 
 
35年の衰えを全く見せません。
 
きっとAさんの腕なのですね。
 
 
Aさんはジャズピアニストでもあります。
 
 
コロナ禍で、お願いされた演奏も、健康第一でお断りすることも多いとか。
 
 
演奏家にとっては、死活問題で、本当に切羽詰まっている方も多い。
 
 
このところ、ちょっと小康状態でホッとしていましたが、またあらたな変異株、今日は日本でも一人感染したニュースです。
 
 
世界的規模でワクチン接種をすすめないと、終息は難しいと誰でもが考えることです。
 
 
G20の国が受け取っているワクチンはアフリカ諸国の15倍だという。
国の貧困、格差が命も左右するなんて。
 
 
格差をなくさなければ。
 
 
余談ですが、赤と黒のピアノカバーはベトナムで買ってきた一枚の布です。
 
 
ベトナム解放戦線に協力した村、カトゥー族の女性が織ったもので、
 
ホーチミンルートを通って訪ねたカトゥー族の村で買いました。
 
 
小さな白いビーズが編みこまれている手の込んだ織物です。
 
 
こんなに手間暇のかかった素晴らしい織物が、日本円で1万円ちょっとでした。
申し訳ないようです。
 
そのベトナムでも変異株の恐怖だと、ベトナムの友人が知らせてくれました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アフガンのお友だち

2021年11月29日 06時34分21秒 | 活動日誌
お孫ちゃんが、学校であった友だちとのトラブルのことを報告してくれました。
 
「そうかい、そうかい」
 
 
そこで私は、直接関係はないけれど、アフガニスタンのお友だちのことを話してあげました。
 
 
飢えと寒さで、100万人の子どもが死ぬかもしれない苛酷な情況にあること。
 
 
「でも取材に応じたお友だちが、目の前にある山盛りのフライドポテトには誰一人手を出さなかった。何故だと思う?」
 
「???お腹空いてるんでしょう」
 
 
「ある子が、小さな声で言ったんだって。『家に持ち帰っていいですか』って」
 
 
自分もペコペコなのに、家族の空腹を思いやるお友だちの姿に、お孫ちゃんは絶句でした。
 
 
側に居たパパが、「なんて優しいすてきな子なんだ」と言いました。
そう言ったパパは、ほんとにいい人ですね。
 
 
いつか見た、スーパーで売れ残った品が、想像できないほど大量に捨てられている場面が思い浮かびました。
 
かたや飢え、かたやごみの山。
 
 
ゴミの山を出している日本の中にも、お腹を空かせている子が沢山いる。
 
ああ、何とかしたい。涙が出る。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後のトマトの花

2021年11月28日 16時56分11秒 | 活動日誌
雪にも負けず咲いていた、最後のミニトマトの花。
もう、実がなるはずもないから、せめて絵にして成仏させましょう
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝ドラ、「カムカム・・・」

2021年11月26日 20時06分01秒 | 活動日誌
「そろそろテレビを見にいくぞ」とのジィジの掛け声で、台所仕事を途中でやめて、「はーい!」
 
朝ドラは7時30分のBSを録画して、ジィジの出勤直前にいつも一緒に見ます。
 
 
と言うのも、テレビが居間にないからです。
 
 
手を休めて、見ることを目的にしないとみれないのです。
 
 
子育ての時に、テレビ漬けにならないように奥の部屋においてそのまま。
 
 
朝ドラだけはいつも二人で鑑賞するというわけです。
 
 
今朝は、稔さんが戦死する知らせが入りました。
 
 
安子は両親も祖母も夫まで戦争で失ってしまう。残酷だ。
 
 
赤旗11月22日の「潮流」によると、女性3代にわたってのNHKラジオの「基礎英語講座」を柱にした物語なそうな。
 
 
私も昔は、基礎英語講座を聞いていました。懐かしい。
 
どんなふうに展開するのか、楽しみ。
 
 
また、稔さんの学生のときのアパートの本棚に「日本資本主義発達史」が並んでいたと、「潮流」に記してあった。
まったく気がつかなかった。
 
 
これまた懐かしい本だ。
 
 
あった、あった!ほこりをかぶって私の本棚の奥に鎮座していました。
 
 
「日本資本主義発達史」を本棚に持っていたという事で、稔さんの人格の一端を知らしめたのか?
 
 
芸が細かい。
コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもが変化する時

2021年11月23日 05時28分40秒 | 活動日誌
保育園で発達相談の仕事日。
 
やっぱり先生の実践の話は、いつもとてもいい。
 
 
4才を過ぎたAちゃん、まだ言葉でのやり取り、コミュニケーションが難しい。
 
2語文、3語文が増えてきたところです。
 
 
だけどニコニコ、やる気満々。自分では難しいケンケンやスキップも、友だちを見て何とかやろうと頑張る姿に励まされます。
 
 
さて、Aちゃんが急に変化した出来事があったという。
 
 
それは、担任の顔と名前が一致した時から。
 
 
初めて自分の名前を呼ばれたとき、先生はすごく感動したと嬉しそうに話してくれました。
 
その時から、「〇〇ちゃんとあそびたい」など、要求が出せるようになってきたと言います。また、「いやだ」と言えるようになったと。
また、大きい声も出せるようになったそうです。
 
 
すごいことですね。
 
 
「何故、先生の名前がわかるようになったら、変わったのだろうね」と話し合いになりました。
 
 
毎日顔を合わせて暮らしているから、覚えるのはあたりまえではないのです。
 
 
その力を獲得するにも困難なお子さんの育ちとお付き合いしていると、ふつうは深く考えない事でも、実は隠されているたいせつな本質を教えてもらえることはしばしばです。
 
 
私は先生の努力で深い信頼関係を育てて来たから、名前を覚えたのだと思うし、また、Aちゃんから見れば、先生との付き合いから自分の思いを伝えたいという要求が育ってきたからだろうと思うのです。
 
 
名前をよべば、受け止めてもらえる。こんなに嬉しいことはない。
 
 
あなたと私との特別な関係ができる。名前で心の通路が明確にあけられた。
 
 
だから、Aちゃんの心は躍動したのではないか。
 
 
こんな素敵な育ちをつくれる先生がたは、すごい。
いい実践報告をお聞きしました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「リスペクト」

2021年11月18日 06時34分18秒 | 活動日誌
昨日は、2日ほど早めに赤旗地域版の新聞原稿を入稿できたので、映画を観に行きました。
 
「リスペクト」です。
 
ソウルミュージックの大御所、アレサ・フランクリンの半世紀。
 
 
まだ女性の権利をこわ高に歌えない時代、しかも黒人の彼女が、リスペクトし合うことをもとめ、自由を高らかに歌ったことのすばらしさ。
 
 
様々な運動にかかわったことはちょっとふれられただけで、彼女の女性ゆえに受けた差別の苦しみに焦点が置かれていましたね。
 
 
アレサ役をこなしたジェニファー・ハドソンさんの素晴らしい歌声に魅了されました。
 
 
しかし、壮絶な人生です。10代で妊娠させられ、アルコール中毒にもなったのです。
 
 
ロック歌手のフレディ・マーキュリーをえがいた「ボヘミアン・ラプソディ」でも、フレディの人生の壮絶さを描いていました。
 
 
彼は破天荒な暮らしからエイズ感染し、エイズ感染予防のために援助活動もするわけですが、アレサが女性ゆえに受けた差別は又、別で、多くの人の共感を得るのでは、と思いました。
 
 
いずれにしても、彼らの歌は、苦しみの中から作り上げた心の叫びですね。
だから心に響くのですね。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教師とは‥を学んだ東葛民研

2021年11月17日 06時29分37秒 | 活動日誌
おはようございます。
 
教員時代に大変お世話になった安藤弘先生が亡くなられて数カ月たちました。
 
安藤先生は東葛民主主義教育研究会を立ち上げられ、東葛地域の教育に大きな貢献をされた尊敬する方でした。
 
 
東葛民研の立ち上げの時、私はちょうど教師になりたてのときでした。
私も仲間に入れていただけたのです。
 
 
今も続いている研究会のメンバーから、追悼文集の原稿の依頼が来ました。
 
 
原稿を書くにあたって、あの頃を思い出している次第です。
 
 
当時、研究会は常磐線沿いの場所に事務所をかまえていました。
今考えると、すごいことです。
 
事務所の経費の捻出と教育理念を広める目的で、あゆみ出版から出ていた教育雑誌を普及し、その売り上げの利益を当てました。
 
 
私は月一度、その雑誌の購入にあゆみ出版まで安藤先生と出向いた記憶があります。
 
研究会では、その道の専門家をお招きしての学習会はもとより、夏には合宿もしました。
 
当時、つづり方教育で刺激を受けていた恵那にも行きました。
 
 
私はこの研究会を通して、教師の仕事とは何かの原点を学ばせていただきました。
 
 
印象に強く残っているのは、画家の故箕田源次郎さんを招いての学習会です。
 
 
クラスの子たちに画面いっぱいに描こうと、友だちの顔の絵に取り組んでいた私は、箕田先生に質問しました。
 
 
「大きく描かせるにはどうしたらいいのでしょうか」
 
 
先生の一言、「小さくしか描けない子の気持ちはどうなんでしょうね」に、私は、ハッとしました。
 
 
「大きく描かせることが目的ではない。画面いっぱいに気持ちを表現したくなるような、楽しい毎日を子ども達と過ごすことなんだ」と。
 
 
教師の仕事とは・・・・それをドスンと学んだ瞬間だったのです。
 
 
安藤先生は「いかに継続させることができるか、そのことが研究会の値打ちを作り、役割を果たす」と言われていましたが、あれから脈々と40年以上続いていることに、驚きとともに、継続のために努力されている後輩のみなさんに、敬意を表したい。
 
孫の絵。ちょうちょ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘクソカズラ

2021年11月17日 05時03分00秒 | 活動日誌
今日はヘクソカズラを描いてみました。
 
しもやけ、ヒビ、あかぎれのクスリだそうですね。
花が最盛期の頃、抜いて乾燥して薬草にしたとも聞いたことがある。
 
 
ヘクソカズラは俳句では夏の季語です。
 
 
「灸花」(やいとばな)とも呼んでいました。
 
 
今は亡き母と母の姉妹、いとこがみな俳句をやっていたので、私も一時、仲間にさせられていた!!時期があります。
 
俳句は魅力です。575での表現は研ぎすまされますから。
 
でも、句会に出る余裕もなく続きませんでしたが、その時期に歳時記を眺めていて、季語だと知りました。
   
 
          みなでかぐへくそかずらのへのにおい  松本秀一
   
          そしてみなおとなになりぬ灸花     村上喜代子
 
 
 
余裕がでいたら再開しようとの気はあったが・・・・今の暮らしに上乗せでやることはちょっとできませんねえ。
 
俳句は作る時はひとりですが、句会や散策など、仲間との行動も多いのですものね。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自立するという事

2021年11月16日 06時29分45秒 | 活動日誌
昨日から、新聞編集の仕事と後援会の物資扱いの仕事をしています。
新聞は明日までに仕上げて入稿しなくちゃ。
 
 
さて、「みんなのねがい」11月号の「この子と歩む」欄に、森本由起さんという鳥取県にお住まいのお母さんの素敵な言葉が載っていました。
 
 
重度の難聴と発達障害をもつお子さんは、列車とバスを乗り継いで2時間かけてろう学校に通学しています。
 
 
ひとりで通学できるようになるまでの親御さんの配慮、ご苦労は言わずもがなです。
 
 
中学1年のある日、列車がトラブルに巻き込まれました。
 
 
車内アナウンスを聞きとれないお子さんは、異変を感じて、まわりの乗客に筆談で聞いたそうで、メモ帳には筆跡の違う何人にもの方が、説明してくださっていたそうです。
 
 
お母さんはそれまでは、自立とは「助けを借りずに自分一人でいりろなことができること」と考えていましたが、「困った時に助けを求め、協力が得られること」だと考えが変わった瞬間だったと。
 
 
私もそう思います。
 
 
助け合う力を信じて、困った時に事態を切り開く力をもつことだと思います。
 
 
「他人に迷惑をかけない」とよく言われますが、「迷惑」の内容を吟味しなくては。
 
 
「迷惑」と「たすけあい・協力」は違いますよね。
 
 
とくに自立に向って心の中で揺れ動いている子ども達は、突き放してはいけませんね。
 
 
しっかり寄り添って支えてあげたいものです。
 
 
「みんなのねがい」は全国障害者問題研究会が発行している機関誌です。
 
 
私は「この子と歩む」欄が大好きです。
 
 
ご家族のご苦労と共に、ご家族はじめ学校や施設のスタッフや仲間の温かさに囲まれて、障害をもったお子さんがたくましく生きていく姿、そして、親御さんたちの変化する価値観から、学ぶことが大きいです。
 
公園の実生のドングリ。お孫ちゃんの絵。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬がやってくる

2021年11月12日 06時35分13秒 | 活動日誌
おはようございます。
 
夜明けが遅くなりました。
 
6時、やっと明るくなってきました。
冬が一歩一歩、近づいています。
 
今朝、4時半のわが家の室温は16度。
 
 
古新聞とホウ酸で作った断熱材に入れ変えた効果だと思います。
床が冷たいと思うことも無くなりました。
 
 
ドイツ・フライブルグでは家屋で使うエネルギー量が多いので、少なくする努力がされていました。
 
 
化石燃料は廃止、自然エネルギーに切り替え、断熱材は暑さ40センチと決められていました。
 
 
冬も夏も冷暖房なしで暮らせる温度になるように工夫されていました。
 
確か、50年度までには全戸の家屋の断熱材入れ替えなどの工事を済ませる計画でした。
 
もっとも、住民のほとんどは公的マンションやアパートに住んでいて、個人住宅は殆どないのでできるのですね。
 
アパートの工事現場を見てきて時の写真です。
 
 
途切れなくグリーンベルトが作られており、虫や植物の植生を守っていました。
 
 
地球環境維持でも、アメリカ言いなり、大企業のしもべの金の亡者となっている現政府ではあまりに醜い。
 
学ぶところはきちんと学ぶ謙虚さがほしい。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする