「明日は児童館、休みたい」とお孫ちゃん1が言いました。
春休みでそれぞれの家庭の予定もあり、明日は同じクラスのお友だちや仲良しお友人が誰も来ないのだそうです。
「他のクラスの子もいるし、学年が違ってもともだちがいるじゃないの」と言うけれど、何か溶け込めない見えない壁があるようです。
幸い?明日は保育園の新年度を迎える準備のために自粛登園でしたので、私はお孫ちゃん2の世話係となっていました。
だからお孫ちゃん1の要求も受入れることができ、明日は、お孫ちゃん2人と過ごすことになりました。
だけど、気になるのは友人関係。
昔と違って、仲間関係の輪を広げるのは大変みたいですね。
同じクラス、同じ保育園卒のグループなどが固まって、なんとなく入り込めない見えない壁を作っているようなのです。
だから、友だちがいなくて一人になるとわかっている時は、躊躇するのでしょう。
お孫ちゃんは結構、積極的な子なんですけどね。
「放課後の自由な時間の異年齢集団は、子どもが発達する条件がある」と私は思っています。
お孫ちゃんもなんだかんだ言っても児童館は成長の場所です。
だけどすんなりいかなのですね。
異年齢集団でもみ合って、育ち合う力を培うことがどれだけ大切か、
年々、実感しているところです。
あ、そうそう、お孫ちゃんが出た保育園からW小学校に入った子は、2人だけなのです。
もう一人は男の子で、この4月3年生になって一緒のクラスになりました。
出発時にすでにプレッシャーがあった。
仲間を広げてゆくことが困難になっているのは、子どもだけではありませんね。
味噌がきれたと隣にもらいに行けたり、路地裏に行けば友だちがいて遊びほうけていた時代とは、今はまるで別世界。
でも、子どもの心は同じ。
何をしてあげられるでしょうか。