ぐるぐる☆インディア  ~ 廻る廻るよ、宇宙は廻る。

踊り手の日々想う色々しのごの。
西へ東へ、あっちこっち。

踊りにジャンルなし!国境もなし!

鍼・プシュカル。

2019年03月27日 | 印度と書いて、カオスと読む
<前回までのあらすじ>

暴れ太鼓。


<さながら、きーす・むーんだね。> よく御存じですね、ローストさん。

いわずもがな、The Who の暴れ太鼓。


ちうわけで、スパートでも何でもないラストである。

師匠来日問題は、暗礁に乗り上げたままである。

(´-ω-`) それでもどーにかなるのが、師匠のデフォルト。

奴隷解放を心底手放しで喜べない。


<うかうかしていたら、こんな物を!> し、師匠!こんなん持ってたんか!

カタックダンスの理論教本! ヒンディー語。

(`・ω・´)!サリーサンッ!次回の試験なんだけどっ!

スタジオに着くや否や、眼鏡の奥が笑わぬまま、こうきた。

いうならば、級だの段だの、取得する試験を受けさせるという話があったのだ。
よって本日は、その対策をすると。

(゚Д゚)!覚えとったんかーい!

正直なところである。

(´-ω-`) あまりに放置されていた案件でね…。


<いつだってギリギリだよねぇ。> おっかぁからも言ってやってくださいよ。

ギリギリどころか期限切れで、結局女将の気を損ねさせたのであるよ!

(´-ω-`) 誰がオーガナイザーやるんだよぅ…。

<結局おまぃぢゃね?> えぇええええええええーーーーー!!!

私の左脳はストップモーション。

(´-ω-`) 私の事務処理能力の低さは、師匠が松だとしたら竹。

それは、師匠もお分かりのはず。
しかし、充実といへば充実の座学であった。

(´-ω-`) やれば出来るじゃん。

ついつい思ってしまって、軽い立腹の感を覚えるのだが。


<なんでやらねーんだよぅ。> 川畑さんの言う通り。

眼前に物事が迫ってからしか動かないのがデフォルトなんだよっ!


といふわけで、プシュカル season 6 は確定である。
実技よりも、筆記の英語が一番の難関ではあるが、受かっても受からなくても

(´-ω-`) 人生のネタとして。

受けておかんとー!ちう気持ちMax。

よって、今seasonの疲れを取って行こうと、懇意の鍼灸師の所へ行ったのであるよ。


<常温保存は超危険!> 私の右腕。

京都人なら御存じ。 ほんと、お世話になりました。

(´-ω-`) 鶏肉の味するんだもん♪

野菜スープにコクが出て美味しくなるので、愛用していたのだが…

(´-ω-`) 最近、連日30℃超えで。

足が廻っていた様子。 あっさり大変なことに。
よー見たら「開缶後は冷蔵庫に保存してください。」…。
でも、

(´-ω-`) 28℃までは大丈夫だと人体実験で判明したよ。


<28℃でも大丈夫じゃない人が出てきたらどーする!> 路上で。普通の人が普通にお昼寝を。

お昼寝する場所は選ぼうよ。


ええ、大変なことになった後でしたので、鍼をプスプス、打っていただきました。
鍼灸師さん、頭を圧しながら

(´・ω・`)アラー、頭使っていらっしゃるのね…。

わかりますかっ!

わかってくらはりましたかっ!!

思い起こせばこのseason 5、かつてないストレスの連打!
それもそのはず、師匠との距離が近くなり過ぎた(当社比)からだっ!

プラス 謎のスランプ!
どうにもこうにも「気」が出てこないという苦しみ。

体は正直なものよの。

(´・ω・`) ここを御自分でも圧すといいですよー。

圧すよ。 圧しまくるよ。
インド上空から大阪上空まで圧しっぱなしで帰るよ。


さて、これから買い出しラストスパートしてくるよ。


<映画『パリ・テキサス』でテキサスにパリという地名があって云々いってるんだけど、ラジャスタンにもパリという地名があります。知らない町。まだ行ってません…浪漫抱えたまま、つづく。>

お仕事モードのラストスパート・プシュカル season 5!

2019年03月24日 | 印度と書いて、カオスと読む
<前回までのあらすじ>

不良息子とおかん。


<『おかんとマー君』を彷彿とさせるよね。> あら、ローストさん。

お笑い好きでしょうか。




ちうわけで、帰国まで後1週間。
ラストスパート激しいはずの昨今なんだが、

(´-ω-`) ちっともスパートしてなくて。

おかん、いや、師匠は渡欧州の準備で頭いっぱいなのである。


<いつものリズムだねぃ。>アッ、おっかあ。

このお母さんは頼り甲斐がありそうだ。


今日も、このおかんの話である。
スタジオへ辿り着くや否や、言う。

(`・ω・´)!ムンバイ行きは、やめだーっ!

そう、この5月にムンバイでコンペがあり、出場権を得たところだったのである。
このコンペのために新しい振付を作り、動画を撮り、ダイエットし、色々頑張ってきていたのに…

(`・ω・´)!ぼくの生徒(外国人)には航空券を送って来たのにー。

ぼくには無いんだよ、インド人だからって。 おかしくない?

(´-ω-`)…。

分からなくはない。
しかし今迄の努力は… ボリウッドデビューへの架け橋は…

(´-ω-`) 結局、本心はどーでもいい案件だったというわけか。

口では有名になりたいだの、ダンサーとして表舞台に立ちたいとか言っているが。

(´-ω-`) ロックスターになりたい☆

と口走っている私と何ら変わりない、単なるドリーミン発言。


<そこが好きなとこデショ?> 川畑さん、わかってる。

男前。


というわけで、7月からのスケジュールが空いたおかん、否、師匠。
具体的な来日案を出して来た。

(`・ω・´) 7月と9月、2回行きたいんだが。

おまぃ、オーガナイズやってくれんか。

(゚Д゚)!できませんよっ! 女将(※)に直接言ってください!
※ 師匠来襲2018 をご覧くださいませ。

次回のプシュカル資金の工面もせねばならず、己の活動も。
生徒ちゃんのこともある。

しかも2回来るだとぅ?
ビザは?マルチプルだったけか?アーチストビザ。

航空券代2往復分稼げるだけの仕事を持ってこいと? 私に?

(´-ω-`) 商人と踊り人の両立はできません。

自分のお世話だけで、手いっぱいです。
師匠も常々

(`・ω・´) アーティスト脳とオーガナイザー脳は違うからね。

よって、生徒それぞれの特性を鋭く見破り、仕事をふっている。

…何を考えているのか。


<ボグガ癒ジデアゲボう♪> …ドバデボン…。

勝手にベッドに上がって来た。


おかんは、全体重をかける子どもを探している。
かけられた子どもは窒息するか、逃亡するか。

(゚Д゚)!すなわち、潰されるか否かのデンジャ・ゾーン!

しかし、逃亡したところで次のおかん、すなわち師匠が見つからぬ。
うまいこと切り抜けるしかない。

(´-ω-`) 潰されてたまるか。

女将に仲介しますから、後ほど直接ご連絡してくださいねーと促す。

(´・ω・`)…あ、う、うん…。

この歯切れの悪さは、はっきり物言う女将がこわいとみた。
女将は仕事の切れも素晴らしいが、ビジネスマンらしい厳しい発言も飛ばす。

(´・ω・`) 君が言ってくれないか…な…?


<あーーーーーーーーー!> ムキョーときたら、フルーツヨーグルト。

バナナざくろハネー。


いつから私は、この人のマネージャーになったのだろう。

女将もこの頓狂に溜まった鬱憤、伝わらぬ業務連絡を私にぶつけてくる。
WS参加者、共演者の皆さまも、色々何かと私に言ってくる。

賞賛であれ、クレームであれ、仲介する身のしんどさ。
師匠の来日。 正直なところ、私のニーズではないのに。

(´-ω-`) だって、こっちが師匠ん宅行くんだよぅ。

毎年毎年、何か月も。
稽古のみの身でいたいのが、本心である。

商人をやりに、この人についているわけではないのだ。


<ホーリーのトチ狂いを思い出して気を取り直す。> 燃料なーんだ?

街角でぶち燃やす。 アンサー♪ 牛・糞♪


これも弟子業と言われてしまえばそれまでだが。
セクハラや、暴利ぼったくりの無い師匠で万々歳なのだが。

(`・ω・´)♪ 3か月、日本に居たいなぁ~ん♪

などと、トンデモ夢物語を諸々語るので、いちいち振り回される。

(´-ω-`) 誰が面倒みるのか。

あまりの恐怖に、思考が止まる。


<こんな時は太鼓を叩こう♪> ナンガーラ。

毎日夕方、プシュカル湖畔で太鼓叩きやってます。
参加自由です。無料で誰でも。

(´-ω-`) プシュカルへお寄りの際には、どうぞ。


もう、盗んだバイクで走り出したくなってきました。


<次回は私、どーもカタックの試験を受けるらしいのですが、何をやっていいのかまだ聞いてません…受験生を奴隷のように働かせるおかん、これは虐待なのではないかという疑惑を抱きつつ、つづく。>





インド、甘えの文化 ~師弟関係といふものを鑑みる。

2019年03月23日 | 印度と書いて、カオスと読む
<前回までのあらすじ>

稽古は意地でも開催するっ!


<ろくなことないよね。> 現実を見据えているローストさん。

とは言いましても、師弟関係は運命共同体ですから。

(´-ω-`) ホーリーを楽しむ弟子を見る目の冷たさと言ったら。


12月上旬より続いたプシュカル season 5 も、残すところ後1週間である。稽古のみならず、生きるだけでがむしゃらだった season 1~4と比べて余裕が垣間見られた今期。
地味にスタミナがついたのだろう、若干なりとも上達してきたゆえのことかと思えど。

不覚のスランプという、段階の違う苦しみに苛まれるという事態に陥りはした。
が、これも学び深い滞在だったのではないかと思うに至っている。

(`・ω・´)!次回は、俺らのショウやるからな!

大きい寺で。

んだから日本で毎日練習しろよ。

(`・ω・´)!出ないとは言わせんぞ!!(行間の叫び)

と言うのであるが。
発案(だけ)は素晴らしい師匠ということが薄々どころか、厚々分かったので、次回はいちいち動揺しないようにしなければと今から戒めている。


<表現の人に事務処理能力を求めてはアカン。> 無駄に説得力のある母牛さん。

師匠はどの方面に於いても、自分を上回っているよ。
踊りのクオリティの高さもそうだが、事務処理能力の低さも…。

(´-ω-`) 発想もスゴイが、頓狂もスゴイ。

上回っていてこそ、師匠。


<一緒び夜明ゲのゴービーぼ飲ボう♪> 朝日を浴びるドバデボン。

別名 パーポー。


そんな師匠ゆえ、時に「プシュカル湖に沈めたろか」などと、冗談めかした悪態をつきながらもついていっているのだが。
敬意と殺意は共存できるものだと、感情の持つ複雑さに恐れ入る。


<おまぃの頭がオカシイだけだろー。> 夜露死苦ちゃん、見る。

この犬(ひと)とも馴染んだ。


しかし、恋愛や結婚という形でなく、こうも人と深い関係を築かざるを得ないことになろうとは。
私が常日頃提示していることに

(´-ω-`) 人付き合いは、人生のうちの3割でいい。

だからこそ、お互いにとって有意義な、学びのある関係でいたいと願っている。
また、深く付き合うことと距離が近過ぎることは、違うと思っている。

逆に、深い付き合いの人だからこそ、風穴が必要ではないかと。
余白の部分が無いことには、息が詰まる。

(´-ω-`) 師匠ってば、距離の近い人なのねぃ…。

インド全般が、そういう文化なのかもしれぬが。
毎日が「暑苦しいおかんに困惑する長男(ヤンキー)」の気分である。

正直、一番つらい修行項目。


<一匹じゃぁ生きていけないもの。> アッ!川畑さんぢゃないかー。

男前になってて、分からなかったよぅ。


おかんになまじ気に入られると、仕事が増える。

使える長男と見なされると、おかんは全体重をかけてくる。

コアな読者様なら御存じであろう、season 4 まで在籍していた「まとも弟子」を。
彼女は、実に優秀な長男であった。
ヘマスタの生徒会長とも言うべき存在であった。

おかんは安心して全体重をかけ、
私は安心して一人、アナザープラネットへトリップしていた。
さながら優秀な兄に家のことを全て任せ、バイクに乗って何処かへ行ってしまう弟。

しかし、まとも弟子は何を思ったか、踊りをやめてスペインへ帰ってしまった。

おかんは体重のかけ処を失い、
私は、アナザープラネットから戻らずを得なくなった。

戻ったところで、おかんの体重を支えられるような「まともさ」は無く。
支えぬことによって、おかんを鍛えているのだと思う有様。


<面倒みたったらどうや?> アッ、耳毛くん。

バイクが好きな犬(ひと)達ですな。


こういう性分なんだから仕方がないだろう、というのは容易い。
おかんとて「こういう性分」なのである。

(´-ω-`)「こういう性分」のすり合わせが学びなのか。

修行の神髄なのか。


肝心の踊りとは、どう繋がって行くというのか。


<今期の、おかんのお世話係はビギナーちゃんです。出来のいいきょうだいがいると大変助かります。優秀な皆様、是非いらしてください!根っからなまけもののまま、つづく。>




タール砂漠、春の風物詩 2019 ~祭のあと。

2019年03月22日 | 印度と書いて、カオスと読む
<前回までのあらすじ>

ばかのやること。


<カーチャン、コワイヨゥ。> 美牛さん&三男ちゃん。

この難民化した感はどうだ。


昨日。3月21日は春分の日であった。

そう、此処インドでは毎年恒例 ホーリーである。

世界的に有名な大祭で、色粉や色水を掛け合って、春の到来を祝う正月のようなもの。
スピリチュアルな業界では「宇宙の元旦」などと言われている大事な日である。

(´-ω-`) しかし別名、バカ祭。

もう、バカそのものになりきらねば楽しめない、なりきるべき日なのである。


<筆舌に尽くしがたい。> お写真でご覧くださいませ。

道がピンク。

<Calling you~♪> 名画『バグダッド・カフェ』的光景。

悄然。

<行きつけの食堂前。> 呆然とチャイを待つ。

体に悪いもん入ってそうな粉を見ながら飲むチャイは、格別。

<…。> 異なる現実を見る。

仔牛、何思う。

<ローディーさん、おつかれさまです。> 朝8時からトランス、大音響で流してて。

昨年までは前日からオールナイトだったので、ましになりました。

<プシュカル町内会で決まったんだよぅ。> ジモティが話しかけてきた。

オールナイトは流石にやり過ぎちゃうかーって、偉い人に言ってやったんだ。


ちうわけで、コアな読者様なら御存じでございましょう。
昨年何を思ったか、このバカ祭に参加してみたといふことを。

(´-ω-`) 実をいうと、結構楽しかったのねぃ。

着用していた衣類はすべてダメになるバカ展開。
物によっては、バッグも。

コーフンしてハグしてきたまま、執拗に剥がれない(離れない、ではない!)バカ多数。
時と場所が間違えば何をされているかわからぬ、バカ通り越してる展開。

プシュカルという管理されている聖地で、昼間だから大丈夫なようなもの。

そして、気になる粉の成分であるが。
アレルギー持ちの友人がこれまた執拗に調べ上げたところ

(´-ω-`) アスベストだの、水銀だの。

一体何を使っておるのか。
よくもまあ、10億の民が毎年無事なもんだと思う。

(´-ω-`) 実は死者出てたりして。

この粉によるアナフィラキシーショックで。


<ボグ、ドバデボン。> アッ!君は!

ウッカリ購入。 これも、コアな読者様なら御存じでございましょう。

(´-ω-`) アジメールの路上で売ってるやつ。

なんと!30ルピー(約60円)! 言い値で即買い。

<貯金してねっ。> ドバデボンに言われたらするしかない。

このインド仕事にノックアウト。

(´-ω-`) お金入れたら入れっぱなしの貯金箱。

四次元ポケットから出してくれるのだろうか。 ルピーを。


もう毎年同じなので、ホーリーの様子は、これと言って書くことは無い。

念のため、師匠に「明日は稽古あんのかよ?」メールを祭前日に送り付けたら

(`・ω・´) イエス!オフコース!

意地というか、やけっぱちというか、揺るぎない感じで返信が来た。

もはや、春の風物詩。
意地の稽古、ホーリー稽古。 参加者は私だけ。
※ 今年は姪っ子ちゃん 1名 参加してました。

昼からだけど早く来い、と。
宴たけなわになるとアブナイ、色粉をかけられるから、という配慮であろうが

(´-ω-`) 私としては、ちょっとばかり参加したい。

そこんとこはインドリッシュが聞き取れなかったことにし、宴たけなわタイムを狙って出て行ったのである。
ホワットドゥユーセ~イ? 嫌な弟子である。


<ビヘイビアがヤンキーやな。> アッ、耳毛くんだ。

残りの人生は、己の欲望にさらに忠実に生きようと思います。


どひゃぁああ! うひょおおお! ぴやぁあああああ!!

大丈夫か? いや、大丈夫ではないよ。
粉まみれだよ。トランス大音響、何処までも聞こえるよズンボコズンボコ。

色粉まみれのバカが、大量に路上で踊り狂ってるよ。
普段バカじゃない人も、バカ炸裂してるよ。

トランスとボリウッドソングが混ざりに混ざってしっちゃかめっちゃか。

踊るよ。

(´-ω-`) こんな楽しい一時があろうか。

昨年は鞄をダメにして帰国時に不便が生じたので、
今回はドゥパタ(ショール)の下に抱きかかえて、色粉飛び散る路上を行く。
飛び跳ね、小躍りしながら、稽古場まで。

(∩´∀`)∩♪ ハッピーホーリー!


<ハッピーホーリー。> 静かに言われたよ、牛さんに。

祝われてますね。


そして、その路上パフォーマンスは、偽カルロス(行きつけの衣装屋店主)に動画隠し撮りされており。
「見たぞ~」と後ほど送られてきたのであるが。

(´-ω-`) うれしそうな俺。

振付がどうのこうの、古典の型がどうのこうの。
どこまで必要なのかと、改めて思い知ることになった展開。


まだ踊ることが楽しいのだと、安堵したバカ祭のあと。


<しかし早く来なかったバカ弟子に師匠は実は御立腹の様子。どうも御家庭内で安全地味なプージャをやった模様、参加させたかったのではないかと…ピンク色に染まった顔のバカ弟子を冷たく見据えるドメスティック師匠に幸多かれ、つづく。>

バカ大祭前夜 2019。

2019年03月19日 | 印度と書いて、カオスと読む
<前回までのあらすじ>

おかんの背中。


<カーチャン…。> 果物屋さんの裏に棲みついているローストさん。

もう、ほぼここで飼われている。


今年もやって来る。 ホーリー。
色粉をぶちまけて祝う、トンチキな祭である。

暦では、3月20日~21日とのことだったのだが、どーも現地では21日~22日だとか。

(´-ω-`) こんな大祭の日程すら、あやふや。

もう驚かないけど。


<今年もキタ━(゚∀゚)━!> 昨年の売れ残りが混ざっているとみた。

何年も前から生き残っている粉が混ざっているよ、きっと。


以前も書いたが、この色粉。
成分は何か気になるのである。

アレルギー性皮膚疾患にお悩みの友人は、本気で擦り付けられるのをビビッている。
皮膚疾患が無くとも、積極的に擦り付けたいシロモノではない。

(`・ω・´) 油を塗っておけ。

そうすれば、洗い流しやすい。

流石の師匠、現地人の知恵を教授である。
そして、この現地人は今年も

(`・ω・´) ホーリーは、ばかのやること。

僕、心底憎んでるんだよ、この祭。

もはや、プシュカルの春の風物詩。 師匠の放言。


<んだからこの師匠に落ち着いたんだよなぁ?> 分かってますね、いい面構え君。

この面構えがカラフルに染まるのも時間の問題。


プシュカルは狭い町である。

低い山に囲まれた、周囲歩いて数十分の、小さな湖を中心に栄えている町。
というより、村。保守的な。

ヒンドゥーの聖地ゆえ、全世界から沢山の人がやって来るのだけれど、
どうしてこんな所と縁づいたのかよく分からぬ。
分からぬが、

(`・ω・´) ホーリーは、ばかのやること。

色々頭にクることはあれど、やっぱこの師匠だわー、と毎年思って帰ることになる至言。
村中が物凄い勢いで盛り上がっている中で「稽古やっどー」。

色粉避けつつ、喜々として!
珍しく喜々として、スタジオに足を運ぶホーリーの日。

えてして、生徒は私1人。

(´-ω-`) 変人様は、変人様を呼ぶ。


<もうあんま困らせたるなや~。> そんなこと言われても、こっちが先に困らされているのです。

長老さん、お孫さんですか?


ちうわけで、帰国の日が迫っており。
私の脳はぐーるぐる。

とりあえず、6月までイベントの話は決まった。
イベントはイベントを呼ぶので、ひとつ出演したらイモヅル式に増えていく。

そのための振付を新しく入れるか、否か。

日本での金策をはじめ、何をどうするのか。

とりもとりあえず、インドで買って行かねばならぬ物は何か。

欠けた歯の治療はどの歯医者でしたらいいか。

おっと、それ以前に、デリーまでの移動手段をおさえねば。
日本での自主練メニューも、作っておかねばならぬ。

(´-ω-`) 師匠の気まぐれ交じりのメニューをね。


<呆れずにまた来てな。> 犬ストリートは魂のストリート。

おっかぁの存在感は、ぴか一ですな。


とりあえず、ホーリーの日は昼飯を外に食べに行けないので。
そもそも、店自体営業していない。
よって、食べ物を沢山買っておかねばならない。

(´-ω-`) 兵糧攻めに遭いかねん。


やっぱり、ばかな祭だと思うに至った。


<本当は一緒になってバカやりたいのかもしれぬ…胸に手ぇ当ててよぉ考えてみますわ。誰や!色粉最初にかけたのは!早くもオデコピンク色の牛を横目に、つづく。>