ぐるぐる☆インディア  ~ 廻る廻るよ、宇宙は廻る。

踊り手の日々想う色々しのごの。
西へ東へ、あっちこっち。

踊りにジャンルなし!国境もなし!

頓狂という名の助け舟に乗る日。

2020年02月29日 | 印度と書いて、カオスと読む

<前回までのあらすじ>

そこに山があるから登る。

 

<寝たいから寝る。> 寝顔の面白い子ちゃん、寝起き。

大きくなり過ぎているきらいが。

 

コロナ騒ぎで日本は閑散としているらしいのですが。

インド、別に変わりません。

コロナもデング熱も一緒、いつもの騒ぎの中の一つと見做している様子。

ある意味恐怖ではあるが、のんき。

 

ですが!

 

水際対策は日本なんぞよりも手際よく、シビアで。

とうとう、日本からの渡航者にビザを出さない方針を、これまた突然ぶち上げた次第。

昨日朝一で、旅行代理店に勤める日本の友達からのメールで知る。

 

( ゚Д゚)!!!!なんだってーーーーー!!!!

 

モディさんよ!アベチャンと友達じゃなかったのかぃ?!

 

<・・・てことは、もう来られんのか・・・?> おっかぁ、底抜け笊と共に佇む。

season 1 からの友達だもんね。

 

目の前真っ暗。 朝っぱらから真っ暗。

今までは、己の体力とお金の心配だけでよかった。

疫病問題だもんね、国のトップが仲良かろうが、そういう問題じゃないんだ。

 

己の力の及ばぬところからの強力な濁流に呑まれるとは、なんと無念な。

 

<悔いの無いようにね・・・。> おっかぁのことは忘れない。

スーツケースいっぱいに、アタ粉(チャパティの原材料。全粒粉)を買っていくよ。

 

涙目になって、動揺のあまり、速攻で師匠にメッセ打つ。

 

(´-ω-`) これが最後かもしれません・・・。

 

んだから、未完成のアレ、なんぼ訊いても出来ないアレ、稽古つけてくだされ。

自主練でどうかなるもんでないアレ・・・『タラーナ』ステップ部分。

 

(´-ω-`) むちゃくちゃ速いんだ、これが。

 

<え?まだ出来てなかったのぅ?> 目も覚めるってもんだ。

そんな不憫そうな目で見るなよ。

 

しかし、そんな動揺をよそに、流石うっとこのおっしょさんである。

オーマイガー、開口一番に「分からないよぉ~。」と来た。

そして何の脈絡もなく「スチューデントビザ出すぜ☆」と…?。

 

( ゚Д゚)! 分からないってか! 

 

あのね、インド政府が言ってんのよ、日本人にビザ出さないって。

んだから、再入国できるのがいつになるかわかんない、んだから、今回が最後になるかもしれないと・・・。

 

日本は既に、コロナ大国と見做されているんですぅうううう!!

 

<動揺はオトボケた物を見て癒しましょう。> インディアン・ファンシー。

インド魂。

 

<神様の思し召しがきっとあるよ。> やさしい親子。

日付が入ってましたね。 ショボ之丞とその母、まだらちゃん。

 

(´-ω-`) 大きくなったショボ之丞に会いたいものだよ。

 

<悔いの無いように喰らう。> バターが浮いてるラッシー。

激甘激旨。

 

<スパゲッティはアルデンテで、と言わないとソフト麺で出てくるよ。> 一袋茹でている模様。

全部平らげますよ。お茄子が、日本仕様の紫ので感激。

 

<お猿も食事中。> 花喰い猿。

ちゃんと紐から外して食べてるよ。

 

<通りすがりの人に貰った> 謎の実。

さくらんぼの歯ざわり&干し柿風味。

 

たらふく喰うて、自主練じゃーい。

 

<ヘマスタに時計が付いたのさ。> 今更なあ…。

始まって10分でゲッソリしてくる過酷な稽古模様もスィートメモリーと化す日が来るのか。

 

<弁天様もいつの間にやら笑ってた。> 技芸の女神、サラスヴァティ様です。

スタンダードなインド画でなく、これを選ぶおっしょさんのセンスが好きだ。

 

と、動揺の日を過ごしたのであるが結局。

駐在さんと学生さんは「大使館などで紙面で得るビザ」有効だそうで。

(2020年2月29日現在)

いわゆるEビザ、観光客は全面シャットアウトと判明。

 

(´-ω-`) おそるべし、おっしょさんの脈絡の無さは直観そのもの。

 

己の体力、財力の問題は残るものの、ビザ問題は今んとこ解決。

 

<あとは生き残るだけじゃな…。> プシュカルの夕暮れ。

陽はまた昇る・・・といいな。

 

<日本の皆さま、生き延びてーな!…言ってる傍から何やら蟲に刺されてるんですけど…デング熱大丈夫か?マラリヤッ! 生きていたら、つづく。>

 

 


睥睨の日。

2020年02月27日 | 印度と書いて、カオスと読む

<前回までのあらすじ>

崖っぷちを行く。

 

<人生も崖っぷちだよね。> 仔牛のローストさん、佇む。

牛生も相当だと思うよ…。

 

そうだ、お山登ろう。 とばかりに登ったのだが。

 

<なんだか可愛いの。> お山のてっぺんの寺院。

寺院というより、祠。

 

<お地蔵様のような。> この、こじんまり感がいい。

ここで初めて、ガーヤトリー女神様のお寺だと知ったよ。

 

(´-ω-`) 世界平和も祈ってきたよ。コロナ。

 

<睥睨してみる。> プシュカル北部。

山の低さが京都盆地をほーふつとさせるのだが。 砂。

 

<来た道。>プシュカル東部。

まさか、こんな中年時代を送るとは思ってなかった。

 

<プシュカル湖が見えるよ。>プシュカル南部。

遠い前世、憧れていた地なのではないかと妄想。

 

<いつも遠くから見ている木だー!> やっと会えました。

あたいも見ているよ、と大変フレンドリーな。

 

<振り向けば、山羊がいる。> 粒粒が落ちているはずだ、と。

もちろん、階段は使わない。

 

<謎のスペース。> ここでライヴやったら、来る?

賃料なんぼや?

 

というわけで、楽しい休日は健やかに終了したのであるよ。

サヴィトリ山よりもカジュアルなお山で登りやすいので、プシュカルにお寄りの際にはどうぞ、登ってね。

 

<甘いもんも持ってくといいよ。> プリン味。

聖域で食べるのも難ですから、お山の中腹でお召し上がりください。

 

<色々あるよ。> やるな、インド製。

ネイルの様子が違うのは、日が違うのねぇ。

 

(´-ω-`) 今回はのんきなネタで お・し・ま・いっ。

 

<何故に急に お・も・て・な・し 状態なのかは置いておいて、まぢでコロナ大丈夫かジャパン!「インドに居た方が安全かも」と日本の友達からメッセが来たのだが・・・プシュカルは突然日中30℃超の日々、5月には50度になることでしょう。デング熱の恐怖に晒されながら、つづく。>


登るぜ☆プシュカル高尾山!

2020年02月25日 | 印度と書いて、カオスと読む

<前回までのあらすじ>

師匠企画勃発。

しかし!肝心な

 

(´-ω-`) 料金が不明なのねぃ・・・。

 

<ホントにホントにホントにホントにゴクローちゃん♪> おっかぁも言ってるぜ。

怖楽しみな企画であるよ。

 

ちうわけで! プシュカル高尾山に「突発的に」登ってみたのである。

5年越しの念願叶って、というわりには

 

(´-ω-`) 暇だし、登るか。

 

まさに、その感覚で。

何事も叶う時というのは、こんな感じなのかもしれぬ。

 

<結婚決める時もそんな感じよ。> おっかぁの説得力。

既婚の皆様、そうおっしゃいますな。

 

<この道をテクテクと。> ともかく山に向かって行ったのだが。

山に続く階段が見つからなくって。

 

<この崖っぷちを行けと!> そこに居たヂモティが!

ショートカット!ショートカット! と連呼されて登ってみたはいいが・・・

 

(´-ω-`) さながらロッククライミング。

 

あまりの怖さに途中で諦めて降りていたら、下から叫ぶんだ、ヂモティ。

 

( ゚Д゚)!なぜ降りるーーーーーーーーー!!

 

違うぞ、右だ右、頂上はそっちやー!

「志村後ろ後ろー」のノリで叫ぶ。

 

( ゚Д゚)!アカン!階段使うわーーーーーーー!!

 

叫び返す。 崖っぷちで斜めになりながら。

ヂモティ、深くうなづいて去る。

 

<そそのかされて登る方も登る方。> おっかぁの言う通り。

中年は、無駄なパワーを使ってはいかん。

ヨレヨレ、と崖っぷちをやっとのことで降り、迂回する。

 

<ブーゲンビリアが咲いてるよ。> インドの桜か。

ブーゲンビリアを見る会。

 

<おしゃれさん発見。> そのネックレス、ゴルチエ?

いえ、クロムハーツです。

 

<階段はこっちやー。> 突然現れます。

こんな地味な表記、見逃すわいっ。

 

<ズンドコ登れ。> あーい。

 

<意外と緩い。> 安堵の階段。

 

<しかし、途中までなんだな。> なぁ~にぃい~~~!?

左の山のてっぺんに見えるのが寺院。

 

<シャボテン、わさわさ。> うん、乾燥地帯だねっ。

日本でいうと何だろ、普通に椿とか梅とか、そんな感じで。

 

<あーしんど。> さっきよりは緩いんですけど、何せ崖っぷち。

先ほどの階段は騙し討ちかと。

 

<思えば遠くへ来たもんだ。> ふと人生を思う崖っぷち。

ヂモティはサンダルで登っていたぞ。

 

<何かしらんが到着したっぽい。> 建物を見る安堵。

こんなとこで大麻フカしてんぢゃねーぞ、と。

 

(´-ω-`) インドで言う Smoke って、それね。

 

<靴を脱げっ!> 聖域だ、痛くとも脱げよな。

あら、先客が居たよ。

 

<…はい?> わからん記述が。

レストランなど無いのだが。 

 

(´-ω-`) 壁に直接書くなよ…。

 

しかも、ペンキで。

 

<ちうわけで!いよいよ聖域ですぞ。伸ばしに伸ばしつつ、つづく。>

 

 


『ローマの休日』のノリで読む、プシュカルの休日。

2020年02月24日 | 印度と書いて、カオスと読む

<前回までのあらすじ>

スケキヨ君、今年も。

 

<アンタ、惚れたね?> 見透かされたよ。

ええ、スケキヨ君にはメロメロですよ。

 

<わしは?> トーチャン…。

妻子持ちだからなあ…。

 

と、コロナ騒ぎをよそ目に、プシュカルのお友達は平和である。

インドは、大気汚染にデング熱、マラリア、コブラは出るわ、虎は出るわ。

問題が多過ぎて、コロナは「いつもの問題の一つ」でしかないのかもしれぬ。

 

<かわゆいものでも見ましょう。> 地味にここで飼われていた。

過去形なのが寂しいけれど…。ある日突然、いなくなってた仔犬たち。

 

(´-ω-`) お花が置いてありました。

 

プシュカルの人達の、そんな優しさが好きです。

 

などと、切ないことも発生する毎日ですが。

おまっとさんでした!来たよ来たよ、師匠発言。

 

(`・ω・´)!ラジャスタン・ツアー、やっから!!

 

日本の皆さまにご案内せえよ、とコマンドが。

 

<偽善ブックから持ってきました。> 今年の12月17日~31日だそうな。

日程的に、私は強制参加の模様。

平たく言って『ヘマぼんと行く♪ラジャスタン・ツアー~見て楽しい♪踊って楽しい♪うふふツアー!』である。

皆様、ふるってご参加くださいね! 

ダンス経験の有無は不問ですこの際。

 

(´-ω-`) コロナ騒ぎが収まってたらね。

 

なおかつ、生きていたらのことであるが。

 

しかし「案内せぇ」と言いつつ、シェアポッチの見当たらぬページ・・・。

流石の師匠。ヘマリズム全開。

 

(´-ω-`)・・・これは、師匠が主催なのでしょうか?

 

恐る恐る尋ねたところ、強くうなづく師匠。うなづき師匠。

遠い目で黙るしかない弟子。 沈黙の師弟。

 

<しつこく登場ですぞ。>コアな読者様なら覚えているよね?

詳細は、2019年1月上旬を検索してくれぃ。

 

(´-ω-`) まぢで泣いた記憶。

 

そうです。うっとこのおっしょさん(うちの所のお師匠様)は、事務能力が極めて弱い。

踊りはさらに円熟味増し増し、お人柄もおかんテイストの、安心師匠なのですが(フォロー)。

 

(´-ω-`) 引率、大丈夫か?

 

言葉には出さねど、誰もが思う疑問。よぎる不安。

しかし、師匠はすべてを察知した様子で

 

(`・ω・´)!大丈夫だぁ、お車の手配などは俺の担当ではないっ!

 

胸をなでおろした次第。

 

<さ、安心して山登るどーん!> いよいよプシュカル高尾山登山の時が!

5年越しの願いが叶う時がキタ━(゚∀゚)━!

 

<師匠の宣伝で長くなってしまったので、登山模様は次回。はよアップせぇよ~!はぁ~い!お返事だけは良く、つづく。>