差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

ニラの花

2017年08月31日 | 日記

 郷里から数株持ってきて植えたニラ、こぼれダネでやたらと繁殖し庭のあちこちに生えている。その可憐な花が咲きだしたのでアップしてみた。

 秋の訪れが早い郷里では、畑の畔に植えられたニラの咲くころになるとなんとなく寂しさを覚え、夏も終わりだなと思ったものである。花言葉は多幸というそうだ。

{語り部}

 子供の頃は、今と違って交通機関は鉄道が主役であった。戦後の一時期、あまりの混雑に切符の発売制限がなされれること度々である。なにしろ機関車の前にも乗る様な状態だった。急用で出かけなければならない時は、まことに不便である。父などは官舎を訪ね助役にお米を届け切符の手配をしていたのを覚えている。つまり賄賂である。食糧不足の時代、助役さんも仕方がなかったのだろう。

注、小さな駅では助役が最高責任者で、いくつかの駅を束ねて駅長がいた。今はどうなっているのか定かでない。