差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

故郷は遠きにありて、、、

2023年10月31日 | うんちく・小ネタ

   昨日、故郷の実家を継ぐ90歳の兄から新米届く。有難いことである。

 故郷の田んぼを思い出しながらいただくことにしよう。とは言っても子供のころ見たタニシやヒルなど住んでいた湿田は姿を消した。今は機械化されるにしたがって耕地は基盤整備され、むかしを偲ぶ光景はない。勿論ドジョウやフナを掬った曲がりくねった小川は姿を消し、直線的なU字構が無機質に延びているばかりである。ただ不思議なことに夢に出てくる田んぼは、整然と整えられた田ではなく畔の曲がりくねった昔の棚田のような風景である。

      ふるさとは遠きにありて思ふもの
       そして悲しくうたふもの
       よしや
       うらぶれて異土の乞食かたゐとなるとても
        帰るところにあるまじや

      、、、、、、、、、、

 複雑な生い立ちの犀星は、このような詩を残したが、爺にとっては遠くにありても近くにありても思うものであり、温かく迎えてくれる故郷であり、帰るところなのである。昔の姿は幻となってしまったが、、、、、。

 


我が家の庭でも、、

2023年10月30日 | うんちく・小ネタ

 気温11度、このところ朝の冷え込みは一段と進んでいるようである。早朝散歩も防寒対策が必要になってきた。庭の実生のモミジも季節を感じ色づき始めたのでアップしてみた。数ある木の中で、この木だけがいつも魁けて紅葉をはじめるのである。

 ところで秋になると木々は黄葉したり紅葉するが、その仕組みは全く違うと言うことをネットで調べて知る。黄葉は元々葉の中に含まれている色素が葉緑素の減少で目立つことから見られるのだという。一方紅葉は、新たな物質(アントシアニン)が出来るから赤く染まるのだそうだ。いずれも同じような作用で葉に変化をもたらすとみていたが新たに勉強となる。

 ネットは手近に調べられるので有り難い!!

 


有為転変は世の習い

2023年10月29日 | うんちく・小ネタ

 既に記したが、共に集いの役員として頑張った先輩Nさん悲しいかな6月に旅立たれた。そこで、会長さんから追悼文の執筆をと依頼され謹んで投稿となる。その広報誌が昨日届く。改めて読み直し、N先輩の人徳を偲ぶのである。

 ところで、八十路も半ばを過ぎるとなんと旅立たれる友人・知人が多いことか。有為転変は世の習いというが、この言葉をを思い起すこの頃である。それだけに仲間との交流を大事にしたいものである。今日は、年一回のOB会である。昨日に続いての連チャンとなるが、出かける事としよう。


小さな水盆の世界

2023年10月28日 | うんちく・小ネタ

 我が家の庭は、好天が続くとカラカラに乾燥してしまう。こんな時、潤いを求めて小さな小さな水盆の世界で遊ぶのもまた愉しである。

 アップしたのは、溶岩にサツキ3種を植え付けているものと多年草のカナデアンオダマキと超ミニミニアジサイを植え付けたものである。水分を好む苔を這わせているが、水遣りをすると立ち所にグリーンが映えるのである。小さな世界でのサツキたち、今年は花芽を付けてくれないのが残念である。

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 さて、今日は嘗ての職場の創立150周年を祝って式典や祝賀会があるという。退職して27年、未だに声が掛かることは嬉しいことである。久しぶりに背広に腕を通して出かける事としよう。


染まり始めたセンリョウ

2023年10月27日 | うんちく・小ネタ

  庭にはこぼれ種で殖えた千両や万両がそこここに生えている。その中で玄関脇の千両は、早くも朱く染まり始めたのでアップしてみた。万両は、まだ、、、、。

 消毒もしなかったせいか虫にやられ実の数が少ないようだが、真っ赤な実は、目立ち野鳥たちを誘うであろう。覆いをしないとお正月の頃までは持たないのである。

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 集いの広報誌印刷屋さんから校正用のプリント届く、一部「てにおは」の誤りが見つかり改めて校正し副会長さんに依頼しメールで送って貰う。広報誌は明日辺り届くことだろう。爺の拙文も遅くなったが会員の皆様に読んで頂くのも間もなくである 

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 八十路の手習いで作った「街のあゆみ」のDVDを街の方々に公開を計画したところ、自治会から共催ではどうかという問い合わせがあった。役員の皆様にお任せすることする。


マユハケオモトの花

2023年10月26日 | うんちく・小ネタ

 万年青ではないのに縁起のいいその名をついたヒガンバナ科の仲間、マユハケオモトが咲いたのでアップしてみた。花茎をチュウリップのように葉の中心からではなくそれたところからすくすく延ばしさかせるのである。この花の付け方は、コチョウランなどと同じように思う。

 ところで、この花実を付けたところを見たことがない。今年こそ生るかどうか見届けてみようか。種が出来たら蒔いてみようか。帰化植物なので生育時の様子も見てみたいものである。


黄葉・紅葉便り

2023年10月25日 | うんちく・小ネタ

 今や紅葉・黄葉狩りシーズンとなる。免許証返上してそうしたところへ出かけるのもままならなくなったが、小さい庭の中でもそれを知ることが出来る。

 アップしたのは、山取して40数年になるミニ盆栽の欅、季節の移り変わりを誠実に捉えて黄葉し初めている姿である。この老木の欅も、木枯らし一番が吹く頃まで木の葉を纏って愉しませてくれるのである。

 一足早く秋を迎える阿武隈高原に位置する故郷の野山は、錦秋にそまっているだろうな、、、。


サツキの花芽

2023年10月24日 | うんちく・小ネタ

 サツキの世話は、花柄摘みに始まり日々の水遣り、時おりおりの消毒とまめにやらなければならない。その成果は、花芽の付き方でわかる。だが、何年やっても期待通りに行かないのが常である。

 摘蕾しなければならないほどびっしりとつけたものもあれば、お付き合い程度にパラパラと付いているものもある。そうかと言うと隔年結果のように全く蕾のない木もある。

 アップしたのは、たくさん花芽をつけた真如の月と季節外れに花をつけた大盃(左)と鶴翁(右)である。これからは、蕾をいためつける芯喰い虫に気をつけなければならない。消毒、、、消毒である。世話は掛かるが、それもまた愉しみなのである。


ど根性イヌサフラン

2023年10月23日 | うんちく・小ネタ

 風に弱いイヌサフランの花、今朝は花茎が根元からおれたように倒れていても陽の光を精一杯受け止めようと花弁を広げている様を撮ってみる。

 その姿は、当にイヌサフランのど根性を見た想いである。子孫を残そうと種子を作ろうとしているのであろうが、何時も気にしているがその種子はまだ見たこともない。

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 ノートパソコン歴は長いが、いつまで経ってもブラックボッススの表面を撫でているようなもので、いざ故障でもあろうものなら全くのお手上げ状態となる爺である。無線LANで繋がるプリンターがしばらく印刷できなくなっていたが、昨日突然起動し出来るようになった。何が原因か狐に摘ままれた想いである。

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 昨日集いの副会長さんと広報誌の最終校正をしネットで何時もの業者に送る。明日辺り届くことだろう。お手伝いは愉しいものである、、、、。

     


米粒一つに、、、

2023年10月22日 | うんちく・小ネタ

 お米作りには、七人の神様があり、それは、「水、土、風、虫、太陽、雲、作り手」と教わる。 昨日、その神様のひとり姉の嫁ぎ先の甥から新米が送られてきた。有り難いことである、感謝しながら故郷の香りを頂くことにしよう。

 感謝しながら米粒一つ粗末にするな!と厳しく教わった子供の頃の米作りを想い出した。その作業過程はすべて人力であった。鋤や鍬で田起し、代掻き、田植え、草取り、稲刈り、はざかけ、籾打、、、etc.と親たちの牛馬のごとく働く姿を見てきた。

 今はその作業の大半が機械化されているが、七人の神様のうち六人の力は如何ともしがたい。今年も豊作だと言うが、厳しい大自然の営みにたいして甥たちの努力が大いに功を奏したのであろう。