晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

遺品整理

2013-04-02 22:29:30 | Weblog
 春本番。葡萄の芽吹きが始まったり、桃の花が咲き始めると果樹農家はまた忙しい毎日となります。
 時間を要する家事は、農閑期であったり雨の日に思い切ってやらなければ…と長年の主婦業はいつも思っています。

 急ぐこともないけれど、母の遺品整理に苦慮していた私でした。
 遺品整理はタンス丸ごと…そんな話も聞くのですが。
大正・昭和・平成を生きぬいた母の和服の数の多いこと、これには母への情もありとてもエネルギーを要する作業です。
そんな折、友人からは「これはと思うものは手元に置き、出したり、仕舞ったりしているうちに決心できるよ。」とアドバイスメール。
しかし、我が家は家族も多い上に住宅事情もあり心を鬼にして取り組んだもののやはり仕舞い込むものもいくつか。
 当初はタンスの処分まで考えていたはずなのに、母の存在がどこにも見えなくなりそうで、大きな古いタンスと母が暮らした納戸部屋は私がいただくことに。
 管理者の嫁がもらった形見分けの納戸部屋から見える景色は、水仙・花大根が咲き誇り春爛漫。

  < またいつか 思いを残し もとの莢 >
 
 

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