風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

ジャズ・ワニ・フレンチ、ニューオーリンズ 4

2016-12-20 | 海外
3日目からの続きです。

● 増えたルームキー

毎朝あまり変わりませんが、この日の朝食。見よ、このクリームたっぷりのワッフルを!
大丈夫、この後もスイーツをいただく予定があるので、シェアしましたよ~。



今日の集合は普段よりも早め。急いで仕度をして部屋を出て、ドアが閉まった直後に、カードキーを置いて出たことに気が付きました。
いつかはやらかすような気がしていたんですが~。
最上階から1階に降りて、受付に申告します。
別のカードを出してもらいました。「あとで返すもの?」と聞くと「持っていていいから」とのこと。
もともと2枚もらって、余していたカードが、また1枚増えました。



待ち合わせ場所にはみんな揃っていました。
説明すると「いろいろやる人だと思っていたら、やっぱり裏切らないね」と言われました。
ええ、ご推察の通りでしたよ!

会場に向かう道すがら、SPの話になりました。
日本では警察官や自衛官のほか、税関の職員も、銃の所持を認められているんだとか。
アル・カポネも脱税で捕まっていますし、税関職員って、想像以上に命を張った仕事のようです。
頭を使うデスクワークというイメージで、全然銃には結びつきませんけれどね。まさに特命なんでしょう。

● 朝のセッション

この日は朝早くにスイーツつきのキーノートセッションが行われます。
わあ、フルーツがいっぱいでみずみずしい。



大広間にものすごい数の人々が集まりました。TVカメラも入っています。
初日にカフェ・デュ・モンドで食べられなかったベニエがありました。
揚げドーナツです。



key note sessionは、日本語だと基調講演という意味。
基調とは音の言葉から来ていたんだーと、気が付きました。
講演は大盛り上がりでスタンディングオベーションする人も。



10年以上前、旅行先で見かけるアジア人は、在住の華僑の人か日本人旅行客ばかりで、出身を聞かれて「日本」と答えると「だよねー」と言われていました。
でも今は時代が変わり、中国系旅行客の方がはるかに多いようです。
香港でも台湾でもなく、前はあまりいなかったメインランドの人の割合が増えていることに、時の流れを感じました。



終了後には、またもや一人になって次のセッションが行われる会場へと移動します。
なんだかとっても目立つ人がエスカレーターで上がっていきました。
ああ、後をついて行きたーい。



● 屋内は冷え冷え

ホテルの中は冷房がキンキン。日本とはものの比ではないほど、半端なく冷え込みます。
十分に防寒対策をとってきたはずの私たちも、ブルブル。
ただ「私、ホッカイロを貼ってきた」「私は腹巻き」と身体を丸めながら話しているのは私たちくらいで、こちらの女性はノースリーブが主流。
そんなに肌を出して、なぜ平気なのかしらー。皮膚感覚が違うとしか思えません。
「こんなに会場が冷えているのは、参加者を眠らせまいということかしら」
「逆効果でしょう。あまりに寒いと、眠くなるから」
「もはや雪山気分だわ。ホテルで遭難しそう」

震えるほど寒いのに、氷入りの水がサーブされます。
とても飲める気分ではないのですが、カットオレンジが入っていました。
オレンジ水が気になって、飲んでみます。
かすかに爽やかな柑橘の香りと味がしました。ブルブル。



滞在4日目なのに、まだ体内時計が日本時間のままだというボス。
午後3時ごろ、会場で「もう起きていられない…」と寝落ちしかけていました。
すべてのセッションが終わり、宿泊ホテルに戻ったのは4時ごろ。
その後、一人で散歩に繰り出しました。

● シモン・ボリバル発見

町の観光の中心はフレンチクォーターですが、そこにはもう二回行っています。
この日は別の方向へ向かうことにしました。
街並みにしっくりと合った市電。



この銅像の人は誰だろう?と近くに寄ってみました。
BOLIVARという文字が見えます。SIMONも。
シモン・ボリバル?えー、どうして?



街のあちこちに歴史的偉人やアート作品の銅像があるニューオーリンズは、文化都市だと思います。
でもまさか、シモン・ボリバルの銅像があるとは思いませんでした。
ボリビアの国名のもとになったベネズエラ人ですよね。
ニューオーリンズとも関係があるのでしょうか。
まあ、北米と中南米は、つながっているし、ここは北米の中でもかなり南部ですからね。

中南米といえば、友人がメキシコに住んでいることを思い出しました。
地図を見ると、メキシコ湾の向こうにはユカタン半島があります。
まだ行ったことがないメキシコ。ずいぶん近くまで来ているんだけど。
友人には「前もって教えてくれたら、ユカタンまで行ったのに」と言われました。
そのまま海を越えてきてほしいわ~。

● 剛腕さんと竜馬

ルイ・アームストロング公園を目指します。
ニューオーリンズはサッチモの出身地。
でも生まれた家は特に残っていないようです。さらにニューヨークで亡くなったため、彼のお墓はここにはありません。

それでも、土地の人々の彼への思いは深く、国際空港にもこの公園にも、彼の名前がついています。
まるで、坂本竜馬を愛する高知の人々のようですね。脱藩されたとはいえ、生誕地として県をあげて讃えています。

 ルイ・アームストロング:ニューオーリンズ=坂本竜馬:高知
 これがなんだと言われれば、それまでですが(笑)。



公園入り口には、ARMSTRONGと彼の名前が書かれたゲートがありました。
日本語にすると「剛腕さん」なんですねー。



ジャズを鳴らしながら行進する人々の彫刻。



広くてすてきな公園です。池には美しい橋が架かっていました。



● サッチモのわけ

いろいろな彫刻がある中で、サッチモを探してパチリ。
この人がなぜサッチモと呼ばれるのか、わかりませんでした。
名前と全然関係なさそうなのに。
「大きい口」という意味からだと聞いて(地域の俗語かな)と思っていましたが、「サッチ・ア・ビッグ・マウス」を縮めた言い方だそうな。
たしかにマウス(mouth)は、モって読めますもんね。



足元のプレートには「ルイ・サッチモ・アームストロング」と刻まれています。



木陰でトランペットの練習をする青年がいました。目指せ、サッチモ。
階段には、スプレーで描かれた絵。上手で踏めません。



アメリカ南部のニューオーリンズは、黒人比率が多い場所。
だからこそジャズがこの地に根付いたんでしょう。
クレオール文化風の公園正面の通りをまっすぐ行くと、フレンチクオーターに着くようです。

途中の家の壁に[No Airnb - for your neighborhood]というサインを見かけました。
やはりアメリカでも、Airnbの問題はあるようです。

「DETOUR(迂回せよ)」と書かれた工事中のサイン。フランス語だと思ったら、英語でした。



● 死の博物館

前を歩いていた人が、一瞬ためらった後に入って行った建物。
ブードゥー博物館かなと思ったら、 Museum of Deathと書いてありました。
ヒー、こわいー!



その近くにあるImmaculate Conception Jesuit Church。
教会を見ると、なんかほっとするー。
よく海外のホラー映画にありますよね。死霊とかゾンビ(一緒か)に襲われて、命からがら教会に逃げ込んでかくまってもらう話の流れ。
もし博物館からゾンビたちが私の後をつけてきているとしても(振り返りません)、ここであきらめて引き返すでしょう。



● ホテルの夕食サービス

そうしてホテルに到着。
ここでは朝食だけでなく、平日の5時から夕食も出してくれます。
ちょうど始まった時間だったので、どんな感じなのか行ってみました。
ビールもワインもおかれていて、太っ腹のサービス。
本腰を入れて飲みに入っている人たちもいました。
また、朝食にはないミックスジュースや野菜サラダがありました。
なぜ朝食にはないの?なぜ?



夕食を済ませても、まだ外は明るいです。
少しおなかを休めてから、再び外に出ました。

● またもや散歩へ



大きな仮設テントができていましたが、そこから大勢の20代前後の男女が一列になって歩いていきました。
それがなんなのか、さっぱりわかりません。
シークレットライブかしら?



● アムトラックの駅

気になっていたアムトラックの鉄道ニューオーリンズ駅まで行ってみました。
駅の外観はなかなかムードがあります。



でも、中に入ると殺伐としています。
待合室にはブラッキーな人しかおらず、みんな何をするでもなく、けだるげに待合室に座っていて、ちょっとこわい雰囲気でした。
気付けば夜の7時半。



3つ高さが違う水飲み場。



「サンセットリミテッド号」はここにも停まります。
以前はフロリダのオーランドからニューオーリンズ経由でロスに向かう大陸横断鉄道でしたが、ハリケーン・カトリーナ後はロサンゼルス-ニューオーリンズ間のみの運航になっているとのこと。
週3便、2泊3日の列車の旅になるそうです。

ここから東海岸のNYにも行けるんです。
「クレセント号」 はニューオリンズとニューヨークを結ぶアムトラックの長距離列車。
この町はミシシッピー川河口のデルタ地帯にあり、Crescent City(三日月市)とも呼ばれているのが名前の由来だそうです。

駅でもやっぱり、お土産といえばワニ。



この木なんの木~みたいな~。



整然として、ゴミがあまり落ちていない、きれいな町です。
ホテルのある界隈はこぎれいで、治安も悪くありません。



そうてホテルに戻り、部屋でのんびり過ごしました。
部屋から臨む下の様子。



6月に入ったのに、北海道で雪が降ったとのニュースを知りました。
アメリカ南部にいる身にとっては、まったく別世界の話。
凍えているけれど、それは冷房の効きすぎのせいだし。
つくづく、遠くに来ているなあと感じます。

5日目に続きます。
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