風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

なにわビギナー まち歩き index [6.24-27]

2016-12-31 | 近畿(兵庫・大阪)
[2016.6.24-27]
◆ 阿倍野 1-(1) ←旅行記へ
 ほとんど未知の土地、大阪に用事ができました。
 ボケ突っ込み王国の敷居は高く、内心ブルブルで単身向かいます。
 梅田と難波、通天閣と道頓堀は近いと思っていたのに…いろいろとめんくらいました。
  ● prologue ● 富士山見られず ● 大坂ビギナー ● 船上の関西ボーイ
  ● 迷い込んだ新世界 ● 自転車で南下 ● 阿倍野の神社
  ● 安部晴明生誕の地 ● 日本一高い塔 ● 車道に人が倒れてる ● 大阪のマンホール



◆ 茨木 2-(1)
 宮本輝と川端康成ゆかりの地、茨木へ。
 追手門学院大学ではビリケンさんが名誉所長をしているそうな。
 オフタイムには道に迷いながら隣駅にあるお寺をお参りしました。 
  ● 追手門学院大学へ ● おうてもん・おおてもん ● 宮本輝と川端康成
  ● 藤原鎌足つながり ● ビリケン所長 ● 駅ではなく総持寺
  ● 御朱印帳まちがえ ● きゅうり加持とスイーツ巡礼 ● 亀の恩返し



◆ 阿倍野 2-(2)
 梅田駅から大阪駅に移動する、難しそうなミッションを無事クリア。
 真田丸が大阪でも熱いことに、驚きました。
 この日も新世界へ。夜はいっそうまぶしい、不夜城のような町でした。
  ● 阪急マルーン ● 夢の梅田駅ラビリンス ● エヴァ新幹線
  ● 真田丸トレイン ● 再び新世界へ ● 大阪串カツ街
  ● ネオンの街 ● 天にも届くタワー ● ヒョウ柄マダム
  ● 食い倒れビリケンさん ● 将棋の聖地



◆ 大阪 3-(1)
 3日目は自転車で名所めぐり。大阪城天守閣は派手華やか。
 鳥居の向こうに神社ではなくビルがあって、びっくり仰天。
 中之島ではライオン像が守る橋を見に行きました。
  ● 自転車で出発 ● 生国魂神社へ ● 大阪城天守閣
  ● 読めない坐摩神社 ● 鳥居違い ● 摂津国の一之宮
  ● 鳥居の先はビル? ● 御霊神社の観音さま ● 石垣プロジェクト
  ● ギリシア風図書館 ● ロケ地違い ● ライオン橋



◆ 大阪 3-(2)
 大阪駅近くのお初天神は、縁結びスポットとして女性に大人気。
 粉もんは食べられましたが、ミクジューは思いのほか見つかりません。
 大阪から難波まで、御堂筋をまっすぐ、自転車をとばして帰りました。
  ● お初天神 ● 心美人の手鏡 ● 悲恋の恋愛スポット
  ● 心中と縁結び ● 2回目の茨木 ● ミクジュー飲めず
  ● 大阪のネギ焼き ● 御堂筋チャリ走 ● 心斎橋と道頓堀 



◆ 大阪 4
 最終日もやっぱり自転車観光。初日にあきらめた住吉大社をお参りしました。
 朝日が後光のようにさし込んで、ははー、ありがたや~。
 兎と幸村公をナデナデし、大阪のお土産ってなんだろう?と悩んで、帰途につきました。
  ● 住吉大社、再トライ ● 海の神様たち ● 兎をナデナデ
  ● 酒の酒・住吉 ● 狛犬劇場 ● おふろやねん
  ● 幸村最期の地 ● 幸村公もナデナデ ● 勝利の神さま
  ● 四天王寺の鳥居 ● 茶臼山へ ● 一生に一度のお願い
  ● 大阪のお土産 ● 帰りの田園風景 ● epilogue



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なにわビギナー まち歩き 4

2016-12-31 | 近畿(兵庫・大阪)

3日目からの続きです。

● 住吉大社、再トライ

初めての大阪探検も、最終日になりました。
自転車移動が快適なので、この日もレンタルします。
早起きして、初日に行きそびれた住吉大社を目指しました。
なんばから30分ちょっとで到着。近いような、遠いような?



いい天気ですが、まだ朝なので空いています。カモさんもおねむのよう。
みんな寝ています。Zzz...。
そろりそろりと近寄っても、起きる気配がありません。



その向かいには馬舎。「白雪」という名前の北海道産の白馬がいるとのこと。
窓がないので中は見えませんが、近寄ると、中から「ブルル…」といううなり声が聞こえました。
今日は暑い日。道産子にはつらいんじゃないかなあと思います。もっと風通しよくすればいいのに。

有名な朱色の太鼓橋が見えてきました。
わあ、かなりの傾斜ですね。



ちょうど朝日が射し込んできて、太鼓橋の辺りはペカーッと輝いていました。
狛犬の陰に隠れてみましたが、それでもまぶしいです。



正面から橋を渡ります。わあ、朝日がまぶしいのか、橋の向こうの神様の後光なのか、分かりません~。
どちらにしても、すがすがしい気持ちになります。



橋を渡って門の中へと入りました。
境内はドローン使用禁止。早い対応です。

● 海の神様たち

ご祭神は、海の神さま4柱。
九州の宗像神社は海の女神の三姉妹を祀っていますが、ここの神さまは神功皇后以外は男性のようです。
拝殿が、神様ごとに4つあるのが変わっていました。
第一本宮の本殿前の幣殿(重要文化財)。説明がややこしいですね。



四つの本殿は、すべて国宝。社殿は住吉造です。



本殿の背面はとてもスッキリしています。

● 兎をナデナデ

住吉大社の創建年が卯年だったことから、兎は神使だそう。
ここの手水舎は兎で、翡翠のなでウサギもいました。



ナデナデしてきました。

● 酒の酒・住吉

酒樽がずらりと奉納されています。住吉というお酒があるんですね、さすが。
この辺りで作っているんだろうなと思いましたが、調べてみると山形のお酒でした。
結構遠くです。「酒の酒」ですって!



● 狛犬劇場

「ああ、どないしよ。帰り道忘れてしもたわ」
困った顔の狛犬がいました。



「平気や。わしがいるさかいに」
こちらは頼もしそうです。



耳が立っていて目が寄っていてちょっと扁平顔なのが、大阪の狛犬の特徴。

● おふろやねん

参拝を済ませて再び自転車に乗ります。
途中で見かけた「おふろやさん」の標識。行きも帰りも「おふろやねん」と読みました。



大阪にいたら、そう見えるんですってば!
すっかり環境に順応しています。

● 幸村最期の地

次は動物園をすり抜けて、坂の途中にある安居神社に40分ほどで到着しました。
境内の清掃をしている人々とあいさつを交わします。
ここは真田幸村が命を落とした場所として知られています。
若かりし頃の上田城(信州上田)、蟄居した九度山(和歌山)は訪れており、胸が痛みますが終焉の場にも足を運ぶことにしました。



本殿前では、茅の輪を作っている最中でした。
制作に励む人を狛犬が静かに見守っています。
正面参道は塞がれていたため、本殿の横側からにじり寄るようにして参拝しました。
脇から失礼しまーす。



● 幸村公もナデナデ

「撫でて下さい」と書かれた幸村公像。
え、日本一の兵を撫でちゃっても、いいのでしょうか?
今しがた、住吉大社で撫でウサギをナデナデしてきたばかりですが、さすがに同じ感覚ではできないので、気が引けます。

刀を置き、兜を脱いだ姿は、落ち着いた表情で、少し伊武雅刀に似ていました。
幸村公、お疲れ様でした。それでは失礼して、ナデナデ。



● 勝利の神さま

おびただしい数の絵馬がありました。
そのほとんどが、勝利祈願のもの。
彼は敗戦の将ですが、ここには結果より戦に向かう姿勢が大事だという日本の美学が見られます。
たしかに幸村公なら、勝利の味方をしてくれそうな気がします。
小さいながらも、気持ちのいい神社でした。



● 四天王寺の鳥居

さらに坂道を登って、神社の近くにある四天王寺まで行きました。
天王寺駅はなぜ四天王寺駅っていわないんでしょう。
聖徳太子が建てたお寺ということで、訪れたいと思っていた場所に、ようやく来れました。

鳥居のところに菅笠がかかり、杖が立てかけてありました。
風流ですね。江戸の旅人のようです。



鳥居をくぐり、朱色の楼門もくぐったところで(あれ?)と思いました。
考えてみれば、お寺なのに鳥居がありますね。どうしたことでしょう?

お寺のサイトに「元来鳥居は聖地結界の四門として古来インドより建てられたもので、神社に限ったものではありません」とありました。
かつては神仏習合でしたからね。
それでも、お寺に鳥居があるのは珍しいなと思います。



五重の塔に入ってみたかったのですが、まだ開場時間の8時半になっていませんでした。
外から眺めるだけー。
親鸞像があり、おやと思います。
あとで母に話したら「京都の六角堂もじゃない」
確かにそう。どちらも彼ゆかりのお寺で、親鸞の時代にすでに有名な寺社だったということでしょう。



● 茶臼山へ

それから、お寺の近くにある茶臼山へと向かいました。
大坂夏の陣で幸村が陣を構えた場所。
山のどの辺りなのか、行ったらわかるかしら?と少し不安でしたが、すぐにわかりました。
かっこいいイラストが飾られていました。



● 一生に一度のお願い

近くの堀越神社を参拝しました。
ここは聖徳太子が創建した、一生に一度の願いを一つ聞いてくれるという神社。
小さな神社ですが、大きなパワーを秘めているようです。



絵馬がびっしり。もう横向きには置ききれず、縦にして並べているのを見たのは初めて。



拝殿前には、熱心に祈りをささげる女性が一人いました。
帰りがけには、大きなお願いをしにきたような思い詰めた空気をまとった別の女性が、一人でやってきました。
この神社には、単身でお参りに来る人が多いのでしょうか。
一生に一度のお願いですからね。私もお祈りしましたよ。

● 大阪のお土産

そろそろ帰りの時間が近づいてきたので、自転車を返して帰途に着きました。
さようなら大阪~。

ところで、大阪のお土産っていうと、なんでしょうか?
あとになって大阪出身の数人に聞いてみたら、みんな「551蓬莱の肉まん」と言いました。
「違うの、職場に配るようなお土産で」というと、みんな「うーん」と考え込みました。

2日目に訪れた新世界のお土産屋さんでも、新大阪駅のお土産街でも、これというものをすぐに決められず、結構悩みました。
結局職場用に買ったのは、コテコテのたこ焼きケーキと伝統の岩粟おこし。
真面目路線とお笑い路線。両方あればオッケーでしょう。



● 帰りの田園風景

のぞみに乗って、うつらうつらし、目を開けると田園風景が広がっていました。
この時期は、水田の緑が鮮やか。
こういう光景を見ると、ほっとします。瑞穂の国の民ですから。



大都会にいるよりも、気持ちが豊かになりますね。
しかし、またすぐ寝入ってしまったので、これがどの辺りだったのかさっぱりわかりませんでした。



次に目覚めたのは「ただ今小田原を通過しました」というアナウンスで。
また富士山見のがしちゃった。
富士山の横を通る時にも、アナウンスが入ってほしいわ~。

新横浜で降ります。
乗っていたのが先頭車両だったので、先まで行って、パチリ。
鼻がなが~い。ぞうさん。というよりオオアリクイ。



大阪も暑かったけれど、横浜も暑いなあ。
夏はもう始まっています。
留守の間に枯れないかと心配だったアサガオは、水不足でぐったりしていたので、ふんだんに水やりをした。

● epilogue

こうして4日間の大阪の旅が終わりました。
ほとんど何も知らなかった未知の土地。
自由時間をゆったり取れたので、ここぞとばかりに未知の大阪探検に繰り出しました。
自転車で移動したので、位置が頭に入りやすかったです。

大阪は、言葉の感じもありますが、東京よりも人がきさくで話しやすい印象。
昔も今も大都市として栄えている、歴史ある町の奥深さがありますね。
寺社仏閣も多くて、まだまだ周りきれていません。

結局一度も、通りすがりに「パン!」と手ピストルで撃たれることはありませんでした。
大根役者の醜態をさらさずに済んで、よかったー。
来る前の不安はきれいに消えたので、次回はずっと気楽な気持ちで訪れることができそうです。

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なにわビギナー まち歩き 3-2

2016-12-31 | 近畿(兵庫・大阪)
その1からの続きです。 

● お初天神

難波橋を渡って北へ。
向かったのは露天(つゆのてん)神社、通称お初天神。
繁華街の細道の中にあって、またもや道がわからなくなり、人に場所を教えてもらいながら辿り着きます。
境内には参拝客がたくさんいてとてもにぎやか。
ここの茅の輪は、四角い形でした。
丸くないと、あまり輪をくぐっている気にはなりませんが、足に引っかからないようなユニバーサルデザインなんでしょうか?



● 心美人の手鏡

見目よりも心美人を目指しましょうと、手鏡が置かれてありました。
「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰~?」という白雪姫のまま母ごっこはNGです。



手鏡を持ってみると、ずっしりと重く、たおやかな美人よりも力のある男性向けのよう。
裏を返すと、青銅面で、自分の顔は見えませんでした。
美人じゃないと映らないのかも。鏡よ鏡・・・。



● 悲恋の恋愛スポット

近松門左衛門「曽根崎心中」は、1703年にこの神社で実際に起こった事件を題材にした物語。
今ではここは、女性の恋愛成就祈願スポットになっています。



境内のあちこちにびっしりと奉納された絵馬の数に圧倒されます。
そのほとんどが、女性の恋愛祈願です。



「ジャニーズの誰かと結婚できますように」と書かれたものもありました。
ジャニーズなら誰でもいいのかいぃ~。



● 心中と縁結び

日本語を含め五か国語で解説がされています。インターナショナル!
恋人たちの聖地として大人気ですが、個人的にはなんだか少し引っかかりました。
近松の心中ものですよね。悲恋なんですよね。うーん。
縁結び祈願とは、テンションが違うような…?

さらに、外国の方々に、日本の心中ものの「もののあはれ」や「滅びの美」のような感じを理解してもらえるのでしょうか?
英語だとダブル・スーサイド(Double suicide)ですからね~。
日本人でも時代が変わって、こうした感覚はわかりづらくなっているのに。
こういう時、モヤモヤとした自分の気持ちを話せる旅の連れがいないのが、残念です。



ところでここも、先ほど訪れた御霊神社と同じく、大坂三十三所観音巡りのひとつでした。
神社だけど観音さま…。

● 2回目の茨木

お昼が近づき、日差しが強くなってきました。
大阪駅前の駐輪所に自転車を置いて、茨木へ向かいます。
この日も、スクールバスに乗って、追手門学院大学へ。
午後はみっちりセッションに参加しました。



● ミクジュー飲めず

夕方に会が終わり、参加者と「大阪に来たからには、やっぱり粉もん食べないと」と、新大阪のぼてぢゅうに入りました。
(大阪ではミクジュー[ミックスジュース]を飲もう!ほかで飲むよりも美味しいっていうし!)
と楽しみにしていましたが、「置いていません」と店員さん。
なんと!大阪のお店には必ずあるものと思っていたらー。

「ミクジューサワーならあります」
えっ?
ミクジューサワーがあって、ミクジューがないとは、これいかに?
私の頭では理解不能です。
でも、郷に入っては郷に従え。サワーを頼みました。

● 大阪のネギ焼き



ネギ焼きにはネギがこんもり。ソースもおいしくて、満足ー。
でもやっぱり、サワーはない方がよかったな~。



● 御堂筋チャリ走

参加者とお別れして大阪まで戻りました。
さきほどのサワーがきいて、顔がポッポと熱く、このまま自転車に乗ったらふらついてしまいそう。
駅のカフェで酔いを醒ますことにしました。
やっぱりミクジューはなく(残念~)、酔い覚ましに紅茶を飲んで、自転車で一路ホテルへむかいます。
御堂筋をまっすぐ南下。どんな通りか、もうわかります。



● 心斎橋と道頓堀

ひたすら直進していくと、そのうちに賑やかな界隈になりました。
心斎橋の辺りに来ました。有名な地名ですが、心斎橋っていう橋は、もうないようですね。
道頓堀です。ちょうどグリコの看板が見える場所で、楽しげな水上観光バスが通っていきました。



さらに南下すると、南海の大きな駅が見えてきました。なんばです。
大阪駅から飛ばして30分。
この日は自転車であちこち動いたので、大阪の町の地理がわかってきたようです。



けっこう動いた一日なので、ちょっとお疲れ。夜は早めに寝につきました。
4日目に続きます。

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なにわビギナー まち歩き 3-1

2016-12-30 | 近畿(兵庫・大阪)
2日目からの続きです。

● 自転車で出発

前日は一日雨でしたが、この日は朝から晴れました。
用事は午後からで、それまではフリータイム。レンタサイクルで出発します。

昨日の夜、ネオンでキランキランしていた新世界が気になって、またもや自転車で通りかかりました。
どこもまだ、開店前で静か。
不夜城は、朝になったら眠るんですね。
お店の人が、ガラガラとなにかを店頭に出していました。
何かと思ったら、巨大なたこ焼き!3度見くらいしました。



そばにある動物園もまだ閉まっています。
その辺りを素通りして向かったのは、大阪最古の神社、生国魂神社。
東京には大国魂神社があるけれど、関係あるのかしら?

● 生国魂神社へ

詳細地図を持っておらず、自転車に乗りながらスマホチェックはしたくなかったので、人に道を聞きます。
「済みません、生国魂神社はどこですか?」
「え?どこ?」
「いくくにたま神社です」
聞いた人ははじめきょとんとしていたのでこちらも不安になりましたが、何度か繰り返すと「あ、いくたまさんね」と教えてくれました。
こっちの人は違う呼び方をするのかな?



無事に北門に辿り着きました。
なにか書かれていますね。



やはりこの神社も境内で占いを行っています。
安倍晴明神社・総持寺・生国魂神社で見て「大阪は寺社で占いをしてくれる場所なんだ」と確信しました。



本殿は「生國魂造」と呼ばれる建築様式。
ご祭神は生島神(いくしまのかみ)と足島神(たるしまのかみ)。



そばでは、7月11-12日に行われる「いくたま夏祭」に向けて、若衆が神輿の整備をしていました。
境内には、今にも話し出しそうな井原西鶴像がありました。

境内にある、崖っぷち占い…!ヒエッ!!
とたんに脚がガクガクしそうになります。
字のフォントがまたこわい~。
開いていなかったので、ほっとしたような残念なような気持ちで、前を通りました。



ふいご神社や浄瑠璃神社など、いろいろな境内社がある中で、女性の守護神とされる淀姫ゆかりの鴫野(しぎの)神社をお参りしました。
巳(みい)さんと呼ばれるそうです。
一人の女性が熱心にお祈りしていました。



● 大阪城天守閣

参拝を終えて再び自転車に乗り、さらに北に向かいます。
人に道を教えてもらいながら、長い坂道を上ってたどり着いたのは、大阪城公園。
広々として開けた公園です。
お濠の石垣が立派で、元江戸城(皇居)と比べても遜色ありません。
遠目に天守閣が見えました。きれい。というより派手ー。
江戸城は櫓しかないので、(やっぱり天守閣があるっていいなあ)と思います。
中に入るのはもっと時間がある時にして、今回は外から眺めるだけにしました。



公園をひとしきり散策してから、今度は西へ方向変換します。

● 読めない坐摩神社

次に向かったのは坐摩神社。読めますか?読めませんよね。これで「いかすり」と読むそうです。
生国魂神社といい、大阪の神社は読みづらいところが多くないですか?たまたま?
長い歴史があるからかもしれません。

今回は、ガイドブックを持たず、インフォメーションセンターにも行っていないため、詳しい町の地図がありません。
ネットから印刷した、ざっくりした地図だけです。
なので、またもや地元っぽい人に道を聞いてみます。
「いかすり神社はどこですか?」
でも「は?」と言われてしまいました。
前日、総持寺への道を聞いた人々と同じリアクションだったので、(またか~)とへこみそうになりました。
でも今回は、よっぽど私が情けない顔をしたからか、「地図を見せてもらっていいですか」と言ってもらい、「ああ、そこの道をまっすぐ行けばありますよ」と教えてもらいました。

「御堂筋を超えていくから、ずいぶん先ですけど、大丈夫ですか?」
心配してもらいましたが、御堂筋がどんな道路か、ここからどれだけ遠いのか、わかりません。
お礼を言って、教えてもらった道を進んでいきました。

途中、大阪中央区役所前でいったん自転車を止めて、地図を確認。
7月10日の参院選の期限前投票が行われていました。

● 鳥居違い

御堂筋らしい大きな通りを超えて、神社の近くまで来たようです。
きょろきょろしていたら、大きな鳥居を発見しました。
(あ、見つけた、あそこね)と思って行くと、そこは難波神社でした。



違う神社だった~。でもここも大きな神社なので、これも縁だと、お参りします。
ご祭神は仁徳天皇。仁徳天皇といったら大きな古墳ですが、大阪では土地の神様としても祭られているとのこと。
お初参りの家族がいて、なごやかでした。



● 摂津国の一之宮

そのあと、再び細かく辺りを探しまわり、ようやく坐摩神社を発見。
摂津の国の一之宮なので、行けば簡単にわかる大きいところだろうと思っていたら、予想していたよりも小ぢんまりとした境内でした。
でも立派な風格があるところで、三連の鳥居も立派。
境内には陶器神社もあるそうです。かつて、この神社の周辺に陶器問屋街があり、その守護神として祀られたとか。
陶器の神さまと聞いて、なんとなく「アラジンと魔法のランプ」のジーニーを想像しましたが、御祭神は愛宕山将軍地蔵だそうです。



● 鳥居の先はビル?

ここからまた北上。途中、不思議な光景を目にしました。
ビルの前に、鳥居が立っています。
これはいったい、どういうこと?



普通、鳥居の向こうは神域で、神様の住まいとなる場所のはずですが、見たところ普通のビル。
鳥居の向こうでは、作業員の人たちが座って休憩中でした。
うーん、軽いカルチャーショック。

● 御霊神社の観音さま

次に訪れたのは御霊神社。私が好きな瀬織津姫をお祀りしているところなので行ってみたかったのです。
こちらは思ったよりも大きな神社で、参拝者の数が多く、地元の人に愛されているよう。
茅の輪があったので、くぐってきました。



大阪三十三所観音巡りの札所だそうです。えっ、神社なのに仏教の観音様がいるんでしょうか?
ちょっと混乱したので、後で調べてみました。

江戸時代には、境内に神社と神宮寺があり、そのお寺十一面観音様が祀られていたそうです。
そこで観音巡りができた時に、選ばれたそうです。
そのあと、おそらく明治時代にお寺がなくなったんでしょう。
大阪三十三所観音には、ほかにも神社が2つ選ばれていました。



ところで、御霊神社のサイトに「神社の敷地は、かつては今より広く、明治時代の神仏分離令で神宮寺の敷地が切り離され、現在も神社の南側に鳥居だけが残ったと言われています」とありました。
地図で確認すると、その神社の南側に残った鳥居というのは、先ほど驚いた、ガス工事会社のビルの前にあるもの。
なるほど、先ほどの鳥居は、目の前のビルではなく、御霊神社のものだったんですね~。
納得~。激レアものを見られました。

● 石垣プロジェクト

さて、さらに北へ。そのうちに中之島に着きました。
川を渡ると、立派な大きな建物が立ち並んでいます。

掲示板には、今公開中の映画『殿、利息でござる』のチラシが貼られていました。
「千両集めて、イシガキ発掘!」ってなんだろう?



秀吉が築いた初代大坂城の石垣を発掘する、豊臣石垣公開プロジェクトだそうです。
確かに、かつての大阪城の跡、見てみたいな~。



大阪城天守閣はミュージアムになっているようです。
真田丸のポスターがかっこいい!一文銭だけど。

● ギリシア風図書館

ギリシア建築のようなドラマチックな建物から、普通の恰好をした人が出てきたので、気になって入り口まで行ってみました。



なんとここは、公共図書館でした。
うわあ、外国の図書館のようで、いいですね~。
ここに通って自習なんてしてみたいです。大阪の人がうらやましい!

● ロケ地違い

私の探している建物は、もう少し先に行ったところにあるはず・・・。
ありました。中央公会堂です。



ここは伊坂幸太郎原作の映画『陽気なギャングが世界を回す』のラストシーンが撮影されたところ。
帝都興和銀行だった場所です。こんなに街の中心に近い場所にあるなんて。

とこの時は感激していたのですが・・・わたくし、間違っておりました。
あとで映画を観直してみたら、なんだか外観が違っていたんです。
アレー?
ロケ地はここではなく、豊橋市公会堂でした・・・。



ああ、盛大な勘違い!(ToT)
こうして並べてみると、そんなに似ていないような?
まあ、どちらも絵になる建築ですけれどね~。
中央公会堂は朝ドラ「ちりとてちん」のロケ地になったようです。



隣の大阪市立東洋陶磁美術館では、宮川香山展をやっていました。
ポスターの作品、見てみたーい。この人の作品、とても好きですが、今回は見送ります。
香山は最近あちこちで展覧会が開かれて、一気に脚光を浴びてきたようです。
伊藤若冲のようにブームになるかしら?



大阪って、あんまり水のイメージがなかったんです。
大阪城のお堀は家康に埋められちゃったし。(いつの話)
でも、こうして眺めると、たしかに水都だなあと思います。

● ライオン橋

さらに東にある、難波橋を目指しました。
ここの橋のたもとにライオンがいると聞いたので、確かめに。
日本橋のたもとには狛犬がいますが、こちらには獅子がいるのかしら。



確かにいました。両岸と両側に合計4匹。それでライオン橋とも呼ばれているそうです。
橋を守るライオンを確認して、さらに北へと向かいました。
その2に続きます。
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なにわビギナー まち歩き 2-2

2016-12-28 | 近畿(兵庫・大阪)
2-1からの続きです。

● 阪急マルーン

総持寺駅を通り過ぎる急行電車を2本見送った後に、各駅電車がやってきました。
途中の駅でも電車3本に追い越されて、ゆっくり梅田駅に到着しました。
それでもお気に入りの阪急マルーンの電車に乗れたので、気分上々です。
ピカピカの電車にピカピカのホーム。きれいだなあ。
しかし、ここからJRの駅に移動するという気が重いミッションが待っています。



● 夢の梅田駅ラビリンス

前に神戸からJR大阪駅に行き、阪急梅田駅に乗り換えて京都に移動したことがありましたが、移動にたいへん迷いました。
暗い地下道を、大勢の人が行き交っている様子を見て(自力じゃたどり着けない!)とあきらめ、JR駅前で別れたばかりの大阪の友人にヘルプして、阪急の改札まで連れて行ってもらったのです。
ジ・おのぼりさん!
それ以降、梅田駅内での乗り換えは複雑すぎて、一人では無理だと思っていたんですが・・・。

以前の逆ルートで、梅田から大阪に移動します。
ハラハラしながら地下道へと足を踏み入れましたが、思ったよりも明るくて、デパートの中のようにきれい。あれ?
前は細いコンクリのくねくねした通路だったのに、そんな場所はどこにもありません。
あれは夢か工事中だったのかしら~?(たぶん後者。2010年のことでした)



JR線という表示を確認しながら、人の波に合わせて歩いて行きます。
途中で表示がなくなったことに気づいて、少し戻ったりしながら。
すると、大阪駅が見えてきたではありませんか!
案ずるより産むがやすし。少し迷ったけれど、今回は移動に5分もかからなかったわー。
これで大阪の苦手意識を、一つクリアできました!

● エヴァ新幹線

エヴァのポスターがありました。JR西日本の新幹線:エヴァンゲリオンプロジェクトです。
来年から、紫の新幹線が新大阪‐福岡間を走るんですね~。
東京にも来ればいいのに~。箱根も走ればいいのに~。(無理)



● 真田丸トレイン

大阪環状線に乗ると、赤い電車がやってきました。
(京浜急行みたい)と思いましたが、『真田丸』のラッピング列車でした。
すごーい。思わず反対方向行きに乗り換えたくなりました。
(大阪の人も、けっこう真田幸村が好きなのかな?ちょっと意外)と思いましたが、そういえば大阪は彼が活躍した場所。
彼はこの地に真田丸を築き、大坂冬の陣・夏の陣を戦ったわけですものね。
そうかあ。
真田幸村といったら、私は真田家の本拠地のある長野の上田を連想しますが、こちらの人たちは、彼が活躍した大阪に引き寄せて、地元愛をもって支持しているんでしょう。
物事をもっと、いろいろな面から見れるようにならなくちゃねー。



● 再び新世界へ

新今宮駅で降りました。独特な雰囲気があり、少し緊張します。
雨が降っているので、観光はやめてお土産を買っておこうと、再び新世界に向かいました。
夜になる前のどんよりした雨空の下で、ネオンが光り出しています。
まだ地名になじんでおらず、(新世界かな?それとも新日本だったかな?)と一瞬考えます。
どっちかプロレスですね...



昨日も見た、特大ビリケンさんの斜め向かいにある、特大盛りを出すお店。
「味とボリュームが横綱級」って書いてあります。幕下サイズでいいんですが。



灰色雲を背負って立つ通天閣。



● 大阪串カツ街

前日はよく個体認識できていなかった商店街ですが、よく見ると一つ一つのお店が凝っています。
づぼらやのふぐだけでなく、串カツ屋の前にも大きな串のオブジェが。
串カツ屋の数の多さに驚きます。
横浜中華街のように、大阪串カツ街にしてもよさそう。



● ネオンの街

夜になってきたらネオンが付いて、ぐっとキラキラきらびやかになりました。
このギラギラぶり、東京にはありません。
この日は土曜日だから、観光客も大勢いて、呼び込みもにぎやかです。



ネオンに引かれて、通天閣の真下まで行ってみました。
入り口が地下にあるというのが意外。いったん下がって、上がるんですね。
そばにあるショップでお土産を買いました。

英・中・韓の三カ国語で紹介されているのは、パチンコ。
そういえば日本のゲームでしたね。



● 天にも届くタワー

すっかり日が落ちて、煌々と輝く通天閣。
名前だけを聞いていた時は(天にも届くタワーなんて、さぞかし高いんだろうな)と思っていましたが、実際に見ると(あれっ?)と思う高さ。
それでも見上げると、この塔ができた高度経済成長期の人々の気概が伝わってきます。
横浜マリンタワーよりもずいぶん低いですが、その分見やすいし、形よく夜空に映えています。



● ヒョウ柄マダム

巨大ビリケンさんの横にある、おばちゃんの顔はめパネル。
みんなヒョウ柄~。
でも、町を歩いているおばさま方は、特にケモノ柄ファッションではなかったので、安心しました。



● 食い倒れビリケンさん

食い倒れビリケンさん。太郎と一緒になっちゃった。
ええと、食い倒れ太郎はどこにいるんだっけ・・・道頓堀?



ふぐちょうちんのそばの建物は、照明で竿灯のように見えました。
エキゾチック・ジャパ~ン♪



● 将棋の聖地

煌々と明るい新世界から、ジャンジャン通りに入ると、よりディープさは増します。
三桂クラブの前を通りました。
広いお店の奥までずらりと台が並んでいて、中ではたくさんの男性たちが碁盤とにらめっこしていました。
ここは古くからの将棋の聖地のよう。
数十年間、この光景は変わっていなさそうです。



そろそろおなかが空いてきました。
新世界には楽しそうな食べ物屋さんがたくさん並んでいましたが、あまりにも繁華街なので、一人で入る勇気はとても出ません。
おとなしくホテルへ戻り、館内レストランで食事をとって、部屋でゆっくり過ごしました。

3日目に続きます。
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