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アイアンマン3

2013-04-26 | 映画
初日、昼の回で見てきました。
平日&田舎ということで快適に見れました。

アベンジャーズの戦いから時は流れ。
宇宙からの圧倒的な力に対し、無力感と恐怖を感じたトニー・スターク。
不眠に悩み、ひたすらアーマーの開発・実験を繰り返す日々。
アベンジャーズでのMark-7から、今作冒頭ではMark-42・・・
遠隔操作による装着ができるモデルまでが開発されています。

ウォーマシンは星条旗をあしらったカラーリングのアイアン・パトリオットとなり
ペッパーはスターク社の社長、そしてトニーの恋人(事実婚状態?)として、
ハッピーもスターク社の警備主任に昇進して活躍しています。

そんな世界を揺るがすのは、正体不明のテロリスト・マンダリン。
「爆弾のない爆破テロ」を繰り返すこのテロリストの正体は?
そして、ハッピーやトニーにも危機が迫る・・・




ここからネタバレに入りますので、
ネタバレを気にする方は回れ右。
(けっこう作品の根っこにかかわる部分も触れますよー)




冒頭の99年の科学イベントの回想に
今作のキーワードである「エクストリミス」「A.I.M.」が出たときに
なんとなく予想がついてはいたのですが・・・

えぇぇぇぇ、マンダリンこういう扱いなの!?というのが
一番大きな感想でございました。

原作ではほぼ魔法に等しい力を持つ10の指環を操るアイアンマンの宿敵であり
(墜落した宇宙船の動力源となっていた指環であり、冷凍光線、火炎放射、精神操作などの効果を持つ)
マーベルユニバースのヴィランの中でもDr.ドゥームやマグニートーに匹敵する
存在感を持つヴィランでもあるのですが・・・

・・・「A.I.M.の作った偽テロリスト」ってどういう扱いなんだよそれ!
1のテンリングスもマンダリンの作った組織じゃなかったんか!
てことは1の時点でもうA.I.M.の計画は始まってたってことなのか?
「ダークナイト・ライジング」のときの
『このヴィラン、もっとちゃんと活かせばもっといい映画になるのになー』感が
今作でも見終わった後一番最初に来ましたわ。
・・・映画版アイアンマンシリーズとしてはちょうどいい落としどころだったのかもしれないけど。

そしてA.I.M.といえば「悪の科学者集団」であるわけですが
・・・ゲームでもおなじみになったM.O.D.O.K.出してほしかったなぁw
ガイ・ピアースの演じるキリアンの回想シーンでのいかにもなナードっぷりと
現在の垢抜けた感じの落差はすごいなー、と。

そしてエクストリミスをトニーが使わなかったのが
(少なくとも、今作の段階では)ちょっと意外だったというか
これだけアーマー出るんだからエクストリミスアーマー出してくると思ってたよ。
アーマーぞろぞろ、といえば終盤のアーマー祭りも
アーマー出しすぎでひとつひとつのアーマーの印象がないというか
2の量産ドロイドより下手したら影が薄い印象というか。
(着る→壊される→着る、だったしなぁ)
その中で今作の主役アーマーであるMark-42は
その未完成っぷりや装着シークエンスのかっこよさ、
そしてその「遠隔操作」の応用性でしっかりキャラを立てていたことで
印象に残る一着になったように思います。

そしてこのシリーズの魅力といえばDIY精神あふれる工作シーンですが
今作ではAIMに攻め込む際の「ホームセンターで買えるもので作る装備」が
できれば制作シーンとか見せてほしかったなーとも思いつつw
「やっぱトニーすげぇ!」と思わせるシーンでしたね。

しかしこのラストシーンから、どうアベンジャーズ2に繋げていくのか・・・
てかなんで今まで手術してなかったんだ、あれw

あと、今作は公開時期は今ですが
ストーリー的には完全にクリスマス周辺の話になっています。
それゆえか使われる曲もクリスマスソングばかりで
今までのようなメタル系のナンバーが使われていないことが逆に印象に残りました。

次作「マイティ・ソー2」は来年2月公開予定。
「キャプテン・アメリカ2」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と
(「アントマン」は今回は間に合わなかった?)
マーベル・シネマティック・ユニバースシリーズの今後も楽しみになる
そんな作品でございました。

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