長崎歴史文化博物館で開催されている
「伊藤若冲と京の美術 細見コレクションの精華」を(3月末に)見に行ってきましたよ。
若冲のコレクション、といわれて真っ先に浮かぶのは
ジョー・プライス氏によるコレクションだと思います。
アメリカの古美術商での出会いから、当時再評価前で安かった若冲を買い求め
一大コレクションを作り上げた・・・というエピソードや、
「鳥獣花木図屏風」に代表されるコレクションを実際に目にされ、
この画家の持つ魅力に魅入られた方も多いことでしょう。
今回の展覧会は、京都の細見美術館が所蔵するコレクション・・・
大阪の実業家・細見家のコレクションからの展示です。
茶人であり、熱心な仏教徒であった初代のコレクションによる茶道具、仏具などから、
2代目による江戸絵画のコレクションも加わり(若冲作品はこの一部)
「京」という街のもつ美の豊かさを感じられる内容となっています。
かつての「京の都」の華やかさを伝える屏風絵、
和歌や古典文化を題材にした、雅やかな作品の数々・・・
そのエリアを抜けた先に、若冲をはじめとした江戸絵画のコーナーがあります。
力強さを感じる雄鶏、力が抜けた感のある後期の作品・・・と
プライスコレクションのような「大作!」感はないものの、
それでも若冲の魅力を堪能できる展示内容となっており、
ついついその筆致をじっくりと確認したくなってしまいます。
もちろん、若冲以外の展示物も見ごたえのあるものが多く、
是非京都に行った際には実際にこの美術館は行ってみたいなぁ、と
思わされる展示となっておりました。
4月16日から一部展示替えを行う、ということで
これはもう一度見に行こう、と思える展覧会でございました。
「伊藤若冲と京の美術 細見コレクションの精華」を(3月末に)見に行ってきましたよ。
若冲のコレクション、といわれて真っ先に浮かぶのは
ジョー・プライス氏によるコレクションだと思います。
アメリカの古美術商での出会いから、当時再評価前で安かった若冲を買い求め
一大コレクションを作り上げた・・・というエピソードや、
「鳥獣花木図屏風」に代表されるコレクションを実際に目にされ、
この画家の持つ魅力に魅入られた方も多いことでしょう。
今回の展覧会は、京都の細見美術館が所蔵するコレクション・・・
大阪の実業家・細見家のコレクションからの展示です。
茶人であり、熱心な仏教徒であった初代のコレクションによる茶道具、仏具などから、
2代目による江戸絵画のコレクションも加わり(若冲作品はこの一部)
「京」という街のもつ美の豊かさを感じられる内容となっています。
かつての「京の都」の華やかさを伝える屏風絵、
和歌や古典文化を題材にした、雅やかな作品の数々・・・
そのエリアを抜けた先に、若冲をはじめとした江戸絵画のコーナーがあります。
力強さを感じる雄鶏、力が抜けた感のある後期の作品・・・と
プライスコレクションのような「大作!」感はないものの、
それでも若冲の魅力を堪能できる展示内容となっており、
ついついその筆致をじっくりと確認したくなってしまいます。
もちろん、若冲以外の展示物も見ごたえのあるものが多く、
是非京都に行った際には実際にこの美術館は行ってみたいなぁ、と
思わされる展示となっておりました。
4月16日から一部展示替えを行う、ということで
これはもう一度見に行こう、と思える展覧会でございました。