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X-MEN:フューチャー&パスト

2014-06-24 | 映画
未来。
ミュータントハンターロボット・センチネルとミュータント、それを生み出す人類との戦争は
超能力を持つミュータントですら、その能力へと対応した姿へと進化するセンチネルにより
絶滅の危機へと追い詰められていました。
壁を抜ける能力を持つミュータント・シャドウキャットのもうひとつの能力・・・
意識だけを過去の同一人物に飛ばす能力を用い、センチネルの襲撃から逃れ続けていましたが
この戦争を打開するため、このシャドウキャットの能力を用い
センチネルが生まれ、その力を強化する事態を防ぐため、
過去でも姿も変わらず、傷ついてもすぐ回復できる一人のミュータントが
過去への意識の旅に出る事になりました・・・
ローガン、またの名をウルヴァリン。

過去。
1973年。
泥沼のベトナム戦争が終わりを告げた時代。
トラスク博士は人類の絶滅を防ぐために
ミュータントを識別し、殺傷するためのロボット・・・センチネル計画を立案します。
その計画が実行され、さらに変化能力がもたらされる原因・・・
ミスティークによるトラスク殺害、そして捕獲を防ぐために
この時代のローガンへと意識を転送したウルヴァリンは
この時代のチャールズ・エグゼビアを訪ねます。
・・・「恵まれし子らの学園」は荒れ果て、
そこにいたのはビーストことハンク・マッコイと、
能力を失い、その代り自分の足で歩いているチャールズ・エグゼビアでした・・・

この時代のミュータントたちに何が起こったのか。
もう一人のキーパーソンであるマグニートー、そしてミスティークはどこにいるのか。

前作(ファースト・ジェネレーション)のキューバ危機から10年。
ベトナム戦争やJFK暗殺など、アメリカの歴史にミュータントたちが色濃く関わり、
その傷を誰もが抱えている、そんな物語。
自分たちの過去の行動の結果の対価を払わされる未来のミュータントたちが
その過去を修正しようと足掻く物語でもあり、
チャールズとエリック、レイブンの3人の関係性の物語でもあります。

前作監督であったマシュー・ヴォーンは原案担当となり、
監督は前作プロデューサーであり、「X2」以来の監督再登板となった
ブライアン・シンガーが担当。
「X-MEN:ファイナルディシジョン」の監督降板の件もあって
最初にその報を聞いたときには「大丈夫かな?」と思ったりもしましたが
前作からの流れをうまく引き継ぎ、それぞれのキャラをしっかりと魅力的に描き
(クイックシルバーのウザさと活躍っぷりたるや!w)
前作とはまた違った、それでいて面白い作品となっています。

これまでのシリーズ全作を見ていると出てくる人名やキャラクターたちに
はっとさせられることも多く、そしてシリーズ全作を追ってきた人にとっては
今作のラストシーンは、「本当によかった・・・」と思わされること間違いなし。

次作「アポカリプス」の舞台はさらに10年後、1983年になるとか。
米ソ冷戦の緊張が高まる時代を舞台に、チャールズは、エリックは、
そしてタイトルにもなっているアポカリプスはどう行動し、
今回はいかなる危機が彼らミュータントを襲うのか。
マーベル・シネマティック・ユニバースに組み込まれていないことだけが
ただただ残念ではありますが(FOXやしな・・・)
「ウルヴァリン」3作目ともども、楽しみにしたいと思っています。

DVDはこちらからどうぞ

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