手作り人形ドレスGOUDADA

ジェニーサイズ人形手作りドレスを楽しむゆるゆるブログ

2470号Хризантема(菊)

2017-06-18 21:17:56 | 作品写真
わすれな草、都忘れ、忘れ草(ノカンゾウ)。皆庭にある。この都忘れは我々家族より先住。
私を忘れないで。
もう戻れない都を忘れたい。
辛かった恋を忘れたい。(甘草の花を着物の袖に入れておくと、失恋を忘れられるおまじないがあった)
もうボケの花も終わり、しばらく会っていない認知症の実家の母を思います。どんどん忘れるに関してのスペシャリストになりつつある。
先日、新しい病院を受診するにあたりケアマネジャーさんが付き添って下さったそうです。事後一応アホ老父から電話報告もあった。昨日、ケアマネジャーさんからのお手紙も届いた。恐縮しました。本日粛々と返信を。
先月俺は老父と大喧嘩しました。老母の病状悪化が引き金とはいえ、ものいいが『お前が今のクリニックに連れて行ったからこんなことになった』何か誰かのせいにせずにはいられない父。俺も限界。
互いに感情的でいては病人の助けにはならない。頭に来たあとは俺は諦め、老父が会って相談する予定だと云ったケアマネさん宛に礼状を書いた。弟には少し気分が落ち着いてからメールで何かあったら知らせてと頼んだ。
俺なしで、老父が医師やケアマネさん、デイサービス先とちゃんと話ができるならそれに越したことは無い。そんな顛末で、実家・孫預かり・仕事や更年期パート&年金満額嘱託夫婦の体調メンタル生活の問題だらけの四月から五月最悪でした。ふりかえると四月は体調悪く多く休み、五月仕事も何だか危なげでした。一人では解決無理。とりあえず六月実家通いを休み、仕事も数日とびとびに休んだ。夫が週二日位不定期勤務にあたる日は一人自宅で考えました。実家の件はともかく、俺は仕事が嫌になっているのか。自身と夫の家庭・体調は大丈夫なのか。
何とか現状維持を決め、無理の無い生活を考える。できる範囲のことを積み重ねる。そして老父を反面教師とし、過去を蒸し返さない。どのみち病人への協力が必要なのだから。老父が同居家族の弟に母の病状介護状態を全く知らせないのはまた別のあちらの問題です。迷惑だが。
故赤瀬川源平氏は老人力と言いました。忘れる力というのも生きのびる力だと思うのです。
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