更衣室に新入社員向けの案内が貼られた。
またひとクラス程の新人が研修か。
配属まで半年、同期の絆は硬いようです。
そんな月末の週末に、慌てて作業を収束。
この数日 郵便物開封ロボットでした。
数百通のレターパック・スマートレター・大小の茶封筒の封ををまず必死で切る。
作業用にあてがわれた狭い書庫はひと通り文具も隅にあった。カッターはたまたま今日手にしたものが切りにくかった。チェンジです。
右ききだから、左寄りに裏返したレターパックや封筒の山を置く。フラップが右、たくさん重ねると傾斜。慣れてくると同じ大きさのものをやや扇形に並べ連続で切る。
レターパックは厚みが有るもの、立体的に均一でないものも封入できるように三段階位の折り返し線がついています。しかし単にA4サイズ書類束を入れるのに、わざわざ深く折り返す人がいる。
ボール紙が角で2枚重になりとてもかたい。
鰯の下処理のように、見返しの隙間から親指を入れて手開き。しくしく。
スマートレター愛用店がある。忙しい店では、ポストや郵便回収はあっても重さを計って料金通りの切手を貼るのは煩雑で、レターパックより安価。A4サイズの書類を無理矢理二つ折りにしたら入る。何を思ったか、一束を二つ折りではなく一枚一枚を二つ折りにしたものがありました。…書類として確認するため、一枚一枚を開く。しくしくしく。優しくない。
角二・長三(無理矢理三つ折りで入れても、重量が超えると結局角二と同じ定形外規格内扱いで郵便料金に差がない)封筒は以外に紙質バラバラ。薄くても、紙質に粘りがあり刃ごたえが違う。
角二での郵便料金はほぼ120円140円みたい。スマートレター180円は微妙。期限に間に合わそうとレターパック(360円/510円)やゆうパック800円位~よりは安いが。
書類の包装は種々。紙の束だけから、クリップ留め・クリアファイル・更に入れ子の封筒。腐心したのは「異物の抽出」。
恐ろしい事に全く別の『店舗に届いた請求書や官庁からの郵便物・契約書等内部書類・社会保険用手続き書類』が混入されているものが多々。宛名に担当者が記載されていれば開封前に配れるが、たいてい単に部署名だけ。税務署からの書類が(元の封筒無しで)中身だけあったり…しくしく。
大急ぎで担当者に配布。なにせ月末金曜。
腹を裂かないと中身がわからない魚処理に近い。前の日に2件、あり得ない雇用契約書が発見された。(返送です)本日『違う書類が1枚でも無いか』束を引き出してめくって精査。これが手や指にくる。
1通に2~3店舗(かけもち店長・チーフが多忙)分の書類入りもよくある。たいていクリップやクリアファイルで区別されている。希にシャッフルされている。ヤバい。しくしく。涙目で仕分ける。
課長からは『1店舗分を1包ずつ封筒(もしくはレターパック)入り』にして店番号をマジックインキで大書→店番号順ソート・到着分を指定エクセルに入力の指示。目視記入できるようにエクセルに格子を入れて出力したものは用意した。~99,100~199…と店番号で改ページして、収まり切らない部分は~49,50~でも改ページ。末尾に全くかけ離れたエリアの店舗が別立て店番号で付随。
…ざっと十数ページ。クリップボードにスタンバイ。書類入り封筒を立て置く深いバット2個で初日は間に合った。翌日は更に深いバット1個を見つけ、第二軍用にセット。二軍は昨日夕方到着していた速達+本日午前到着分。昨日はソーティングと平行して到着分クリップボード記入チェックの途中で終わった。
金曜 書庫での再開時点では
①ソーティング・チェック・入力済み
幅広輪ゴムで店番号順に束
②ソーティングが700~799,…の各束まで
その中身は未ソーティング、未チェック
未入力
③未ソーティング
中身チェックと店番号記入のみ済み
〈②~③は念のため 紙1枚ずつの異物チェックが必要 ④~は開封直後に異物と紙1枚ずつチェックを先行 初日に同サイズの雇用契約書の混入発覚〉
④開封・中身チェック済み、店番号未記入
⑤未開封
〔他、管理職役付や経理宛の封書も開封・配布…〕
…が混在のカオス。難物は「店名のみ、店番号が中身書類にも一切無い」封書。書庫はPCがなく、店名で店番号を検索できない。到着分を記入する紙リスト目視で探す。数時間作業後は疲労で時間がかかり、初日の上司殿からのタイムアップで諦めた。翌日書庫作業開始前に自席で検索。しくしく。似た地名系の店名がたくさん。
本来なら、中身の書類1枚ずつに店番号・店名をご記入頂いている筈なんですが…。まるっきり空欄なら、赤ボールペンで一応1枚書きます。
開封と紙さばきで、すでに傷に近いささくれが手の爪周辺に多発していた。特に右手親指・中指がヤバい。人差指・親指には事務用指サックを使っていたのに。
対抗策で、右手の親指・人差指・中指と左手親指の爪の根元を全てバンドエイドでくるむ。その上に指サック。すると親指のサックは太さオーバーで裂けた。左手の指サックは人差指のみにした。右手親指は保護せざるを得ず、サックが落ちないように根元をガムテープで指に留めた。
書庫は別フロアの隅で、廊下ドアを開けて打合せスペース(テーブル+椅子6)を通り抜け更に奥のドアの先。打合せスペースでも本社他部署の面談等の予定があると聞かされた。お話中に出入りするのを避けるため、昼食後は水分を控えてマスクをした。
そういえば似た作業を同僚とした時は飲み物持参でした。それでも多少は喉が渇く、ほんの少し飲料水を持って入った。
土曜も週明けも、また郵便物は来る。
幸い傷や流血はなく、到着分は55%を超えた。多分またひとり作業で、郵便物自体は書庫内でどう保管するか不明。作業は熟練工…その先は、やっぱロボット?
またひとクラス程の新人が研修か。
配属まで半年、同期の絆は硬いようです。
そんな月末の週末に、慌てて作業を収束。
この数日 郵便物開封ロボットでした。
数百通のレターパック・スマートレター・大小の茶封筒の封ををまず必死で切る。
作業用にあてがわれた狭い書庫はひと通り文具も隅にあった。カッターはたまたま今日手にしたものが切りにくかった。チェンジです。
右ききだから、左寄りに裏返したレターパックや封筒の山を置く。フラップが右、たくさん重ねると傾斜。慣れてくると同じ大きさのものをやや扇形に並べ連続で切る。
レターパックは厚みが有るもの、立体的に均一でないものも封入できるように三段階位の折り返し線がついています。しかし単にA4サイズ書類束を入れるのに、わざわざ深く折り返す人がいる。
ボール紙が角で2枚重になりとてもかたい。
鰯の下処理のように、見返しの隙間から親指を入れて手開き。しくしく。
スマートレター愛用店がある。忙しい店では、ポストや郵便回収はあっても重さを計って料金通りの切手を貼るのは煩雑で、レターパックより安価。A4サイズの書類を無理矢理二つ折りにしたら入る。何を思ったか、一束を二つ折りではなく一枚一枚を二つ折りにしたものがありました。…書類として確認するため、一枚一枚を開く。しくしくしく。優しくない。
角二・長三(無理矢理三つ折りで入れても、重量が超えると結局角二と同じ定形外規格内扱いで郵便料金に差がない)封筒は以外に紙質バラバラ。薄くても、紙質に粘りがあり刃ごたえが違う。
角二での郵便料金はほぼ120円140円みたい。スマートレター180円は微妙。期限に間に合わそうとレターパック(360円/510円)やゆうパック800円位~よりは安いが。
書類の包装は種々。紙の束だけから、クリップ留め・クリアファイル・更に入れ子の封筒。腐心したのは「異物の抽出」。
恐ろしい事に全く別の『店舗に届いた請求書や官庁からの郵便物・契約書等内部書類・社会保険用手続き書類』が混入されているものが多々。宛名に担当者が記載されていれば開封前に配れるが、たいてい単に部署名だけ。税務署からの書類が(元の封筒無しで)中身だけあったり…しくしく。
大急ぎで担当者に配布。なにせ月末金曜。
腹を裂かないと中身がわからない魚処理に近い。前の日に2件、あり得ない雇用契約書が発見された。(返送です)本日『違う書類が1枚でも無いか』束を引き出してめくって精査。これが手や指にくる。
1通に2~3店舗(かけもち店長・チーフが多忙)分の書類入りもよくある。たいていクリップやクリアファイルで区別されている。希にシャッフルされている。ヤバい。しくしく。涙目で仕分ける。
課長からは『1店舗分を1包ずつ封筒(もしくはレターパック)入り』にして店番号をマジックインキで大書→店番号順ソート・到着分を指定エクセルに入力の指示。目視記入できるようにエクセルに格子を入れて出力したものは用意した。~99,100~199…と店番号で改ページして、収まり切らない部分は~49,50~でも改ページ。末尾に全くかけ離れたエリアの店舗が別立て店番号で付随。
…ざっと十数ページ。クリップボードにスタンバイ。書類入り封筒を立て置く深いバット2個で初日は間に合った。翌日は更に深いバット1個を見つけ、第二軍用にセット。二軍は昨日夕方到着していた速達+本日午前到着分。昨日はソーティングと平行して到着分クリップボード記入チェックの途中で終わった。
金曜 書庫での再開時点では
①ソーティング・チェック・入力済み
幅広輪ゴムで店番号順に束
②ソーティングが700~799,…の各束まで
その中身は未ソーティング、未チェック
未入力
③未ソーティング
中身チェックと店番号記入のみ済み
〈②~③は念のため 紙1枚ずつの異物チェックが必要 ④~は開封直後に異物と紙1枚ずつチェックを先行 初日に同サイズの雇用契約書の混入発覚〉
④開封・中身チェック済み、店番号未記入
⑤未開封
〔他、管理職役付や経理宛の封書も開封・配布…〕
…が混在のカオス。難物は「店名のみ、店番号が中身書類にも一切無い」封書。書庫はPCがなく、店名で店番号を検索できない。到着分を記入する紙リスト目視で探す。数時間作業後は疲労で時間がかかり、初日の上司殿からのタイムアップで諦めた。翌日書庫作業開始前に自席で検索。しくしく。似た地名系の店名がたくさん。
本来なら、中身の書類1枚ずつに店番号・店名をご記入頂いている筈なんですが…。まるっきり空欄なら、赤ボールペンで一応1枚書きます。
開封と紙さばきで、すでに傷に近いささくれが手の爪周辺に多発していた。特に右手親指・中指がヤバい。人差指・親指には事務用指サックを使っていたのに。
対抗策で、右手の親指・人差指・中指と左手親指の爪の根元を全てバンドエイドでくるむ。その上に指サック。すると親指のサックは太さオーバーで裂けた。左手の指サックは人差指のみにした。右手親指は保護せざるを得ず、サックが落ちないように根元をガムテープで指に留めた。
書庫は別フロアの隅で、廊下ドアを開けて打合せスペース(テーブル+椅子6)を通り抜け更に奥のドアの先。打合せスペースでも本社他部署の面談等の予定があると聞かされた。お話中に出入りするのを避けるため、昼食後は水分を控えてマスクをした。
そういえば似た作業を同僚とした時は飲み物持参でした。それでも多少は喉が渇く、ほんの少し飲料水を持って入った。
土曜も週明けも、また郵便物は来る。
幸い傷や流血はなく、到着分は55%を超えた。多分またひとり作業で、郵便物自体は書庫内でどう保管するか不明。作業は熟練工…その先は、やっぱロボット?