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2483号Помидоры(トマト)

2017-07-03 21:11:07 | 作品写真
まさかイタリア語と近親とは、ポモドールィ!ポモドーロって聞いたことあるなあー何語だったか思い出すまで手間どった。「金のリンゴ」じゃ、どこかの神話での美女神コンテストの賞品になっちゃう。
まだ花のトマトは雨でも平気。本日雨天、暑いのに。川の水量が上がったままです。頭は例によってボーッとして…。
先週末「蜜蜂と遠雷」読了し、なぜかさめざめと泣いてた。繰り返し読んだ。スポ根はともかく音痴なのになぜか音?根に弱い。楽器も歌も下手で、ちゃんと練習したことも少ないのに。書かれている曲のこともろくに判らないのに。
映画「アマデウス」を昔夫と映画館で観たあとも泣いた。帰り道夫はずっと「あの場面のあの曲の演奏はもっと‥」みたいなことを話していた。確かにアメリカ映画で台詞もオペラも英語だし。モーツァルトファンの夫の言うのはわかる。でも俺は、天才ではない俺はサリエリに同感してしまう。人々の喝采の中を生きる神に選ばれた子、天からのギフトとしか思えない天才が本当にあんなアホタレで傍若無人で破滅していくなら、憎んで陥れて何が罪だろう。
嫉んで迫害し疎む凡人の哀れさ。例えば片思いの相手に恋人ができれば妬む。その相手が美人でも嫉む。平凡な外見なら更に嫉む。自分の身近な同級生や知人なら、もう嫉んでも嫉みきれない。もし、恋人ではなく思い人が片恋に身を焦がしているのに「別に」と全く我関せずならかえって殺意さえ抱くだろう。そんな凡人は、天才コンテスタントの描写に巻き込まれる。
そんな週末に、長女が土曜遅く孫と一泊。ピアノを習ってた長女に「蜜蜂と遠雷」を貸すつもりだった。夫はやはり読むより音源を聴いているほうが楽しいのではないか。相変わらずやんちゃ孫と短夜を過ごし、午前迎えに来た婿(婿の弟さんも同行)。長女母子は婿の親戚の住む町に顔出し。FITで出発するのを見送った。本は渡し忘れ。
午後は次女が彼氏を連れて来た。我々夫婦の方が緊張。見合いでもないのに。彼も緊張しただろうか。たわいない脈絡のない会話の後、ふたりはFIELDERで去った。また見送る我々。
いつかはとは思っていた。次女を盲愛溺愛している夫は先年次女が独立してからも雰囲気ヤバかった。俺はつい、娘本人が惚れてるなら一番だと思う。先行きどうなろうと、納得できると思う。が夫は寂しさに耐えられるだろうか。心配だ。
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