金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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133:中島義道 『哲学者というならず者がいる』

2010-08-01 19:36:04 | 10 本の感想
中島義道『哲学者というならず者がいる』(新潮社)
★★★★☆

「新潮45」に連載されていたエッセイ。
例のごとく、過剰な暖房や照明に怒り、
おせっかい放送に怒り、善良で鈍感な一般大衆に怒る。
前にも同じような話を読んだような?という部分も
あったのだけど、おもしろかった。
小谷野敦からの批判への返答もあり。
愚鈍な一般大衆の一人であるわたしは、
著者の怒りの行動が痛快で、読んでいて楽しい。


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