金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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68:池波正太郎 『鬼平犯科帳〈17〉特別長篇 鬼火』

2008-07-25 21:35:21 | 08 本の感想
池波正太郎『鬼平犯科帳〈17〉特別長篇 鬼火』(文春文庫)
★★★☆☆

土地の人々に「権兵衛酒屋」と呼ばれる、
無愛想な夫婦が営む居酒屋。
あるときその居酒屋が賊に襲われ、
かつて武士だったと思われる亭主は行方をくらまし、
賊に斬られた女房は盗賊改の監視下にあったが
自害してしまう。
夫婦は何者なのか?
そして平蔵の命を狙う者も現れ……

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ミステリー風味の強い話で真相はかなり気になったのだけど、
仕事の合間に細切れにちょこちょこ読み進めていたせいか、
いまいち入り込めず。
同心の松永はすっかりまともになってしまったらしく、
今回かなり頻繁に登場しているわりに印象が薄い。
およねが出てくるとなんだか気持ちが明るくなるなあ。

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