湯浅誠『どんとこい、貧困!』 (よりみちパン!セ)
★★★★☆
ずっと「あるのか、ないのか」が議論になってきた、見えない
オバケのようなもの。それが「貧困」。
みなが見えないふりをしてきたために、
どんどん日本社会の中で大きくなってきた貧困に
まっすぐに向き合って、貧困とは何か、
そして現代の貧困を生み出した社会的背景とは何かを
教えてくれる一冊。
著者は社会運動家で、「年越し派遣村」の村長を務めていた人物。
本の中では「溜め」と表現されているけれど、
生まれたときから決まっていること、
生まれ育った環境によって制限されることって確かにあるよね。
仕事の関係で、それまで想像でもできなかったようなお金持ちの生活を
垣間見る機会の多くなった今日このごろ、この「条件」が親から子へ、
子から孫へと再生産されていく仕組みをひしひしと感じていたので、
考えさせられることが多かった。
★★★★☆
ずっと「あるのか、ないのか」が議論になってきた、見えない
オバケのようなもの。それが「貧困」。
みなが見えないふりをしてきたために、
どんどん日本社会の中で大きくなってきた貧困に
まっすぐに向き合って、貧困とは何か、
そして現代の貧困を生み出した社会的背景とは何かを
教えてくれる一冊。
著者は社会運動家で、「年越し派遣村」の村長を務めていた人物。
本の中では「溜め」と表現されているけれど、
生まれたときから決まっていること、
生まれ育った環境によって制限されることって確かにあるよね。
仕事の関係で、それまで想像でもできなかったようなお金持ちの生活を
垣間見る機会の多くなった今日このごろ、この「条件」が親から子へ、
子から孫へと再生産されていく仕組みをひしひしと感じていたので、
考えさせられることが多かった。
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