金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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銀色夏生 『ロマンス』

2006-09-06 12:40:22 | 06 本の感想
本の感想181:銀色夏生『ロマンス』(角川文庫)
★★★★☆

詩集。何度目かの再読。
わたしは自分のことをすごーく乙女チックな人間だと
思っているのだけど、今思うと、乙女開眼の発端は
まちがいなく、高校時代にひいさまから教えてもらった
よしもとばななと銀色夏生なのでした。
詩って教科書以外で読むものだと思わなかったし、
「こんなに短い言葉で、これだけのイメージを
 呼び起こすことができるのだ!」
と、高校生のわたしにはたいそう衝撃的でした。
最後の「ロマンスの道」には単純に、
すげえ!と思ったものです。

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