金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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35:大倉崇裕 『オチケン!』

2010-03-08 10:09:52 | 10 本の感想
大倉崇裕『オチケン!』(理論社)
★★★★★

その名前が原因で、廃部の危機に瀕した落研(落語研究会)に
引きずりこまれてしまった越智健一。
飄々とした風変わりな岸と、爽やか青年の中村という二人の先輩に
振り回され、幽霊が出るという部室で過ごす健一は、
部室の使用権をめぐる、サークル間の陰謀に巻き込まれる。

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これも「ミステリーYA!」のシリーズ。
★4.5のおもしろさ!!

読んだことのない作家さんだし、
一冊読みきる時間が取れないし……で
読み始めるまでに時間がかかったのだけど、
これはアタリでした。
落語の内容をからめたミステリーで、
キャラクターにも味があって(腹黒の女部長がよい)、
ほのぼのした雰囲気が良い。

続きがあったらいいのに……と思っていたら、
続編も出てた

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