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1967年、内戦状態にあったザイールのモターバ川流域のキャンプで
原因不明の出血熱が流行し、兵士たちを死に至らしめた。
調査に訪れたアメリカ軍は感染者の血液を採取した後、
爆弾でキャンプごと感染者を消滅させ、隠蔽をはかる。
その後、モターバ川流域の村で未知のウイルスによる出血熱が発生し、
村はほぼ全滅。
調査に訪れたアメリカ陸軍伝染病医学研究所のダニエルズ大佐は
そのウイルスに危機感を抱き、軍上層部にかけあうが、
警戒通達の発令は却下されてしまう。
そんな中、アフリカから一匹のサルがアメリカに密輸入され、
密売人とサルそれぞれと接触した人々が次々にウイルスに感染、
モターバ・ウイルスと名づけられたそのウイルスは
爆発的に広まっていく。
軍が隠ぺいしていた秘密にたどり着いたダニエルズは、
担当を外されながらも独自にウイルスの感染経路と
正体を突き止めようとする。
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これは確か、最初は高校の合宿のときにバスの中で見た。
そのときはなにも考えずに、おもしろいなあと思ったんだけど、
ストーリーにおける仕掛けの面からみるとまた別のおもしろさがある。
爆撃と元妻の感染という二重のタイムリミット&
敵の追撃という設定が緊迫感を与えているんだよね。
軍の兵士や上層部も、単純に「敵対する悪のグループ」ではなく、
保身が第一だったり、厭味ったらしい上官に対して反感を抱いたり、
命令とヒューマニズムの間で板挟みになったりと、
一人一人にドラマがあって、それが絡み合って中心となるストーリーが
できているのがいい。
1995年制作の映画だけど、20年近くたった今見ても
色あせないおもしろさ。
ケヴィン・スペイシーが出演している関係で、
『ユージュアル・サスペクツ』の宣伝が入ってたのだけど、
『ユージュアル・サスペクツ』は、おもしろかったという印象だけがあって
ストーリーをまったく覚えていないや。
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