金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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20:小川洋子 『猫を抱いて象と泳ぐ』

2010-02-02 17:35:08 | 10 本の感想
小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』(文藝春秋)
★★★☆☆

伝説のチェスプレーヤー、リトル・アリョーヒンの
生涯を描いた長編小説。

話題になっていたようですね。
先輩から借りました。
先輩は「いしいしんじっぽい」と言っていたけど、
前半は確かに共通するムードがあるなあ。
後半は「小川洋子!」って感じだけど。
チェスは好きだけど、いまいち入り込めなかった。
『博士の愛した数式』ほどのわかりやすさ、一般性はなくて、
人を選ぶ話だな……という印象。




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