本の感想112:柴田よしき『桜さがし』(集英社)
★★★☆☆
中学時代からの友人である男女4人と、その恩師である浅間寺。
彼らの周辺で起こる事件とその謎解きを、京都の風物をからめて描いた
青春ミステリーの連作短編集。
この作家さんの本は二冊目なのですが、毒のある話に慣れてしまったのか、
あっさりした解決と、特に人間関係におけるやさしい世界に
やや物足りない気も。
たぶん人物の書き方があまり好みじゃないんだろうなー……。
ストーリー自体は好きです。「翔べない鳥」とか「片想いの猫」とか。
ぐたぐた愚痴言ったり弱みを表に出すのが男性二人のほうなのは、
女性ならではの視点だなあと思いました。
傾向として、女の子はこういう垂れ流し方はしない気がする。
★★★☆☆
中学時代からの友人である男女4人と、その恩師である浅間寺。
彼らの周辺で起こる事件とその謎解きを、京都の風物をからめて描いた
青春ミステリーの連作短編集。
この作家さんの本は二冊目なのですが、毒のある話に慣れてしまったのか、
あっさりした解決と、特に人間関係におけるやさしい世界に
やや物足りない気も。
たぶん人物の書き方があまり好みじゃないんだろうなー……。
ストーリー自体は好きです。「翔べない鳥」とか「片想いの猫」とか。
ぐたぐた愚痴言ったり弱みを表に出すのが男性二人のほうなのは、
女性ならではの視点だなあと思いました。
傾向として、女の子はこういう垂れ流し方はしない気がする。
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