金木犀、薔薇、白木蓮

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映画:『カフェ・ソサエティ』

2017-05-25 15:01:00 | 映画の感想
映画:『カフェ・ソサエティ』(ウッディ・アレン 監督)
★★★☆☆

【シネマトゥデイの内容紹介】

1930年代。
ニューヨークに暮らす青年ボビー(ジェシー・アイゼンバーグ)は、
刺激にあふれた人生を送りたいと願いハリウッドに向かう。
そして彼は、映画業界のエージェントとして大成功を収めた叔父フィルのもとで働く。
やがてボビーは、叔父の秘書を務める美女ヴォニー(クリステン・スチュワート)の
とりこになる。
ひょんなことから彼女と距離を縮められて有頂天になり、
結婚まで考えるようになるボビー。
しかし、彼女にはひそかに付き合っている男性がいて……。

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映画館にて。
ハリウッドを舞台に、恋とその後を描いている点では、
「ウッディ・アレン版『ラ・ラ・ランド』」
の評判通り。
ただ、これはあんまり受けないんじゃないかなあ……。

ヒロインのヴォニーは本当にきれいなんだけども、
主人公が野暮ったすぎて、始終、
「これ、利用されてるだけだな。うまくいかないに違いない」
と予想がついてしまう。
『ラ・ラ・ランド』のようなわかりやすさや
クリーンなイメージもないので、
感情移入もできなければ、物語の構造を楽しむこともできなかった。

ポスターは、ふたりのヴェロニカと主人公の三角関係を想像させるのだが、
ブロンドのヴェロニカの方はたいして重要な人物ではなかった。
序盤で出てきた娼婦も、後から登場する伏線かと思いきや、
何もなし。

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