金木犀、薔薇、白木蓮

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映画:『リトル・ミス・サンシャイン』

2011-09-14 09:57:39 | 映画の感想
映画:『リトル・ミス・サンシャイン』(ヴァレリー・ファリス監督)
★★★★☆

ゲイの兄が自殺未遂をし、その知らせを受けたシェリルは
彼を家に引き取ることになる。
勝ち組になるためのメソッドを売り込むのに必死な夫、
ニーチェの真似をして決して言葉を発しない息子、
ヘロインが止められず老人ホームを追い出された義父……
問題だらけの家族に兄が加わり、
殺伐とする一家だったが、
末の娘・オリーブがミスコンである
「リトル・ミス・サンシャイン」
の最終選考に残る。
彼女を会場まで届けるために、家族は壊れた車を押しながら
カリフォルニアを目指すことに。

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ぽっちゃり体形の末っ子・オリーブのために、
問題を抱えた家族が一丸となる
コメディ風味のロードムービー。
地味だけど良作。
旅の途中でも問題が次々に発生するし、
人は死ぬし、大変なんだけど、
雰囲気は不思議と前向き。

アメリカのミスコンに出ている女の子の写真を
ネットで見かけることはしばしばあるし、
この映画でもそういうシーンがあって、
毎回思うんだけど、気味が悪い……。
小さい女の子が、濃い化粧してギラギラに
着飾っているのが不気味に感じられる。
いくつになっても、年齢相応じゃないのは
良くないんだろうな。
オリーブはおそらくブサイクという設定なんだけど、
彼女のほうがダントツで可愛く思えた。

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