金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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146:河島弘美 『ラフカディオ・ハーン―日本のこころを描く』

2005-11-30 12:59:28 | 05 本の感想
河島弘美『ラフカディオ・ハーン―日本のこころを描く』
(岩波ジュニア新書)
★★★☆☆

旅行の予習。
小泉八雲については、日本人女性と結婚して怪談を書いたことくらいしか知らず、
新書『明治の音』でちらりと読んだだけなので、まずは子ども向け伝記でお勉強。
子ども向けなので内容は割りと表面的にとどまり、毒のない視点で描かれている。
妻セツとの出会いや、ハーンの死後、親交のあったチェンバレンが
彼を悪し様に書くに至った理由、などなどくわしく知りたいと思う点が
いくつかあった。
ハーン研究についても言及があって、入門書としてはよかったと思う。

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