金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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147:岡嶋裕史『セキュリティはなぜ破られるのか』

2012-11-15 08:35:15 | 12 本の感想
岡嶋裕史『セキュリティはなぜ破られるのか―10年使える「セキュリティの考え方」』 (講談社ブルーバックス)
★★★☆☆

「セキュリティとは何か?」という根本的なところから
セキュリティについてとらえなおした一冊。
漠然と「リスク」と言われてもわからないけれど、
それを「資産」「脅威」「脆弱性」の三つに分けて
具体例を用いながら説明しているので、
基本的な考え方から理解することができる。
インターネットの仕組みについても、
漠然としかわかっていなかったのだけど、
そういういくつかの
「実はよくわからないで使っているもの」
について改めて教えてくれる本だった。
基本の基本を説明している本なので、
専門的な技術については触れておらず、
コンピューター関係に疎いわたしにも
難なく読み進められた。

著者は歴史好きなのかしら?
国内外の歴史上の戦いを例に挙げながら
説明している部分が多かった。



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