またまた歩荷のお仕事です。NHKの「新日本風土記 岩手山」の撮影。
今回の撮影は岩手山八合目避難小屋にある薪ストーブを軸にロケが進んでいきます。
その八合目の薪ストーブを作った四戸寛次郎さんのご長男の岳也さんがロケの案内役として、岩手山エピソードを語ってくれました。今回初めて聞く話もあって、長年通いつめる経験ある方の話は面白かったです。
ですが、初日のお天気はパッとせず。。。カッパを着たり脱いだりの繰り返し。
生憎の悪天候とは言え、プロの仕事みたり!納得の映像が撮れるまで粘ります。
八合目の小屋では、ストーブ周りで宿泊者も交えながらの撮影。外は時折雪も混じりとても寒かったですが、ストーブを焚いてると本当にあったかい!
そしてストーブのおかげもあって快適な一夜を過ごし、翌日のご来光もしっかり拝むことが出来ました!ありがたや。ありがたや。
前回、荷上げに来た時より、また一歩秋が進んだ岩手山。
撮影隊が山頂へ行ってる間は、不動平の避難小屋で早い昼食の支度。
下山は鬼ヶ城経由で七滝へ。紅葉のピークはずいぶん下がりました。
三脚もプロ仕様ともなればけっこうな重さです。今回は2名の歩荷体制でしたが、2人とも重量は30kgぐらいでしたかね。久しぶりに肩にきました。。。
前回荷上げの時は紅葉真っ盛りの稜線下は落葉が進んでいました。こちらは雫石側。
こちら大地獄谷側。
大地獄谷分岐まで降りてくれば紅葉真っ盛り。
普段なら、なんでもないような場所も、100Lのザックを背負ってると注意しないといけません。
黒倉山の直下が今良い頃合いでした。
四戸さん、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。
最後は黒倉山の紅葉で〆。