湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ミヨー:ブラジルのソーダード(管弦楽編)

2010年08月29日 | フランス
○チェリビダッケ指揮南ドイツ放送管弦楽団(DA:CD-R)1979/10/31live

正規盤が出ていたかもしれない。録音は最悪。しかしチェリビダッケが何故この曲を得意としていたかわかるくらいには楽しめる。ともすると旋律とリズムだけに単純化された形で猥雑に演奏されがちなミヨーを、精妙な響きの作曲家として意識的に構築している。ミヨーの真価が伝わる演奏スタイルは、ただでさえ単純化される録音音楽を、楽器個々の独立し統制されたさまを体感させる生演奏に近づける。まあ、録音のいいにこしたことはないけど。オケは表記のまま。シュツットガルトか。ペットの高音が出てないところが気になる。○。
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