想いのあるアーティストを書こうとなると、すべての想いを込めたくなり、しかもうまく語れるかどうか心配で、結局「もっと調子のいい時に・・・」と先延ばししてしまいそうになる。
でも、語りきれないのなら、何度でも語る。自分の出来る範囲で。
そうしないと語る前に人生が終わってしまうような気がします。
ニック・ドレイクのことは、12年ほど前、雑誌エスクワイアの70年代特集で知りました。
そこには彼をめぐる哀しい事実が書かれていました。
素晴らしい才能を持っているのに、それにふさわしい評価を得られないまま26歳で亡くなった、英国のシンガーソングライター。
彼の繊細な精神を支えるために、彼が生きているうちに、少しでも「自分はアーティストである」という自信を与えてあげられてたら・・・。でも、そのためにはいったいどの程度の評価が必要だったのだろう?結局、彼は、禅を組む修行者のように自分の内側で闘っていたのではないかと思います。
セカンドアルバム「bryter layter」は、陰鬱な雰囲気に飲み込まれてしまいそうになる彼の他の作品よりも、幾分か楽天的な要素を含んでいて、彼のアーティスト性の明るい面が表れているみたいです。
それでも、彼はこの作品が気に入らず、何回か録り直しをしたみたいです。
私は最初に手に取った作品がこのセカンドだったので、(青いバックが、純粋で儚い彼のイメージにぴったりだと思って・・・。あと、眼光と姿勢が好戦的で、いい表情だなと思いました。)このアルバムに私が呼ばれたのだと思っています。(←?)
優しく響く美しいメロディに、柔らかく、起伏のない、詩を朗読してるかのような歌声に、
命と引き換えにして地上の一番美しい世界を音楽にして見せてくれたニック・ドレイクを想います・・・。
ベタで野暮な言い方しか出来なくてごめんなさい・・・。
でも、語りきれないのなら、何度でも語る。自分の出来る範囲で。
そうしないと語る前に人生が終わってしまうような気がします。
ニック・ドレイクのことは、12年ほど前、雑誌エスクワイアの70年代特集で知りました。
そこには彼をめぐる哀しい事実が書かれていました。
素晴らしい才能を持っているのに、それにふさわしい評価を得られないまま26歳で亡くなった、英国のシンガーソングライター。
彼の繊細な精神を支えるために、彼が生きているうちに、少しでも「自分はアーティストである」という自信を与えてあげられてたら・・・。でも、そのためにはいったいどの程度の評価が必要だったのだろう?結局、彼は、禅を組む修行者のように自分の内側で闘っていたのではないかと思います。
セカンドアルバム「bryter layter」は、陰鬱な雰囲気に飲み込まれてしまいそうになる彼の他の作品よりも、幾分か楽天的な要素を含んでいて、彼のアーティスト性の明るい面が表れているみたいです。
それでも、彼はこの作品が気に入らず、何回か録り直しをしたみたいです。
私は最初に手に取った作品がこのセカンドだったので、(青いバックが、純粋で儚い彼のイメージにぴったりだと思って・・・。あと、眼光と姿勢が好戦的で、いい表情だなと思いました。)このアルバムに私が呼ばれたのだと思っています。(←?)
優しく響く美しいメロディに、柔らかく、起伏のない、詩を朗読してるかのような歌声に、
命と引き換えにして地上の一番美しい世界を音楽にして見せてくれたニック・ドレイクを想います・・・。
ベタで野暮な言い方しか出来なくてごめんなさい・・・。
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ニック・ドレイクは、名前もろくに知らないくらいの存在でしたが、
2月だったかな、タワーレコードで他のものを見ている時、
たまたま前を通りかかって、立ち止まり、CDを手に取って見ました。
確か手に取ったものの中に、これもあったような気が。
そんなわけで最近ちょっと気になっていたので、
この記事はいいタイミングなのかもしれません。ありがとうございます。
それから前の話題を引きずってますが、私は、
マドンナでもフリートウッド・マックでもブロンディでも、
女声の歌でも平気で口ずさんでます。
もちろん、人前では歌わないですが・・・
ニック・ドレイクはguitarbirdさんが愛していらっしゃるR.E.Mと(国は違うのですけど・・)共通するところがあると思います。伝統を愛する心と、もの哀しさと誠実さを併せ持っているという意味で・・・
うちのダンナさんもマドンナ歌いますよ~
私は、ブロンディの「ドリーミン」
人前で歌わない・・。あれ?カラオケの話じゃなかったんですか~?(笑)
最近ニック・ドレイクの伝記本みたいのが売られていてびっくりしました。そのときはお金がなかったので買えなかったのですが、後日買いに行きます!!
あっ!イタさんもかなりお好きですかっ!!
ニックになりかわって、お礼を申し上げます
えぇぇ~~~~っっっっっ!!!!!!
ニック・ドレイクの伝記本のこと初耳です~~~!!!!!!
私も買います!買います!!!!!
あぁ~・・・でもお金が~~・・・
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/250-6057690-5006640
二年も前に発売したものらしいです…新刊だと思った…。もしもう持ってらしたら、ご容赦くださいましm(__)m
ありがとうございます
あっ!ストレンジデイズから出た、「ニック・ドレイク 悲しみのバイオグラフィ」ですね~。
持ってないので、すごく欲しいんですけど、読むとまたドツボにハマりそうで少し怖いです~~
当方も初めて聴いたのが『Pink Moon』でした。
取っ付きにくい音でしょうけど、決して耳から離れないかけがえのないものです。
生きている間に、彼が命を削ってまで頑張った(←拍子抜けする言い方でごめんなさい・・・)それに相当する評価をほんとあたえてあげたかった・・・
私は、『bryter layter』だけで彼のアーティスト性を理解したつもりになっていたので、反省しています・・・。
生涯かけて、彼のアルバムを聴いていこうと思ったのですけれど、少しゆっくりしすぎました・・・。
『Pink Moon』近い内に絶対聴きますね。
聴く前からすごい噂を耳にしてしまってるので、聴くのがすごく楽しみです。
聴いたら、必ずレヴュー書きます!
>禅を組む修行者のように自分の内側で闘っていたのではないかと思います。
いい表現ですね。でも彼がもし1stで正当な評価を得てしまい、冨と名誉を手にしてしまっていたら、この2ndと名作3rd
がこんなに胸を打つものになっていたかどうか、と言うのもまた歴史の悲しい真実かも。
ゴッホの絵とかもね。
「たら・れば」で物事を語るのはタブーだけど・・。
あ、リンク貼らせてもらいます。トラックバックの相性は悪いみたいですけど(苦笑)。
わたしも、もう1つやってるブログはgooブログなんですけど、自分のブログ同士でトラックバックしないから、わかんなかったです。
なんか、やっぱり、イメージ的に、希望が見えるような、明るい楽曲g多いような気がして。。
でも、ニック・ドレイクにとっては本分ではなかったのかもしれませんね。。。何回も録り直しをしたくらいなので・・・
受け取り側によって解釈が違うなんて、やっぱり創作物って難しいですね・・・
そんな私の感想はさておいて。。。
>いい表現ですね。
ありがとうございます~
嬉しいデス
>でも彼がもし1stで正当な評価を得てしまい、冨と名誉を手にしてしまっていたら、この2ndと名作3rd
がこんなに胸を打つものになっていたかどうか、
たしかに、もがき苦しんでたり、スムーズに生まれてこなかった創作物の方が、人の心を打つのかもしれません・・
>ゴッホの絵とかもね。
ゴッホも大変なお方だったみたいですね・・
彼の恋愛話もまた痛々しくて、・・・それはたしか「アウトサイダー」by.コリン・ウィルソン で読んだのだと思いますが・・・
たぶん“過剰の人”だったのだと思います・・
>「たら・れば」で物事を語るのはタブーだけど・・。
サッカーでよく「たら・れば」って表現、使われてますよね~!
>あ、リンク貼らせてもらいます。トラックバックの相性は悪いみたいですけど(苦笑)。
わぁ!嬉しいデス!
ちょっといろんな?事情があって、カナさん、リンクしてくださ~いっ!とお伝えするのを遠慮してしまってて・・・
トラックバックは、何度も試してみます~
もう一つのブログにも近い内お邪魔しますね~!
では、カナさん、これからもどうぞよろしくお願いいたします~!