PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

フィッシュマンズ “MY LIFE”

2006-05-10 12:25:20 | 素晴らしき歌詞
ダンナさまが、朝9:00に出かけ、夜11:00頃帰って来る日々になりました。
やはりかなりツライです・・・。
昨日は、いろいろ音楽を聴いていて、すごく感傷的な気持ちに・・・。

今日は、昨日ずっと聴いていた曲。1999年に風邪をこじらせて亡くなってしまった佐藤伸治さんのバンド、フィッシュマンズの“MY LIFE”について書きます。

ダンナさんは「フィッシュマンズが好きという女が嫌い。」とか言うけど、「そんなこと言われたって、やっぱりフィッシュマンズ、すごく好きだ!!!」って叫びたいです。
佐藤さんが亡くなった年の〈エゾロック〉の会場で、この曲“MY LIFE”がかかって(エゾロックでは、ステージ上で誰か歌ってない時もBGMとして曲が流れているみたいなので・・・、その選曲もなかなかみどころらしいです。)それを聴いた歌手のUAが佐藤氏のことを想い、「この会場に佐藤君が居るような気がした。」というようなことを言ってました。そして、ステージ上で佐藤さんに捧げる曲を歌った・・・。会場からすすり泣きが聞こえたみたいだし、その記事を読んでる私も、ほんと泣けて来た。

“MY LIFE”は私にとって、特別な曲です。


今はいいよMy Life もうすぐさ
悲しい顔の僕らのこと
迎えに来るんだ きっと
大きな風 迎えにくる
声を出したまま あわてずに もう少し

あー涙じゃ何も片づかない
焦らずに大きな答えを出す
歌う 小さなMy Life 続いてるoh yeah
いつも ゆれてるMy Life
初めての言葉を吐く

雨は降ってたけど
今は笑ってた
明日はどうでもよかった
今は笑ってた

そんな風さMy Life
風が吹けば 未来が笑う
今にわかるんだ
こんな時が幸せっていう怪物だって
ホラね見てごらん
君もいま輝ける時

もう知識はいらない
何もわからなくても

今はいいよMy Life 楽しいさ
大きな声 世界をまわる
声を張り上げて歌うよ
ふるいたってる あなたのために

声を張り上げて歌うよ

今はいいよMy Life

(“MY LIFE”詞・佐藤伸治)


私、昔はスタイリッシュなものしか部屋に貼らない(笑)主義だったけど、20代半ばのホントつらい時期、でも、何とか社会復帰しようとしてた時期、フツーのミーハーな人の部屋みたいに、でもひかえめに佐藤伸治さんと、中村一義さんの雑誌の切り抜きを壁に貼っていました。心の支えだったから・・・。あと、あの乙武洋匡氏とか・・・(笑)←この事実ダンナさんにへんちくりんだと言われましたね・汗

“MY LIFE”は、モラトリアム的な若者の意識を代弁したものであるという批評がありますが、実は、モラトリアム・ニートなどの心情をちゃんと歌えている音楽って他に無いと思うんですよね。
私は、『もう知識はいらない 知識はいらない 知識はいらない・・ 何もわからなくても・・』という一番盛り上がる部分で号泣します。私がキリキリになって青筋立てて躍起になってる、もっともっと知識を得なければ!という追い詰められたギリギリの気持ちがフッとほだされて、佐藤さんのキヨシロー似とも言われる優しげな声に全てが癒され、赦されるような気がするのです。


FISHMANS BEST 1991~1994 ~Singles&More
フィッシュマンズ, 佐藤伸治, 小玉和文, 中原信雄, 窪田晴男
ポニーキャニオン

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5 コメント

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My Life、Your Life (モスコ)
2006-05-10 16:14:40
ドモ、フィッシュマン大好き女です(あぁ、嫌われちゃう~ 笑)



佐藤さんと中村くんの写真を貼っていた心情、分かるような気がします。だって私も同じ様な気持ちで2人の写真を貼ってた時があるから。

佐藤さんが唄っていたことは、佐藤さんしか唄っていなかった(くれなかった)と、私も強く思います。



それと、私も以前、ダンナが朝早く、夜遅い仕事をしていたのですけど、ここは正念場です、ルルさん。私も結構その時は精神的にも身体的にも、色々しんどかったです。が、一番しんどいのはやっぱりダンナさまなんですよね。しっかり優しく支えてあげてくださいね。

ルルさん、コケちゃう程度に、がんばってね
返信する
モスコさん・・・、 (ルル)
2006-05-10 16:21:46
泣いちゃった・・・

あとでもいちどコメントさせてね・・・
返信する
モスコさん、本当にありがとうございます・・・m(__)m (ルル)
2006-05-14 16:05:06
自分がヘビィな状況に置かれると、もうスタイルなんかにこだわって居られなくなりますよね・・・。

必要なのは、魂の救済でした・・・(←大げさかしら・・・?)



フィッシュマンズって、1992年くらいに 、フジテレビ系で放映されていた深夜ドラマで、坂井真紀のデビュー作「90日間トテナムパブ」(松雪泰子主演の「バナナチップスラブ」の後番組でした・・・。バナナチップスの方の主題歌はオリジナルラブでした・・・。)の主題歌、“100ミリちょっとの”で初めて知りました。

何系とか、何と比較されているとか、当時はほんとつかみ所がなくて、よく解らないな・・・、でもなんか好き。とか思っていたのですが、どのアーティストとも比較しようがないというのは、フィッシュマンズの唯一無二なところを表していたかもしれませんよね・・・。歌っていたことも唯一無二でしたよね・・・。



>一番しんどいのはやっぱりダンナさま

っていうモスコさんの言葉で、そこで初めて、我欲丸出しの自分に気がついたし、ダンナさまもモスコさんがそう言って下さったことにすごく感謝していました・・・



>しっかり優しく支えてあげる



そうですよね・・・。努力します・・・!

モスコさん、本当にありがとうございます



>コケちゃう程度に、



うん、うん、黒の次は白しか来ないはずですよね・・・!

痛みはチョコにして食っときマス・・・!
返信する
赤裸々告白 (ゆみ)
2006-05-17 09:29:08
こんにちは、お久しぶりです~★

おげんきですか?OK?

私は、はずかしいけど、過去20年

はそういう生活でした。いえ、

1時、2時、とかでもご飯の用意。

働きにいっても、虚弱で寝込んで

ばかりでした。病院いきつつ

それでも暇だとろくなことを

考えないので、時間割を作って

日記を書いて、一日一つ何か

作るという生活目標を決めて

自律神経の体操をしました。

初めは何をつくっていいやら

だったので、雑巾を手縫い。

ランチョンマットを手縫い。

廃材で箸起きをつくったり

様々に。。友達にもあげた

り。。手作りは脳にも心

にも効果的です。

生活を楽しむなんて

いうものではなかったけど

さびしがりな私ですが、、

そうやって、払拭してきて

知識よりも体だと思いま

す、何かのお役に立てば

光栄です。何かさしさわ

りな言葉があったら、

まったく悪気はありませ

んので、気にしないで

くださいね。

いつもマイペースが体を

壊さない鍵みたいです。

中村一義さんの歌は楽しい

ですね、2年前に知りました。

123やゲルニカに出会い。

FISHMANSは追悼のLIVE

が昨年あったみたいですね

チケットはとれませんでした。

人気がたかいんですね。。

ハナレグミや共演者さんの歌

聴きたかったのですが残念。

リアルタイムではないので

話に参加してごめんなさい。

頑張ってください。



    
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ゆみさんこんばんは~☆☆ (ルル)
2006-05-18 00:26:50
今、ゆみさんとこコメントしてきましたよ~



「“人に歴史あり”じゃない?」との言葉を思い出しました。

私が敬愛する少女漫画家の吉野朔実さんの作品『恋愛的瞬間』の中の“螺旋の中に住む”という物語の中のセリフです

私、この話、すごく好きなんですよね



私も、家籠りしていた時、爆裂パン作り(尋常じゃない数のパンを朝から晩までつくるんです・笑)とか、小麦粉からうどん打ったりしてましたヨ!



“私は無能ではない”“やりとげた”という感覚が欲しいんですよね・・・。

家に居ても、くつろいでいるわけではなく、心の中ではとんでもない闘いが繰り広げられているんですよね・・・



123、ゲルニカ、スゴいですよね!「金字塔」も大好きだけど、それらが入っている「ERA」は、中村君の音楽家として男として人間としての気骨が感じられる素晴らしい作品です!!!



>FISHMANSは追悼のLIVE



ダンナさまのお友達でフィッシュマンズ大好きな女の子(人)が居るのですけど、「追悼ライブとか言って騒いでるのが腹立つ」とか言ってたみたいで、うわ~・・・!ファン心理ってむずかしい~~~~!!!!と思いました~



ハナレグミかぁ・・・、ゆみさんも音楽お詳しいですよね!



応援、ありがとうございます!首はムチ打ちだけど、なんとかやっておりマス!
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