PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

告白

2010-07-12 13:34:48 | 映画
こんなおなごせんせいはイヤだ


あらゆるタイプの人が「面白い」と言ってたので、興味を持って、先週の土曜日(7/3日)ダンナさんと一緒に観に行きました(絶対私も楽しめる と思ってわくわくしちゃってたよ。。。)

(ネタバレ多少あり??


正直、私は、最後まで世界に入り込めなくて、


「あのとき、彼に対してどう言えば良かったんだろう・・・」とか、

終始「(どいつもこいつも)酷い!!!!!」とかしか考えられませんでした。
(それぞれのキャラクターたちに、たいして心の葛藤が見いだせないのも違和感を感じた...)


カタルシスも得られず、えんえん、脳内からベータ波が出ていました。

誰にも共感できませんでした.....(かろうじてせんせいの娘さんとか。。「うんうん、“わたうさ”グッズ、コンプリートしたいよね~~ 解る 解る」とか。。。アホ過ぎる。。。)


うちの母さんは、まっとうで素晴らしい母さんだ。。。小さい頃童話をいっぱい買ってくれたよ。。どんな娘に育てたかったか、それで解るよ。。。) 思春期だったとは言え、私はなんてことをしていたんだ。。。 今からでもむちゃくちゃ大切にします。。。ゴメンナサイとか。。。(そのことで泣いてたよ。。。


熱血教師“ウェルテル”の存在は、自分を見てるみたいで、だいぶ恥ずかしくなったけどね。。。(現実をしっかり〈正確に〉直視&把握しないって罪だね。。。


最後の壮大な爆発シーン(の逆回し)を観ては、「この監督はこのシーンを撮りたかったんだろうな。このシーンを撮るためにこの映画を撮りたかったんじゃなかろうか...」と冷静に考えてました(取り戻せない時間、大切なものの儚さ...)


これが正直な感想です。

ダンナさんに笑われたけど(私ミステリー自体苦手です)


同じ監督による「嫌われ松子の一生」は、共感できる部分もあり、そのケン・ラッセルばりの大げさで豪華なミュージカルシーンに感心したのは確かだけど、多くの人と同じ意見を持てなくて孤独だけど。。やっぱり映画「告白」は私にとって面白い作品ではありませんでした



“おなごせんせい”って言えばこのおはなし

二十四の瞳 (新潮文庫)
壺井 栄
新潮社
この時代は遠きになりにけり・・・

このはなしと比べてどうってわけじゃないけど、時代が進むと、学校を舞台にした物語もシニカルになるもんだなぁ・・・と思った。

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