WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

「縄文」

2011-05-25 | アーティスト魂



画像はこちらよりお借りしています




「縄文」

…というタイトルで、曲をつくりたいのです。


「おかあさん、タイムスリップできるとしたら、どこに行きたい?」

Takは、2000年前のイスラエルにいって、自分と同じ歳のイエスさまに会って話がしたいのだそうだ。

うーーん、スゴい発想だ。母も真剣に考えてみる。

でっ。私は、

「縄文時代」

縄文時代にいって、生活をしてみたい。


季候は温暖で、狩猟、採集生活、食物は豊かだったという縄文時代。
しかし私なんか17歳で虫垂炎になったので、縄文時代ならその時点でもう死んでる。
どんなに食物が豊かでも、病気には太刀打ちできなかった、そんな時代だった。

縄文人で30歳まで生きられるのは全体の25%とか。



東京都下に住んでいた頃、近所に「府中郷土の森」という公園があって、その中の博物館に何度も訪れました。
府中市は、多摩川の豊かな恵みを受け、縄文~弥生時代、たくさんの集落があったのだそうです。
どこを掘っても必ず遺跡が出てくる…と測量系の仕事に従事している友達が言ってました。
博物館には、ほぼ完璧な形に復元された土器が所狭しと展示されていました。
貨幣がなく、貧富の差のない時代の価値観はどんなだったろう?
生きる知恵はどんなだっただろう?
どんな信仰を持っていたのだろう?

縄文の人々と語ってみたいなあ、、、



「原発」について、震災をきっかけにいろんな人がいろんな立場から思いを語っていらっしゃいますが、
私も日々考えながら、まとめて発表?するに至っていません。

きっとこのまま震災について考えたことをまとめて発表はできないと思う。

ホンネとしては、「原発はすっかりなくなればいい」。

理由は…
人間が自分達で制御できないものを持たなくてよい。
子供にエアガンを持つなということと同じ。
車の運転も、教習所でまず「急制動」について体験したじゃないの。
スキーも、初めてリフトで頂上に連れていかれたとき、「まず止まり方を教えてくれ~~!」と叫んだ私を笑った上から目線だった元カレとはもう2度と付き合いたくなかった…(-_-;)などなど、、
そして、「経済の発達」を主軸とした価値観は、個人的に自分の中で確実に「違う」と強く感じる。


…文章じゃなく、曲にして、表現したいなあ。
これもまた、ライフワークのひとつかな。
原発のことを、あれやこれやと曲の中で言葉で語るのでなく、
自分の心の中に描いているユートピアを、曲に表現してみたいです。


「盛衰」ということばがある。
発達と衰退。
発展には、必ず頂点があって、その後衰えていく。
…何においてもこれが繰り返されるのだ、、、

それをネガティヴにとらえず受け入れることができないのだろうか?

人間の一生も「盛衰」なのだ。
国も、地球も、宇宙もきっと。






中学の頃、好きだった「イエス」の「危機」というアルバム。
その中の歌の一節に

I get up I get doun

というのがあった。(邦訳では「盛衰」)
この曲の、この箇所が大好きだった。

私は昇り、私は降りる…

私の印象としては、どちらも同等に自然に受け入れるイメージだった。
「衰」という言葉にネガティヴなイメージはない。



シンガーソングライターTAKAMIとしては、自分の思いを自分の曲に託したい。
LIVEで、既存の曲から選ぶのでなく。




「アラベスク」っていう曲があります。
ドビュッシーの「アラベスク」が有名ですが、他にも小曲で、いろんな作曲家がこのタイトルの曲を作っているようですが、「アラベスク」とは、唐草模様のことで、イスラム教の建築や装飾品にあしらわれている模様。その様式美、精神性などを曲に表しているものです。

ほな、私は「縄文」。

コレも縄目模様だからさ。「文様」ってことでは、「アラベスク」の日本版じゃー。
このタイトルで、縄文時代、縄文文化の精神性を音にしたいな。
…と思って、このところいろいろとネットで集中的に情報収集をしています。
もし、参考文献、耳寄りな情報とかありましたら、ゼヒおしえてね。


私たちの両親からずっとずっと遡っていけば、縄文人にたどり着くのだ。


それからさらに遡って、原人や、類人猿や、サルにたどり着く進化論が、正しいのか、間違っているのかどうかは、
ホントにわかりません。
死んだあとに天国と地獄に分別されていくのかもわからないし…


先日、ホーキング博士が、死後の世界はないと語られていましたね。
共感された方も、いらっしゃるのでは…

でもそんなことの真相は誰にもわからない。
私は神を信じるけれど、悪魔や地獄の存在は疑問。
それが、自分の中に自然にストンと落ちて納得できるというだけのことで、説明不能。
そして、こんなことをいっている私もいずれ死んでこの世界から消えてなくなる。
なにかかたちになるものを遺したいとも思わないし、私の息子もいずれ死ぬし、「作品」をつくって遺しても、それが永遠に存在するわけでもない。

自分が生きている間に、人に思いを伝える。
「思い」は波動。

それしか、自分のできることはない。

だからまず、好きな人には素直に「好きだ」と伝える。




少年時代


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