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飛行教導隊、小松基地へ

2015年08月13日 | ミリタリー


地方紙の報道によると、新田原(にゅうたばる)基地の飛行教導群を小松基地に移すそう。
周辺空域で中国やロシア軍機の活動が 盛んになっている中、
訓練、演習の充実、強化に努める為に、
訓練空域が広 い小松基地へと移るそうですが…。

飛行教導群は、1981年に発足した、アグレッサー(仮想敵)部隊。
迷彩塗装を施したF15にはコブラのマークが尾翼にあしらわれています。
隊員は総飛行時間が2千~3千時間を超えるベテランから選ばれ、
そのF15使い敵機役となり、中○やロ○アが得意としている戦術等を使い、
パイロットを鍛えてあげるというもの。

小松基地沖にはG空域という空自最大のの訓練空域があるそうで
その広大な訓練空域を使い、空中戦の訓練を充実させる目的があると見られますが、
小松基地は日本海側で冬に雪と雷に悩まされる基地としても有名だそう。
今まで晴天率の高さで新田原が選ばれていたそうですが、
はたして本当に効率の良い訓練ができるのかどうか…。

さらに百里基地からF15の飛行隊が新田原のF4と入れ替えになるそうで、
これはもう、対中を意識しての事でしょうが、首都圏防空はF4のみ…。
日本海側をF15とF2で守る形ですからこれが一番良いといえるのではないでしょうか。
私が住んでるところも九州ですし(笑)
関東付近に近づく航空機は、F4で充分対応できるロシアの大型機ばかりでしょうし。
今後ロシアが何か変わった事をするかもしれませんけど…。

FX問題でF22に固執してしまった事と他の選択肢であるF35開発もタイミング的に遅く、
F4更新がぎくしゃくしてしまいまい、現在若干防空面で懸念が生じてはいますが、
配置転換等のやりくりで凌いでいるというところでしょうか。
F35開発がきちんと進み、空自F35が予定通り収められ、
F35の性能をきちんと引き出せる実戦部隊が編成されるのは何年先になるのかな…。


画像は全て航空自衛隊Facebookより
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