4月13日、陸自湯布院駐屯地において、
第2特科団改編行事が行われました。
第2特科団本部は布院駐屯地駐屯地ですが、
中国に対峙する第2特科団は南西諸島までをカバー。
西部方面特科連隊の155mm榴弾砲を配備する部隊が
九州内4ヶ所の駐屯地に。
湯布院駐屯地(大分県)にはMLRSを擁する第301多連装ロケット中隊。
そして、
健軍駐屯地(熊本県)には12式地対艦誘導弾を擁する第5地対艦ミサイル連隊。
勝連分屯地(沖縄県)には12式地対艦誘導弾を擁する第7地対艦ミサイル連隊。
さらに、
第7地対艦ミサイル連隊の、
第1地対艦ミサイル中隊が瀬戸内分屯地(鹿児島県)
第2地対艦ミサイル中隊が宮古島駐屯地(沖縄県)
第3地対艦ミサイル中隊が石垣駐屯地(沖縄県)
と南西諸島にミサイル部隊を置き、
有事の際は太平洋への進出阻止を行います。
今年度末には第8地対艦ミサイル連隊も発足予定。
陸自最大の特科団になると思われます。
それもこれも全て海洋覇権を目指す対中国を見据えてのこと。
中国経済は衰退しているそうですが、
中国の軍拡は一向に衰えません。
中国共産党が決めた事は絶対に覆らないということでしょうか…
不幸にも台湾有事となった場合、
おそらく南西諸島で自衛隊が壁を作り、
その壁に守られた場所に米国空母機動部隊が展開し、
台湾に援軍を送るのでしょうね。
そうならないことを願います。
上記画像は全て防衛省・自衛隊X(旧ツイッター)より