パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

原作と映画とドラマと

2024年03月05日 | 本・マンガ・テレビ・映画
3月4日(火)雨

原作至上主義である。
これは、少し前の日テレの問題以前から、こちらでも度々書いている。
漫画にせよ小説にせよ、原作ありきで、だから、映像化されるとなるとすごく心配する。
世界観が守られているだろうか、キャスティングがイメージどおりだろうか等々。
三浦しおん著「舟を編む」を初めて読んだ時、感動した。
こう見えてワタクシ、お仕事系の話、好きなのである。
映画化には不安が付き物。
そして、ほとんどのケースで小説を超えない、ワタクシの中で。
しかし、試写会で観た「舟を編む」は、ワタクシが読みながらイメージしていた映像そのものだった。
余談だが、この試写会、ブログ仲間のpさんと観に行ったのだが、出口でインタビューを受けるというおまけ付き。
そしてまたpさんがとても素敵で詩的な事を言うのよ!「印刷機の匂いがするようでした」とかなんとか。
しかし、その隣のnが、舞い上がったあがり症nが、くだらないコメントを言ったせいで採用されなかったのは一生の不覚。
ワタクシを映像ごとバッサリ切ってpさんの部分のみ使っていただいて結構だったのに・・・
ハイテンションのまま、ワタクシたちはめちゃ豪華な舟形のガラス器のプリンア・ラ・モードを食す夜だったことまで鮮明に覚えている。
それくらい、映画「舟を編む」は好きな作品だ。
そして、ここに来てドラマ化されると聞き、心穏やかならずも、とりあえず録画してみる。
サブタイトル「私、辞書つくります」見ただけで、視点が変わっとるがな!
さらにはワタクシ池田エライザ嬢のことがそれほど好きではない。
好きでない証拠に「池田イライザ」と連呼しては夫に「エライザね」と指摘され、
昨夜は娘と電話で「池田イライザだしさあ〜」と言っては「エライザね」と笑われる始末。
キャンディキャンディ世代にはしょうがない事なのである。
馬締君が野田洋次郎氏というのもどうだろう。
いや、ワタクシ、RAD好きよ。
でも、でもでも、どうだろう・・・
色々不安を抱えながら、渋々第一話を観てみた。
ちょっとびっくりしたし、最後エライザが「左」の説明する言葉には「うっ」てなるほどだった。
悪くない。いや、良いよ。これはどういうことだろうか。
世界観が変わっていないからと言う事なのだろうか。
いや、油断してはいけない。まだわたしゃ完全に心開いたわけじゃないからねっっと思いつつ二話目を見る。
辞書編集部の学生バイト、前田旺志郎君演じる天童君。
まえだまえだの旺志郎君、大きくなったねえ〜これは、彼を見かけたら必ず言ってしまうお約束。
は、さておいて、彼はゲイだという。
今、日本において、黎明期で啓蒙期であるLGBTQの挿入である。
この挿入の仕方によっては、無理矢理感があったり、取って付けた感あったりするものも少なくない中、このドラマでは辞書初心者の主人公が「恋愛」の語釈の「異性同士〜」に引っかかるという事からの流れなので自然で良かった。
と、第二回も納得のいくものであった。
そしてもうすっかり楽しみになって、さあ、3回目をみようかしらとみ始めたら開始1分で終了。
ひ〜っ!テレビの寿命が近いのか、時々録画機能が狂い、突然録画をやめたり画面が乱れたりするのだ。
キーーーっ!くそっ!とテレビに向かい口汚く罵る。
落ち着け!今のこのご時世、なんらかの打つ手はあるはずだ。うちの機械担当の帰りを待とう。

今日の一枚は・・・
我が地元の新聞社。
先日の公開審査の会場だった。初めて来た。想像より小さかった。
ここでも、毎日膨大な情報や知識が編まれているのだなあ。
コメント (9)
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