パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

食文化

2020年05月16日 | 衣・食・住
5月16日(土)雨

朝ドラ「エール」で、八丁味噌論争が盛り上がっていた。
ワタクシも、見ていて「うわ。毎朝、具のない味噌汁はキツい。」と思いました。
納豆は納豆で、「嫌いな人」にとっては食卓にあるだけで嫌かもなあ〜とも。
ワタクシは「結婚するなら価値観が同じ人が良いよ」論者。
イコールそれは家庭環境が同程度という意味である。
だから国際結婚には尻込みしたし(まるでそんな話があったかのような口っぷり)
皇族貴族、財閥との結婚にも反対。
逆に、あまりに質素倹約を推奨するお宅にも嫁にいけない(まだこの先、どこかへ嫁ぐ気か?)
結婚なんて、ただでさえ自分と違う「性」の人と一緒に住むわけで、これだけでかなりなハードルなのに、
文化が違う、生活レベルが違う、教育レベル、食生活、こういうことをひとつひとつ乗り越えていかねばならない。
いや、全くもって「オレ、どうでもいいよ。君がやりたいようにやって!」という人がいるかもしれない。
そういう人とならうまくいく?
いやいや、そういうこだわりのない人は、それはそれで厄介だったり腹立ったりすると思うなあ〜(じゃあどないしろっちゅーねん!)

食べ物の好き嫌いは、にんげんだもの色々あるでしょう。
でも、「食文化」となると好き嫌いのレベルじゃないからね。
味噌と醤油、この日本人のアイデンティティを揺さぶる二大調味料。
ちなみにワタクシは、麦味噌と甘い醤油をこよなく愛しておる。
東京にきて、なぜに煮物の味がビシッと決まらんのかと思い悩んで「はっ!醤油がしょっぱいからだ」
鹿児島で、特に指定ブランドの醤油を使ってたわけでもないので、東京でも普通にスーパーで売ってる醤油を買ったのだが
鹿児島のスーパーに売ってる鹿児島の醤油は、メーカーがいくつかあったとしてもだいたいどれも甘めの醤油だったのだ。
味噌も麦味噌が豊富な品揃え。
以来、ワタクシは、味噌醤油は通販で九州から取り寄せたり、帰省のたびに買いだめて送ったりしている。
夫も甘い醤油に麦味噌で育っているので文句はない。

食文化の違う夫婦はどう折り合いをつけているのだろうか。
ちなみに、東女と結婚した薩摩男児義弟Bは・・「赤だし、美味しいよ」と言ってた。
おぬし、魂を売ったな。
とはいえ、これが円満の秘訣とも思う。
これが頑固な義弟Aだったら、「赤だし???ありえん。食えない。こさんだけ(夫の家の裏山で採れる細竹)の麦味噌の味噌汁が飲みたい!」とか言いだし、もし東女がワタクシのような嫁だったら「はぁ〜〜〜!?じゃあ自分で作れっ!」と喧嘩にな・・・
はっ!東女の義妹は「え?麦味噌がいいの?うん!わかった。今日買ってくるね!」って言いそうだ。
こうして、みんな折り合いつけていって文化の融合になるのか?

ただ、不思議なのは、これほど「麦味噌が1番!」だの「煮物は普通に甘い醤油で、お刺身はさらにトロ甘い醤油に限る!」だの言ってるけど、
お寿司屋さんだのレストランだので食べる煮物やお刺身が美味しいのはどういうことか?
要するに、お料理の腕さえ良ければ、赤味噌でも白味噌でも八丁味噌でも麦味噌でも美味しいし、
甘いお醤油じゃなくても九州人の舌を満足させる煮物は作れるということですね。

ってことで、今夜、夫は大学時代の友人達とオンライン飲み会を開催するとのことで、今、居酒屋さんのテイクアウト惣菜を買いに行っております。
ついでに、チーズケーキのお店でチーズケーキ(これがマヂに本格的らしくチーズ臭いらしい)も頼んだ。
ワインと合うらしい。
鹿児島県人が、焼酎だけ呑むと思ったら大間違いよ!
ワインも日本酒もチューハイも、うまいものはうまい。
文化の融合、万歳!
コメント
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