夕刻のNST「マンデースポーツ」で解説のウッチーが、前節のFC東京戦でボクらが感じていた違和感を、的確に解説してくれていました。あのゲーム後半40分頃の「山崎→カズ」の選手交代シーン後のアルビレックスの戦術についてです。
あの交代を知った時、「なに?ここでカズ?なんで守りに入るわけ?」と一瞬思いましたが、「なるほど!貴章を前線にあげてパワープレーか!それはアリだな!」と、甲府戦での貴章の活躍が脳裏によぎりました。
しかし、前線に出てきたのは貴章ではなく、ソン・ジュフンでした。そしてその後はなんかチグハグな戦術の印象を受けたまま、大きな見せ場もなくゲームは0-3で終了したのでした。「せめて1点返そうよ!」というボクらの願いは消えました。
ウッチーはこの選手交代について、「3枚目の交代はボクも『?』と思いました」「ベンチの意図をピッチの選手はどう感じ取ったのか?」「ピッチとベンチに温度差があったのでは?」と指摘していました。特にパワープレーなのにゴール前にシンプルにボールを放り込まない選手に、監督の意図が伝わっていなかったのでは?というのです。
まぁあそこで1点返したらゲーム結果が変わっていたわけではないけれど、ウッチーの指摘は今のアルビの状況を的確に突いているように感じます。勝ち点をなかなか積み上げられないことで、信頼感や戦術に関する共通認識が薄れてきているとしたら、これは大問題です。三浦監督も選手の皆さんも、よろしくお願いしますね。ボクらには声援を送ることしかできませんから。