１０か月ぶりのゴール！

鹿島戦で、アルビの眠れる獅子・矢野貴章選手が、われらのキショーが、待ちに待った今季初ゴールをあげました。いやぁ～ヨカッタですね。この１点をどれだけ待ったことか！前半のロスタイム、貴章が中盤で相手のボールを奪うとそのままドリブルで駆け上がり、かなり遠い位置から打ったシュートでした。特に威力があったというわけではなかったですが、相手ＤＦに当たってコースを変えたシュートは、キーパーが全く動けないままにネットを揺らしました。

貴章のゴールは、昨年９月２６日の広島戦以来２２試合ぶりのゴールだったそうです。実に１０か月ぶりのゴールであります。時間に直すと１９４４分ぶりのゴールだそうであります。ここだけ聞くと「どんなＦＷだ？！」ってその存在価値を疑いたくなるわけですが、この期間中に貴章は、日本代表に招集されＷ杯にまで出場しているわけですからスゴイです。

しかも今回の鹿島戦では、累積警告で出場停止の勲に代わって、貴章はキャプテンマークを腕に巻いて出場していたのであります。まさに今回のゴールは、キャプテン貴章の初ゴールだったというわけですね。

残念ながらこの貴章の先制点は勝利には結びつきませんでしたが、首位鹿島にアウェイで堂々と引き分けた、アルビレックスの存在感を世に知らしめたすばらしいゲームでした。おそらく今回の貴章の得点は、次の更なるアルビの躍進につながるプロローグなんだと確信しています。

守護神・東口のケガが全治３か月というショッキングなニュースもあったわけですが、その東口だって黒河や高木のケガでチャンスを掴んで今季の活躍に繋がったわけですから、今こそ黒河はチャンスを迎えたのだと思います。週末のＦＣ東京戦では、ピンチをチャンスに変える黒河の踏ん張りを期待しています。