ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

保守の名が泣く、大阪市の自民党議員

2017-11-14 13:29:26 | 徒然の記

 さすが千葉県民の新聞です。

 隣の韓国が、竹島のエビを盗み、元売春婦を招き、トランプ大統領を歓迎した記事は載せましたが、大阪のことは伝えませんでした。

 ネットの情報で産経新聞の記事を読み、二つの発見に唖然としました。一つ目は、産経新聞の記事ですが、二つ目は千葉日報です。千葉日報だけ読んでいたら、他県の重要情報が手に入らないという困った発見です。

 大阪市の自民党議員たちが、売春婦像を建てたサンフランシスコ市議会に対し、「慎重に対話を重ねていくべきだ。」と主張し、吉村市長がする同市への非難決議に反対しています。

 千葉日報は別に取り上げることにして、まず産経の記事を紹介します。

  ・サンフランシスコ市への非難決議否決の事実は、慰安婦像を容認するという誤ったメッセージにつながっていく。

  ・姉妹都市としての関係を続けていくためには、議会として問題を放置せず、意思を表明することが重要だ。

  吉村市長の意見は正論で、国際的常識です。反日・左翼議員を除き日本人なら誰でも、吉村市長の言葉に耳を傾けます。それなのに自民党の議員が、市長の意見に同意しません。

 サンフランシスコ市には、韓国・北朝鮮、中国系の住民が多く、何かあると反日行動をします。彼らに支援された議員たちが、市議会の決議を左右するほど多数いることを、国際オンチで、世間知らずの大阪自民党の市議会議員とは言え、姉妹都市の話なら、そのくらいの情報はあるはずでしょうに。

 政府が韓国や北朝鮮と慎重に対話した結果、何が解決したのかと、大阪市の自民党議員は、何も勉強していません。

 3年前のブログで、国を大切にする議員が地方にはいないのかと失望し、「自民党の議員は、地方議会で居眠りでもしているのか。」と、批判しました。

 しかし今回は、非難だけでは済まされません、吉村市長の提案に、共産党と一緒になり反対したというのですから、これは利敵行為ではありませんか。

 大阪市議会で市長が「維新の党」とは言え、自民党はここまで反対するのでしょうか。保守の矜持を失い、反日の共産党と手を組み、サンフランシスコ市の反日行為に目をつぶるというのですから、「恥を知れ!」と言いたくなります。

 「保守の名が泣く、大阪市の自民党議員」たちです。

 自民党本部は、何をしているのでしょう。保守自民党の支持者は、大阪市議会の節操のなさを知り、自民党自体にも失望してするはずです。保守の誇りも信念もない、大阪市議会の自民党の議員たちの姿。これでは、議席欲しさに希望の党に誓約書を出し、当選したら約束を破る民進党の恥知らずたちと、何ら変わりません。

 今から9年前の平成20年頃、全国各地の地方議会が、反日・売国の腐れ新聞の慰安婦捏造記事に踊らされ、政府糾弾の決議をするという馬鹿げたことをやりました。

 その数なんと、全国で41議会。内訳は、村議会が2つ、町議会が4つ、残り35が市議会でした。決議に至るパターンはどれも同じで、市民団体が騒ぎ、民主党と共産党が取り上げ、公明党が賛成して議会決議をしていました。

 大阪市がこの馬鹿な決議をしたのは平成22年で、この年は一番多くの自治体が、「政府糾弾の決議」をしています。むかっ腹が立ったついでなので、地方議会の名前を紹介します。

 (埼玉県) ふじみ野市  (千葉県) 我孫子市  (京都府) 向日市 八幡市 木津市 

 (東京都) 西東京市、 (岩手県) 一関市

 (沖縄県) 今帰仁町、南城市、豊見城市、読谷村、多良間町 

 (大阪府) 吹田市、堺市、高槻市、大阪市   (鳥取県) 北栄町

 (北海道) 小樽市、士別市、函館市   (岡山県) 岡山市

 当時は自民党も地方議会で少数派に転落し、数の力で押し切られたのであろうと、好意的に考え、屈辱に耐えたと思っていたのに、政権に復帰した後でも、彼らは決議撤回の動きをしませんでした。

 民主党政権時代にした政府非難決議とはいえ、この議会決議は自民党政府と真っ向から対立するものでした。

 今回のように「外交問題である売春婦像」につき、国の動きと別に地方議会が決議をすれば、「政府との関係を混乱に陥れる。」とそんな理由で、「政府の非難決議」に反対した自民党議員は大阪市議会にいなかったはずです。

 常に政府自民党と反対の決議をする、大阪市議会の自民党議員は何を考えているのでしょう。

  「ねこ庭」は安部総理に、声を大にして警告します。
 
  「自民党の崩壊は、大阪市議会から始まる」
コメント (4)
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