ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

菅総理の決断 ( 閣議決定の英断 )

2021-04-30 13:43:27 | 徒然の記

 有識者会議の場において、亡国の学者たちが女性宮家、女系天皇について、賛成論を述べています。マスコミと、反日野党、活動家たちの声の大きさを考えますと、なし崩し的に、菅政権が認めてしまうのではないかと、危惧しています。

 今回は「菅総理の危うさ」について、述べるつもりでしたが、急遽予定を変更し、「菅総理の決断 (  閣議決定の英断 )」といたしました。閣議決定のニュースを、昨日私は偶然動画で発見しました。笑う人もいると思いますが、この重大ニュースを、「昭和の日」に見たというのは、偶然でなく、昭和天皇のお導きだったと、私は感じています。

 いうまでもなく、「昭和の日」は、昭和天皇の誕生日です。激動の昭和を国民と共に生きられ、苦楽を共にされた陛下のことを忘れないようにと、これが「昭和の日」の意味であろうと、私は勝手に解釈しております。

 前置きが長くなりましたが、早速本題に入ります。昨日私が見た動画は、4月28日のWillインターネットテレビでした。麗澤大学客員教授・西岡努氏の解説でした。

 日本維新の会の馬場伸幸衆議院議員が提出した「質問主意書」に対し、政府が、27日に閣議決定した答弁書で答えた、というものです。

 正確に覚えていませんが、記憶の範囲内で、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に報告します。(  正しく知りたい方は、Willの動画と、読売新聞の記事を確認してください。)

 〈   馬場議員の質問  〉

    1. 教科書に「従軍慰安婦」という言葉がいまだに使われているが、これで良いのか。

    2.   同じく、徴用工に関する記述で、「強制連行」「強制労働」という言葉が使われているが、これで良いのか。

  西岡氏の説明では、実際の質問はもっと長い言葉で書かれていますが、私が簡単に書き換えました。以下政府の答弁も、西岡氏の説明を割愛し、私が簡略化しています。

 〈   閣議決定した政府の答弁  〉

    1. 「従軍慰安婦」という言葉について

   ・吉田清治の話を、大手新聞が取り上げたため、間違った事実が広まったものである。

   ・大手新聞は、後日この間違いを訂正している。

   ・今後は、不適切な「従軍慰安婦」という言葉は使用しないこととする。文章の中で、「従軍」と「慰安婦」を組み合わせた記述も、不適切。

   ・「いわゆる従軍慰安婦」という言葉も、不適切。( 河野談話の中で使用 )

   2. 徴用工に関する、「強制連行」「強制労働」という言葉について

   ・軍艦島における朝鮮人労働者は、自由意志で来た者が8割であり、徴用は2割である。これを一括して語ることは不適切。

   ・徴用は日本人、朝鮮人同様に行われている。

   ・ILO条約においても、徴用は戦時労働として認められ、強制労働には入らない。

   ・徴用工について、「強制連行」「強制労働」「連行」という言葉は、不適切。

   ・今後は、「徴用工」という言葉を使用すれば良い。

 西岡氏の説明によりますと、今回政府は、新しい教科書検定基準を作っているのだそうです。

 「政府が決定したことについては、教科書に反映しなければならない。」ということになりました。従って今後は、反日左翼学者が、教科書の中で子供たちに間違ったことを教えられなくなります。韓国が不法に占拠し、自国の領土だと主張している島根県の竹島についても、反日左翼学者の意見が載せられなくなります。

 「日韓の間には、竹島という領土問題がある。」・・・彼らは教科書で、こういう表現をしていましたが、政府の見解は「日韓の間に領土問題はない。」というのですから、不適切な表現として削除されます。

 「菅総理は、安倍元総理より、もう一歩踏み出しましたね。」

 西岡氏が言いましたが、全くその通りです。安倍元総理がどうしても修正できなかった、あの「河野談話」を、実質的に無意味なものに変えました。子供たちが、間違った反日思想に染められないように、政府として決断したのです。さらに回答書には、次のような言葉が結びにありました。

 「これにより、教科書の正常化を進め、政府としては、国際社会に対しても、誤解を招かないよう発信する努力をする。」

 「昭和の日」に私が受け取った、最高の贈り物でした。この感激を共有できる方々に、お伝えせずにおれません。

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有識者会議 ( 両論併記か捏造か ? )

2021-04-29 17:50:42 | 徒然の記

 「武漢コロナ」関連の報道、菅総理とバイデン氏の日米首脳会談、反発する周氏のビデオ演説など、大きな記事に混ぜ、4月22日、共同通信社が目立たない記事を配信しました。

 「女性天皇容認論が多数」「皇位継承策の専門家聴取」・・・これが見出しです。

 危険な有識者会議については、先日ブログで紹介したばかりですが、4月9日の見出しと比較してみてください。

 「有識者会議」「女性天皇 賛否分かれる」「女系拡大は反対慎重多数」「女系拡大、根強い異論」「女性天皇は容認論も」

 私のように有識者会議に注意を払っている者には、共同通信社の記事が、「両論併記か捏造か ? 」という疑問になりますが、多忙な日々を送る人々にとっては、「捏造」記事になります。あるいは、「印象操作」、「情報操作」記事となります。

 読者の記憶に残るのは、先に出された情報より、後からの情報です。後日の記事には、前の記事を否定する作用があります。「後出しジャンケン」と前回述べました通り、共同通信社は「女性天皇容認論者」を、後出し記事にしています。というより、有識者会議がそのように、ヒヤリング日程を決めています。

 有識者会議のメンバーの名前と経歴については、後ほど調べるとして、まずは今回の専門家4人の名前を紹介します。( 前回は5人でしたが、今回は4人です。 )

  1. 今谷明氏 国際日本文化研究センター名誉教授  ( 日本中世史  )

  2. 処功氏( ところ いさお )  京都産業大・名誉教授  ( 日本法制文化史  )

  3. 古川隆久氏 日大教授 ( 日本近代史 )

  4. 本郷恵子氏 東大資料編纂所所長 ( 日本中世史、 )

 21日午後、首相官邸で開かれている様子が、写真で掲載されています。有識者4氏の意見を、分かりやすく列記します。

  1. 今谷明氏 

  ・女性宮家は、早く創設しなければならない。

  ・継承資格を、男系や女系や、男系女子に広げるかどうか、結論を出すのは時期尚早。

  2. 処功氏

  ・男系男子を優先しつつ、一代限りで男系女子まで認めるのは、可能であり、必要だ。

  3. 古川隆久氏 

  ・母方に血筋がある、女系天皇に賛成。

  ・女性天皇は、安定的な継承策の、「抜本的な解決とならない」が、女系天皇容認とセットなら、賛同できる。

  4. 本郷恵子氏 

  ・女系、女性天皇、いずれにも賛同。

  ・近年の女性の社会進出などを考えれば、継承資格を男子のみに限るのは、違和感を禁じ得ない。

 今回の専門家4人ついては、3番目の古川氏を除いては、初めて知る学者ばかりです。古川氏は、令和元年8月にNHKが国内だけでなく、海外へも発信した「昭和天皇『拝謁記』」の番組に協力した人物です。

 NHKの説明によりますと、初代宮内庁長官だった田島道治氏が、昭和天皇に拝謁した折のメモをもとにして作った番組です。田島氏は陛下に無断で多くのメモを書き、廃棄もせず遺族に渡しました。手帳とノート合わせて18冊ですが、このうち6冊は、小型の手帳や日記帳でした。

 国家機密に等しい昭和天皇のお言葉を、NHKは、10人を超える学者とともに、9ヶ月をかけて整理し、番組を作ったと述べており、この時10人の学者のリーダーとなっていたのが、古川氏でした。番組は、国家公務員法違反の違法報道であり、昭和天皇への背信番組です。私は、これを「報道の自由」と言うNHKの屁理屈を認めず、違法報道であり、犯罪番組だと、今でも思っています。

 4人の専門家の中で知っていると言いましても、知っている理由は、NHKの犯罪に加担した学者としての記憶です。こういう人物が、専門家などと重宝され、いまだに「有識者会議」に呼ばれているのですから、情けない話です。類は友を呼ぶの諺通り、意見を述べている他の3名の人物も、古川氏に似た、亡国の学者ばかりです。

 女性宮家や女系天皇を認めるという意見は、邪悪な野心を持つ人間に対し、皇室へ入り込む道をつけてやることにつながります。だからこそ、ご先祖たちは、こうした輩から皇室をお守りするため、「直系男子相続」という仕組みを作り、守られてきました。

 小室圭親子という実例があるのに、何も考慮せず意見を述べる学者たちは、反日左翼であるだけでなく、日本の崩壊を望む敵対国に協力する、「獅子身中の虫」であり、「駆除すべき害虫」です。

 「一代限りの女性天皇」ならば、認めるという意見が多く出ていますが、いわば俗世の欲に絡む、学者たちの意見です。いいにくい話ですが、愛子天皇を望まれているのが美智子様であるというのは、ネットの世界で周知の事実です。一般庶民であるとすれば、ご長男の第一子に家督を継がせたいという、母親の気持ちは理解いたします。

 しかし皇室では、「私」よりも「公」が優先するということは、小室親子の件でも実証されました。美智子さまが、今でもそうであるのか知りませんが、ご自身が否定されない限り、今回出席の俗物学者たちは、美智子様を忖度し、おもねりつづけます。ご覧になれば分かります通り、彼らは全員「愛子天皇容認」論者です。皇室会議のメンバーを選定し、専門家を指名するのは、官邸と宮内庁だと思いますが、もっとシッカリしてもらいたいではありませんか。

 安倍総理は、移民法やアイヌ新報、カジノ法案など、とんでもない法律を成立させましたが、それでも「憲法改正」と「皇室護持」の旗だけは立てていました。安倍政権を継承するとは言いながら、菅総理は旗を鮮明にしません。

 4月22日、共同通信社が千葉日報へ配信した記事について、紹介と批評は終わりました。次回は菅総理に関する不安を、若干述べたいと思います。

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天の配剤 - 6 ( 共同通信社と朝日による、余計な記事 )

2021-04-25 09:05:52 | 徒然の記

 昨日に続き、新聞記事の転記から始めます。

 「文書はA4用紙に、本文は注釈を含めて24枚、概要版が4枚、」「小室さんの弁護士を通じて、報道各社に配布された。」

 文書はネットで沢山拡散されていますから、詳細を省略し、問題視すべき部分のみを列挙します。

 ・結婚に対する思いに、変わりはありませんと書かれていること。

 ・元婚約者が言った言葉を小室氏が録音をしていたということ。

 相手の承諾なしに、会話の録音をしていたと小室氏が述べたのは、自分の方には証拠があると世間に胸を張りたかったのだろうと思いますが、これは逆効果でした。氏の人間性に対する不信感と、嫌悪感がさらに広がってしまいました。眞子さまのお相手の若者が、してはならない行為でした。氏は、眞子さまとの会話や宮様との会話も録音しているのではないかと、そんな疑いも生まれます。

 続くのが共同通信社による、余計な説明です。このような記事を書くから、国民に動揺が広がり、騒ぎが大きくなります。同社のやっていることは挺対協と同じで、問題の解決でなく、「騒ぎを大きくし、長引かせる」報道です。

 〈 1. 西村宮内庁長官の話 〉

  「非常に丁寧に説明されていた。」「( 評価は )  国民がされること。」

  〈 2. 秋篠宮様のお言葉 〉

  「決して多くの人が納得し、喜んでくれている状況ではない。」

 〈 3. 天皇陛下のお言葉 〉

  「秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し、喜んでくれる状況になることを願っております。」

  西村長官の話を除けば、陛下のお言葉も宮様のお言葉も、別の場所で、別の時に述べられたものです。こういう記事の並べ方をするから、世間に波風が立ちます。西村長官も記者会見で、「ノーコメント」を通すべきでした。

 「長官は、小室氏の書類を評価した。」と、共同通信社が書き、「なんで評価をするのだ」と、早速ネットで反論が起こりました。評価はしていないと、西村長官は後で弁明していましたが、皇室をお守りするためには、マスコミへのサービスを優先してはなりません。皇室の善意は外に出た途端、歪められ、捏造され、「煽動記事」に利用されます。

 これで4月9日の新聞記事の紹介が、全部終わりました。次の紹介するのは、偶然見つけたネットの情報です。朝日新聞アエラの電子版に、小室問題に関する明石元紹氏の意見が紹介されていました。氏は上皇陛下が退位される時、政府よりも先にご相談受けたご学友でした。インタビュー記事を、AERAdot編集部の永井貴子記者が書いています。

 「皇室が、国民の考えを理解し寄り添うのはいい。」「しかし肝心なのは、理解することによって、何が生み出されるのか、です。」

 氏の話は、小室氏のことでなく、問題を発生させた一因と、氏が考えている、上皇陛下への批判です。朝日新聞らしいと言えば、そうなのでしょうが、この記事も、解決でなく、騒ぎを大きくする方に力を貸していることが分かります。

 「皇室の人間としての立場や、取るべき行動は、一般の人たちとは異なります。」「きゅう屈な皇室を出て、一般の人たちと同じ生活を、ただ喜んでいるだけでは、」「皇族としての務めは果たせません」

 氏は、陛下と共通の師だった小泉信三氏について語り、永井記者がまとめています。

 「先の小泉信三は、皇室の役割について、」「『民心融和の中心』だ、と説いた。」「皇室のメンバーには、そうした自覚が必要だと、明石さんは話す。」

 開かれた皇室の重要性を、上皇陛下と美智子様にお勧めしたのは小泉氏でした。被災地へのご訪問や、家族のお写真を頻繁に公表されるようになったのも、氏の影響が大だったと、私は本で教えられています。十分な説明をしない明石氏に、私は疑問を抱きました。氏もまた、陛下を取り巻く「君側の奸」でないかとさえ思えます。

 「海外の王室も、日本の皇室も、時の権力や政治、そして外交に利用され、」「翻弄(ほんろう)されながらも、国民に対して誠実さを示し、」「互いの信頼関係を築くことで、存続してきた。」

 退位問題で時の人となり、マスコミに登場していましたが、ご学友と言うのであれば、余計なことを言わないのが、配慮であり、礼儀というものです。煽る朝日が悪いのか、乗せられて喋る氏が愚かなのか。氏の言葉を引用した、永井記者の記事が続きます。

 「そのためには『無私であれ』、『私』よりも、」「国民の幸せを願った生き方への覚悟が、必要だ。」「だが、それを若い世代の皇族方に望むのは酷であり、」「不可能な時代になった、と明石さんは言う。」「「公」を優先させる皇室で、生きよと望んだところで、矛盾しか生じない。」

 結局氏の記事は、明石氏の言葉を引用する形で、皇室批判へ繋がり、社の方針通りの皇室否定へと向かいます。

 「眞子さまの結婚問題が、皇室への敬愛や、」「支持を失わせるきっかけとなったのは、確かです。」「ただ、若い世代の皇族方に、そうした皇室教育を行ってきたご両親方や、」「祖父母世代にも、責任はあると思っています。」

 「皇室制度そのものに、すでにほころびは生じていた。」「眞子さまと小室さんの問題は、瓦解(がかい)への引き金を引いたにすぎない。」「皇室はもはや、異質な存在になりつつあると感じます。」「日本は、皇室を必要としない国へと成熟したのではないでしょうか。」

 明石氏のいらぬ話に続く、記事の締めくくりは、記者の感想です。

 「令和皇室はどこへ行くのだろうか。(AERAdot編集部・永井貴子)」

 令和の皇室はどこへも行きません。これまで通り国民とともに、あり続けます。私の感想は、「愚かな学友たちと、反日朝日は、これからどこへ行くのだろう。」「いつまで存続できるのだろう。」です。

 長くなりましたが、「天の配剤」を今回で終わります。

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天の配剤 - 5 ( 小室圭氏と母親の元婚約者 )

2021-04-24 17:57:24 | 徒然の記

 今回より、4月9日の小室氏に関する記事について述べます。氏の顔写真入りで、5段組みの記事です。「小室さん 話し合い頓挫」「金銭問題で文書を公表」・・これが見出しです。

 皇室に関わる新聞記事は、平成29年6月に「退位特例法」が成立して以来スクラップしていますから、小室氏のことも遡って調べられます。新聞だけでなく、週刊誌や雑誌がゴシップ記事を書き立てていますので、むしろこの件は国民周知の事実です。

 「秋篠宮家の長女眞子さま (29)と、婚約が内定している小室圭さん(29)が8日、」「週刊誌などで報じられている、家族の金銭トラブルに関して、」「改めて説明する文書を公表した。」

 これが書き出しの文章です。「家族の金銭トラブル」というのは、小室氏の母親が元婚約者から得た約400万円のお金の話です。相手は「貸した」と言い、氏の母親は「もらった」と語り、返す返さないでもめています。氏自身も、母親と同じ意見で、「頂いたお金なので、返す必要はなく、返す気持ちもない。」と、マスコミの取材で答えています。

 横浜市役所に勤務していた父親が自殺して以来、氏は近くの洋菓子屋さんで働く母親との二人暮らしで、元婚約者から渡されたお金は、学資として氏のためにも使われていました。それなのに、無下に「返す気もない」とはねつけたところが、問題なのです。誠実さの欠けた氏の言葉に、国民の多くが疑問を抱きました。しかし私が今、一番の疑問としていることがもう一つあります。

 マスコミも世間もほとんど注目していませんが、小室氏の母親にお金を貸したという人物とは、一体何者なのでしょう。「元外資系商社マン」「離婚歴2回」「ジャガーに乗る金持ち」「マンションを購入し、一時小室氏親子と暮らしていた」・・・と、この程度のことしか伝わっていません。

 小室氏の金銭トラブルが騒がれると、そのまま皇室へ波及するため、大問題となります。皇室と無関係な親子の金銭トラブルなら、「人の噂も75日」で、とうの昔に消えているでしょうし、元々新聞種にもならなかったかもしれません。

 「小室氏は、わずか400万円のお金で、皇室に大変なご迷惑をおかけしている。」「一体、何を考えているのだ」

 私を含め、多くの国民がそう思い、小室親子への疑念と嫌悪が生じ、消えません。しかし私は一方で、皇室にご迷惑をおかけしているのは、元婚約者も同様でないのかと考えています。報道されているほどの金持ちなら、氏の方も、卑劣な人間の仲間ではないのでしょうか。

 たかだか400万円をネタにし、一躍有名人となった小室親子を弄んでいると、私にはそう思えてなりません。マスコミの「守秘義務」とやらに守られ、名前も名乗らず顔も出さず、何か言う時にはマスコミを介して話をする。今では弁護士まで立て、自分の姿は隠したままです。胡散臭くてなりません。

 お世話になった氏に対し、お金は贈与だから返す気はないと、礼儀知らずな小室氏を嫌悪しつつ、同時に元婚約者に対しても、同じ気持ちです。私から見れば、彼らはどちらも皇室を傷つける卑しい人間であり、国を害する「害虫」です。

 「 こういう害虫の侵入を、どうして皇室は防げなかったのか。」

 秋篠宮様や両陛下に言及する前に、皇室をお守りすべき宮内庁、皇宮警察、警察、内閣府には、どんな危機管理システムがあるのかと、それを疑問視する方が先なのです。

 金銭トラブルで揉めている彼らは、今は単なる民間人かも知れませんが、皇室を揺るがせ、国民を困らせている大問題ともなれば、敵対国が目をつけずにはいません。、彼らのいずれか、あるいは双方に、他国の組織が接近する可能性が生じます。もしかすると、すでにそうなっているのかもしれませんが、単なるスキャンダルと見るのは、一般庶民だけにして欲しいものです。

 国の安全保障につながる問題だと、日本の指導者には考えてもらいたいと思いますし、そのくらいの警戒心がなければ、国と国民の安全は守れません。杞憂でないのかと思われる方もいるのでしょうが、私の心配は先日見たネットのネットの情報にあります。真偽を確かめる方法はありませんが、「挺対協」に関する記述でした。

 「挺対協」は、正確には「韓国挺身隊問題対策協議会」と言い、韓国内で最大の圧力団体です。慰安婦問題で日本を糾弾し、韓国国民を扇動し、韓国政府を動かしている、憎むべき団体です。日韓政府が合意した解決案でさえ、ひっくり返してしまう政治力を持っています。韓国国内だけでなく、日本でも知らない人はいないはずです。

 ある内部告発がきっかけとなり、「挺対協」の杜撰な資金管理状況が暴露され、激しい攻撃にさらされています。慰安婦に渡すべき金を内部で溜め込み、組織を運営する人間たちが、個人的に投資したり住宅を購入したりしていたのが、バレてしまいました。

 暴露されたその情報の一端に、驚くべき事実がありました。

 ・挺対協結成のキッカケは、一人の韓国人活動家と北朝鮮人工作員だった。

 ・組織の目的は、「慰安婦問題の解決」でなく、「慰安婦問題の紛争化」だったこと。

 ・「慰安婦問題」が長引くことによる、「日韓の対立」「韓国・北朝鮮の対立」を目的とする。

  つまり挺対協は、慰安婦問題を解決する意思が元々なく、日本、韓国、北朝鮮の間で対立と紛争を煽ることだけが目的だったのです。日本の外、つまり国際社会には「騒ぎを起こすことだけ」を目的とする、危険な組織や団体がいくらでもあるということです。彼らにとってみれば、小室氏親子の金銭トラブルは、日本の皇室まで波及するのですから、願ってもない騒ぎです。「日本弱体化」のために、利用しない手はありません。

 こういう観点から小室氏問題を考え、次回以降意見を述べようと思います。邪推に過ぎないと思う、興味のない方はスルーしてください。

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天の配剤 - 4 ( 御厨貴 東大名誉教授 )

2021-04-23 13:46:00 | 徒然の記

 大きな記事の、最後の16行に、「獅子身中の虫」「駆除すべき害虫」が登場します。共同通信者のお抱え学者ですから、前触れの文章も、国連の動きに連動しています。

 「男女平等やジェンダー論から、皇位継承をどう捉えるかも、」「重要な観点になりつつある。」

 ローマ法王がカトリック教の最高位の司祭であるように、天皇陛下は神道の最高位におられる司祭であります。皇室は、ローマ法王庁と同じく、「男女平等」や「ジェンダー論」とは別次元の世界なのに、共同通信社は思いを至らせません。

 「従来は、世襲のあり方や血のつながりの問題で、」「女性差別とは一線を画す、との見解が強かった。」「ただ、上皇様の天皇退位をめぐる政府有識者会議で、」「座長代理を務めた御厨貴東大名誉教授は、」「世界の潮流はそんな段階ではないと、指摘。

 「男女平等意識の高まりから、」「天皇陛下だけは別だという議論を立てられる時代は、過ぎた。」「皇室は国民から無視されれば、存在できない、」「と問題提起している。」

 青字で転記した部分が、御厨教授の意見です。氏の意見は、先日紹介した国連事務次長の中満泉氏の意見と連動しています。

  「日本の現状が正常でないということに、気づいてほしい。」

  「男女平等の実現は、日本社会全体にとって必要なこと。」

 中満氏は外務省の役人ですが、潘基文元国連事務総長に抜擢され、現在の地位にいる媚韓の人物です。何度でも言いますが、私は氏を、日本人の顔をした韓国人だと思っています。御厨氏は国連に巣食う敵対国の意を汲み、中満氏と共に皇室崩壊の手助けしている反日学者です。

 皇室を貶めるNHKや共同通信社同様、皇室崩壊を意図している他のマスコミ各社、自民党内の媚中・媚韓の議員、政権内にいる媚中・公明党、そしてこれに同調する反日左翼野党・・・と辿っていけば、「皇室問題」が単なる国内問題でないことが見えてきます。

 関与している敵対国は、中国、韓国、北朝鮮です。アメリカの政権内にいる「反日勢力」の影も見え隠れします。皇室破壊の工作員のような御厨氏を、なぜ政府は有識者会議のメンバーとして重用するのか。不可解であると同時に、今となっては、自民党政府にさえ危機感を抱かされます。

 第一回目のブログで、4月9日の新聞に、「皇位継承検討のための有識者会議」と「小室圭氏」の記事が、同時に配信されていたと、報告しました。そして二つの記事の見出しを、いつものように並べました。

 〈  1. 皇位継承検討のための有識者会議 〉

  「女性天皇 賛否分かれる」「女系拡大は反対慎重多数」「女系拡大、根強い異論」「女性天皇は容認論も」

 〈  2. 小室圭氏  〉

  「小室さん 話し合い頓挫」「金銭問題で文書を公表」

 小室氏の記事は、「女性宮家」や「女系天皇」を認め、邪な野心を持つ男を侵入させると、皇室がどうなるのかという「生きた実例」です。世間知らずの姫宮様をたぶらかし、夢中にさせた挙句、皇室を争いの修羅場としてしまいました。

 日本を愛し、ご先祖様を大切にする国民なら、「皇位継承問題」と、「小室氏」の記事を同時に読めば、皇室崩壊の危機を理解するはずです。そういう意味で、4月9日の新聞記事を、「天の配剤」と言いました。

 次回は、小室氏に関する記事を紹介し、本意ではありませんが、皇室の方々への批判もいたします。もしかすると荒れた「ねこ庭」となるのかもしれないと、覚悟もいたしました。

 偏見の強い私ですが、国を愛する人からの批判には、謙虚に傾ける耳を持っていますので、思い違いや、間違いがありましたら、ご指摘ください。

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天の配剤 -3 ( 政府関係者のジレンマ )

2021-04-23 11:27:50 | 徒然の記

 「次回は、巧妙な同社のごまかし記事を紹介します。」と言いましたので、説明抜きで転記します。

 〈  政府関係者の話  〉

  「 (天皇陛下の長女愛子さまを念頭に、)  男系女子を特例で認めるのは、」「やむを得ないと語る、自民党の有力議員も複数いる。」

 政府関係者が誰なのか、自民党の有力議員が誰なのか、共同通信社は説明しません。これが「巧妙なごまかし記事」と、私が指摘する文章です。前にも同社は、「世論」と「自民党保守派」と称する、曖昧な意見を紹介しています。

 国の基本を左右する重要な記事に、本当か嘘か分からないような人間の意見を載せるのですから、捏造に決まっています。自分の意見を正当化するための叙述は、記事ではありません。客観報道の枠を越え、「情報操作」の範疇となります。

 「女性天皇への反対は、過去8人存在した歴史の否定にもつながるため、」「伝統を重視する党の立場と矛盾する、というジレンマを抱えている。」

 正当な根拠のない女性天皇に反対することは、歴史の否定につながりません。伝統を重視する。保守自民党の立場とも、矛盾しません。同社の記事は屁理屈であり、こんなことにジレンマを感じるとすれば、そういう議員は自民党議員の資格なしです。率直に言わせて貰えば、こんなことをいう自民党の議員は、私の知る限りでは、二階氏であり河野氏です。千葉県に限って言いますと、曖昧な態度を見せる秋本氏と、公明党のために反党行為をした石井氏も、私はそのように見ています。

 だがこれでは終わらず、同社は次の「捏造記事」を追加します。

 〈  官邸筋の話  〉

  「他方、女系天皇への反発は、保守党内でより強固になっているのが実情だ。」「仮に愛子様が民間男子と結婚し、生まれた子供が将来即位すれば、」「性別に関係なく、女系となる。」

 〈  専門家の話  〉

 「その場合、父方の民間家系の天皇が誕生して、王朝が変わる。」

 女性宮家や女系天皇を認めますと、皇統の断絶となる事態を正しく説明しています。それでも私が、「捏造記事」と批判する根拠は、次の2点にあります。

  1. 「官邸筋の話」「専門家の話」などと曖昧な表現をし、実際に取材したのか、記者の作文なのか区別がつかない。

  2. 女系天皇は正しく否定しているが、愛子天皇については否定していない。

 ところが記事の最後になりますと、女性天皇も女系天皇も認める人物を、実名で紹介しています。中国、韓国、国連とともに、日本崩壊に協力する人間ですから、次回に詳しく紹介いたします。

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天の配剤 - 2 ( 女性天皇の実例 )

2021-04-23 06:01:48 | 徒然の記

 情報操作記事の第二弾を、紹介します。

 「政府有識者会議では、男系男子に限定する皇位継承資格を、」「女性や女系に広げるかどうかが、論点の一つだ。」

 このように書かれると、読者は「論点の一つだ」という言葉より、「女性や女系に広げるかどうか」が、会議の主要な論点だと勘違いします。正しい文章は、

 「安定的な皇位継承を可能にするためには、どうすれば良いか。」

 であり、女性・女系問題はその一部です。あたかも「女系・女性天皇論」が最初にあり、主要論点であるような文章を書き、「愛子天皇論」への誘導を始めています。自民党内に賛否両論があると「両論併記」をした後に、次の説明が始まります。

 「父方が天皇の血筋を引く、男系の男子のみが皇位を継ぐ制度は、」「明治期の旧皇室典範で、成文化。」「現典範に引き継がれた。」「女性と、母方に血筋のある女系は認めていない。」

 この文章は曖昧で、文意がすぐに通りません。どうせ国民には分からないと高を括っているのか、本気で説明すると困るからなのか。こういう部分も、「情報操作」や「捏造」記事に相当します。

 旧皇室典範は、GHQの手によって、憲法と同様に書き換えられたのです。この時「11宮家の皇籍離脱」と「皇室財産の大幅削減」が実行されました。先のブログで説明しましたとおり、この政策を実行したのは、初代社会党党首であり、初代社会党政権でもあった、片山哲総理の時です。

 「GHQの言いなりであったため、政権運営も政争も不得手な片山は、グズ哲とあだ名されていた。」と、そんな首相の手で、皇室典範は改正されています。男系継承の項目に手をつけなかったのは、マッカーサーによる妥協ではなかったと、私は考えています。

 「男系継承」を削除することは、「皇室の断絶」を意味しますから、昭和天皇のご信頼を失わせます。陛下のご協力をなくしたら、彼は日本統治ができなくなります。そういう重大な皇室典範の改定事情を、共同通信社は説明しません。

 国民の無知を良いことにし、話を別の方向へ進めます。

 「神武天皇以来、126代続くとされる歴代天皇は、全て男系。」「しかし江戸時代以前には、10代8人の女性天皇がいた。」

 この辺りから、いつものように敬語の使用をやめ、失礼な文章を書きます。

 「宮中の権力争いが続く中、中継ぎの役割で即位したとする説が多い。」「ただ推古天皇は、35年以上も在位。」「持統天皇は、藤原宮への遷都のほか、」「律令国家形成の基礎を作った実績があり、」「中継ぎ説に異を唱える、専門家もいる。」「全員が、在位中は独身だった。」

 ここでは、国民が知っておくべき重要事項が述べられています。これが、女性天皇の厳しい条件なのです。さりげなく、書いていますが、「在位中は独身だった」という事実こそが、女性天皇のお姿です。

 男系継承を守るための天皇ですから、推古天皇も持統天皇も、在位中は独身を通されました。あくまでも、直系男子の相続者が成長されるまでの中継ぎです。その期間がたとえ長くなっても、中継ぎである事実は不変です。異を唱える学者がいると、共同通信社が言いますが、そんな学者は反日左翼に決まっています。女性天皇に難癖をつけたいという、魂胆が見え透いています。これもまた、情報操作の一つでしょう。

 もしも同社の意図する愛子天皇が誕生するとしたら、愛子さまは生涯独身を通される可能性が出てきます。ご結婚をされるとしたら、皇籍離脱された11宮家の男系男子の方と結婚されるしか、道はありません。それはそれでまた、さまざまな議論を生じさせますので、同社は説明を省略しています。

 説明に窮した共同通信社は、いつものように自社としての説明をやめ、一般論へ逃げます。次回は、巧妙な同社のごまかし記事を紹介します。

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天の配剤 ( 有識者会議と小室圭氏 )

2021-04-22 16:36:53 | 徒然の記

 今日は4月22日ですが、読んでいるのは4月9日の新聞です。ブログに夢中になると、読む時間がなくなるため、新聞が溜まります。気がついた時、二、三日分まとめて読んだりしますが、追いつきません。

 いつからこうなったのか、新聞を読まなくてもテレビがあり、ネットの情報があり、不便は何もありません。どうせ主要な記事は、反日左翼の共同通信社の配信ですから、千葉日報新聞を応援していなければ、新聞をやめたいと思うくらいです。

 皇室については、ブログで取り上げるのを止めると考えていましたが、そうもいかなくなりました。4月9日の新聞に紙面は違いますが、「皇位継承検討のための有識者会議」と「小室圭氏」の記事が、同時に配信されていました。二つの記事の見出しを、いつものように並べます。

 〈  1. 皇位継承検討のための有識者会議 〉

  「女性天皇 賛否分かれる」「女系拡大は反対慎重多数」「女系拡大、根強い異論」「女性天皇は容認論も」

 〈  2. 小室圭氏  〉

  「小室さん 話し合い頓挫」「金銭問題で文書を公表」

 私は3月2日に、「森氏攻撃は女性宮家の前哨戦」、3月11日に、「やはり始まった女性宮家前哨戦  ( 国連の実態 )」というブログを書きました。今回の記事は、皇位継承問題が日本の国内問題でなく、国連関与の国際問題であるという見方の正しさを、示唆するものです。

 国連の人権委員会は、ここ数年、慰安婦問題、徴用工問題、皇室、森氏の差別発言などを材料にして、中国と韓国が手をたずさえ、捏造と偏見論を宣伝する場所となっています。アメリカの中の反日勢力が、事態を傍観し、黙認している場所でもあります。

 3月11日の記事は、これも共同通信社でしたが、国連における日本人職位の最高位と言われる、事務次長の中満泉氏の意見を紹介していました。

  「日本の現状が正常でないということに、気づいてほしい。」

  「男女平等の実現は、日本社会全体にとって必要なこと。」

 中満氏は外務省の役人でもありますが、潘基文元国連事務総長に抜擢され、現在の地位にいる媚韓の人物です。私は氏を、日本人の顔をした韓国人だと思っています。意識しているのか、いないのか知りませんが、国連での氏の言動は、「女性宮家前哨戦」への支援活動です。

 日本に残されている「皇室」を崩壊させるという、連合国の目的がやっと実現されようとしています。「日本国憲法」で軍隊が解体され、以来日本の世論が分裂しているように、今回は皇室を解体し、さらに日本を混乱させ、崩壊させようとしています。しかも中国・韓国が、中心となりやろうとしている。問題の核心は、ここにあります。

 自民党の議員の中に、私と同じ危機感を抱き、頑張っている議員諸氏もいますが、ほとんど力が発揮できません。媚中の二階氏一派と、公明党が幅を利かせているので、愛国の議員には日の目が当たりません。

 せめて息子たちと、「ねこ庭」を訪問される方々には、こうした実情を理解された上で、4月9日の記事を、一緒に読んでいただきたいと思います。

〈  1. 皇位継承検討のための有識者会議の記事について 〉

 政府は首相官邸で、第二回目の会議を開き、専門家5人を呼んで意見を聞いたと書かれています。以下、その5人の専門家の名前と意見を、列記します。

  1. ジャーナリスト・岩井克己氏 ( 元朝日新聞編集委員  )

   ・女性皇族が結婚後も皇室に残り、潜在的な継承候補者としての残るのはどうなのか。

  2. 慶應大・笠原秀彦氏       ( 政治学者 歴史学者  )

   ・皇位継承資格を男系女子まで拡大し、内親王に限り認めるというのは、憲法がうたう「男女平等」にも叶う。ただし女系への拡大は、見送るべし。

  3. ジャーナリスト・櫻井よしこ氏 (  国家基本問題研究所理事長 )

   ・女系天皇は、日本の皇室を根本から変えてしまう。

   ・女性天皇は、女系天皇容認論につながる可能性大であり、極めて慎重であるべき。

  4. 皇学館大・新田均氏     ( 歴史学者 神道学者  )

   ・女系、女性天皇ともに、皇統の断絶となるため不可。

  5. 麗澤大・八木秀次氏     ( 憲法学 法思想史 「新しい教科書を作る会」第3代会長  )

   ・皇位継承資格を女系に拡大することは、天皇制廃絶への道だ。女性天皇も認めない。

  慶應大学の笠原秀彦氏を除けば、他の各氏の意見は妥当であると思います。しかし有識者会議によるヒヤリングは、最終的に20人を予定していると言いますから、油断はなりません。元々共同通信社は、愛子天皇を望まれている美智子様と関係の深い会社ですから、後出しジャンケンの手法で、お花畑の国民を喜ばせるような、著名タレントを登場させるのではないでしょうか。

 もしかすると、国連事務次長の中満氏かもしれません。今回の記事にも、その兆しが現れています。同社は、正体不明の「世論」と「自民党保守派」と称する意見を紹介しています。

  1. 正体不明の「世論」

   ・世論の間では、女性・女系の容認論が広がる。

  2. 自民党保守派」と称する意見

   ・旧宮家男系子孫の養子縁組等により、男系を維持すべき。

 これらを総括した意見として、共同通信社の意見が入ります。こういう意見は、ヒヤリングの記事からは導き出されないのですが、同社は情報操作をやめません。

 「意見の隔たりは大きく、意見集約は難航が予想される。」

 記事のメインである5人の専門家の意見は、4 対 1で、女系・女性天皇反対論です。ここからどうして、こんな感想が出てくるのでしょう。息子たちに言います。これが反日マスコミによる「情報操作」の見本です。前回述べた、NHKによる「処理水の海洋放出」と同様に、日本をダメにするための「捏造記事」ですから、黙って読んではいけません。

 記事そのものは、女系・女性天皇に関する問題点を、かなり正確にまとめています。6段組みの大きな記事なので、同社も真剣に取り組もうとしている様子が伺えます。従って次回以降も、真剣に意見を述べようと思います。

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何がしたいのか、反日NHKと枝野氏は

2021-04-20 02:11:38 | 徒然の記

 靖国神社に関する、反日左翼教授と韓国新聞の大嘘に対し、反論のブログを書いている間に、世間の関心は、もっと別の出来事の方に移っていました。

 最近の日本は、政治も経済も、マスコミも、羅針盤の狂った船のように迷走しています。菅総理も日本の指導者として、旗色鮮明さが見えないままです。

 福島原発事故で発生した水を、敷地内のタンクで保管していましたが、飽和状態になったため、国際基準以下に処理し海洋放出すると、政府が決めました。これについて4月13日に、中国と韓国が早速反発し、記者会見をしました。

  1.  中国外務省の趙立堅(ジャオ・リージエン)副報道局長 

  「無責任なやり方だ。日本の国内問題にとどまらない。周辺の国々の利益を大きく損なう」

   2. 韓国の具潤哲(ク・ユンチョル)国務調整室長

  「絶対に容認できない。最も近い国であるわれわれ韓国との協議と了解がない。一方的な決定である」

 韓国のメディアは、「地球を汚し人類を殺す日本」という横断幕を掲げる、韓国人デモ隊の映像を放映しました。靖国神社と同様に、今回も中韓両国による日本攻撃です。中国も、韓国も、自分たちは処理を不十分なまま、海洋放出をしているにもかかわらず、日本だけを悪者にします。

 欧米諸国はもちろんですが、世界の多くの国は、日本の処理水が国際基準以下であり、他国と同様に海洋放出されると知っています。日本のメディアだけが、世界の情報を伝えませんので、相変わらず私たち国民が辛い思いをします。

 偶然、維新の党の足立議員が国会で、NHK会長に謝罪を要求している動画を見ました。驚いたことにNHKは、日本が海洋放出する「処理水」を、「汚染水」という言葉で報道していました。NHKの報道は国内だけでなく、世界にも発信されますから、中国と韓国が早速飛びついたという訳でしょう。

 いつものことですが、NHKの会長は、言を左右にし謝罪を拒みました。足立議員の批判はNHKだけでなく、立憲民主党の枝野氏にも向けられました。

 原発事故発生当時の官房長官だった氏は、誰よりも福島の状況を理解し、日本の苦労を知っているはずなのに、中国・韓国と歩調を合わせ、「海洋放出」に反対しています。一度は政権の座につき、国のため政治を担った指導者なら、「海洋放出」に反対する理由があるのでしょうか。

 むしろ政府と一体になり、国際社会に働きかけ、中国・韓国の言いがかりをやめさせるのが役目であるはずです。発電所の敷地には大量の湧水があり、このままでは増え続ける水を処理しきれなくなります。責任のある政党なら、「海洋放出」以外にどんな方法があるのか、意見を述べるべきでしょう。

 ことにNHKについては、単なる間違いで済まされるものでなく、意図的な反日報道です。巨大組織のNHKには多くの人間がいて、たくさんの番組を作っています。ためになる素晴らしい番組も、数えきれないほど提供しています。

 しかしどうやらこの大きな組織の中には、一部に反日左翼の人間がいて、国を害する番組を作ったり、おかしな報道を発信したりします。

 近いところで言いますと、令和元年に報道された、「昭和天皇拝謁記」というドキュメント番組です。ドキュメントという形を取っていますが、内容は反日左翼学者による、昭和天皇の批判報道でした。政治に悪用されがちなので、昔から陛下のお言葉は、なるべくそのまま出さない配慮がされています。

 宮内庁長官としての立場にいた田島氏が、陛下に無断でお言葉をメモし、公務員の守秘義務を忘れた遺族と、これを無視したNHKが報道してしまいました。彼らは「報道の自由」と強弁しますが、実態は公務員の守秘義務違反という犯罪行為です。反論できない昭和天皇を貶めたという点においても、私はNHKの犯罪行為を許す気になれません。

 平成12年には、「女性国際戦犯法廷」という番組を作り、信じられない話ですが、昭和天皇の戦争責任を追及しました。平成21年には、「NHKスペシャル ジャパンデビュー」というドキュメント風の番組で、日本統治下の台湾で人々がひどい目にあったという、捏造報道をしました。

 これらは全て国内だけでなく、海外にも発信され、日本人の誇りを傷つける反面、中国や韓国・北朝鮮という反日国家には喜ばれました。処理水の海洋放出報道も、こうした一連の流れにあるものですから、もうこれ以上NHKを放任してはなりません。

 受信料という名目ですが、法律で強制徴収されますから、実質は国民の税金です。国に役立つ番組を作っているのならまだしものこと、国と国民を悪者にするような偏向報道を、どうしていつまでも許すのでしょう。「報道の自由」とは、「国民の不利益」を超える、上位理念なのでしょうか。

 正社員が減り、パート、アルバイト、派遣などと、若者たちの所得は年々下がっています。国税庁の平成26年度の資料によりますと、20代前半の平均年収は約 248万円です。一方NHKの社員の平均年収は、1,100 万円です。彼らは別名、「電波貴族」と呼ばれています。

 このようなことは報道されせんから、若者たちは知らないのでしょうが、社会的弱者の味方を自認する立憲民主党の枝野氏は、なぜNHKを国会で追及しないのでしょうか。多少パフォーマンスがあるとしても、足立議員の意見は国民的正論です。

 氏の意見に賛同しない自民党の議員諸氏は、一体なんなのでしょうか。

「何がしたいのか、反日NHKと枝野氏は」・・プログのタイトルはこのようにしましたが、本当は書き加えたい気持ちです。

 「何がしたいのか、反日NHKと枝野氏は、そして自民党の議員諸氏は。」
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東大教授・小島毅氏 - 10 ( 日本軍朝鮮軍人 )

2021-04-18 21:34:57 | 徒然の記

 前回で終わる予定でしたから、ネットで検索していた資料をほとんど削除しました。幸いにも、唯一残っていた資料が、東亜日報への反証データとなります。こういうことなら、データの作成年月日、作成者など、もっと詳しくコピーしておくべきでした。

 東亜日報の記事を真似るなら、「全ては後の祭り」ということになります。

 データの前段部分に、説明がありますので、そのまま転記します。

 「旧日本軍出身の韓国人は、日本統治終了後、」「韓国軍の主力として、朝鮮戦争などでも指導的役割を果し、」「第18代(昭和44年)までの韓国陸軍参謀総長は、全て旧日本軍出身者で占められていた。」

 「21世紀になると、日本軍の将官、高級将校を務めたものは、」「貴族院議員、衆議院議員、道知事、裁判官、朝鮮総督府高官などを務めた朝鮮人と同様に、」「親日反民族行為者と、認定されている。」

 「他方、北朝鮮においては、旧日本軍の将校以上の地位にあった者は、」「対敵協力者として、ほとんどが粛清され、」「その代わりに、ソ連の士官養成教育を受けた者たちが、」「朝鮮人民軍将校団の、主軸となった。」

 見つけたデータは、旧日本軍の中にいた朝鮮人の軍人名です。「将官」「佐官以下」「下士官兵」と、区分されています。

  1. 将  官 ( 中将  6名  少将  3名 )

  2. 佐官以下 ( 大佐4名 中佐2名 少佐2名 大尉2名 中尉5名 少尉3名 )

  3. 下士官兵 ( 准尉1名  上等兵等 6名)

 旧日本軍の中に、朝鮮人が何人いたのか知りませんが、中将以下34名の指揮官がいたのです。主として彼らが、朝鮮人部隊を指揮命令していたとしましても、植民地軍人の中に、これだけの指揮官を任命するのは、常識として考えられません。

 朝鮮人部隊が無理矢理徴用されてきたというのなら、彼らに日本軍と同様の武器弾薬を支給し、行動させるでしょうか。彼らが日本の軍隊で、日本人として訓練を受け、教育を受け、信頼できる同胞だったから、こういう編成が可能だったのではないでしょうか。この事実は、韓国軍人が、植民地の人間として扱われていなかったという証明になります。

 ここからが肝心のデータです。個人名と階級、日本の敗戦後、故国へ戻ったのちの彼らの状況が書かれています。

      1. 将 官

 2.   佐官以下

下士官兵

 以上は「著名人日本軍朝鮮人」というデータですから、一部の人物だろうと思います。将官は別にしましても、「佐官以下」「下士官兵」にはもっと多くの人物がいたのではないでしょうか。
 
 韓国人は、日本が朝鮮を植民地化したと言いますが、植民地を支配した欧米諸国が、植民地の人間を、自国民と同様に軍隊で処遇した例があるのかどうか、聞いてみたい気がします。しかし聞いたところで、彼らの思いは変わらないでしょう。中国・韓国人にあるのは、論理でなく、自己中心的な感情論です。名付けて、「中華思想」「小中華思想」「儒教」と言います。マルキシズムと同じ宗教であり、信仰ですから、本気で相手にしないのが一番なのでしょうか。
 
 靖国神社のブログを、今回で終わります。
コメント (2)
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