Mars&Jupiter

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アントニン・ドヴォルザークの序曲「わが家」作品62を聴く

2014-10-09 04:15:32 | アントニン・ドヴォルザークの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1841年生まれのチェコの作曲家ドヴォルザークが、
1882年に作曲した序曲「わが家」作品62である。
彼の略歴は以前述べたので省略する。
聴いたCDはラファエル・クーベリック指揮、
バイエルン放送交響楽団の演奏による。
力強く重々しい序奏から始まり、
この序奏はベートーヴェン風でもある。
とはいいながら、民謡風の旋律も出てくるので、
ドヴォルザークらしさは十分に現れている。
この作品では民謡「あのわが家の庭先では」と、
シュクロウブ作曲の「ふるさとはいずこ」の旋律が、
主題に使われてソナタ形式で展開されていく。
スラヴ舞曲を思わせる部分もあるのはそんなこともあるのだろう。
これらの主題をもとにベートーヴェン風に展開した感じである。
チェコの郷土への想いがあふれている作品で、最後は力強く終わる。

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